親ばかパパの子育て日記

キャンピングトレーラーであっちへこっちへ!

2023.12 紀伊半島の旅(1日目) 〜 太地町立くじらの博物館 〜

 2023年の年末旅行は紀伊半島を周ることにしました!一番の目的は白浜の「アドベンチャーワールド」にいるパンダです。

 「アドベン」には6年前にも訪れました。子ども達が

パンダ、見たい!

 というもんだから、パンダを目的に和歌山までデリカを走らせたんです。

 しかしながら…子ども達の記憶に残っていないみたい。まぁ当日、長女は3歳、次女は2歳でしたから無理はないですかねぇ…。という訳で、この冬休みは「再び!」パンダを目的に和歌山を旅することにしたのでした!

 

 

 和歌山へ!

 

 クリスマスの夕方に神奈川の自宅を出発。この日は23時に三重県の伊勢道・奥伊勢PAに到着して、ここでP泊としました。

 本当はもう少し先まで走っておきたかったんですけどねぇ…出来るだけ高速道路の深夜割引を使いたい関係で、最後となるこのPAで時間調整をすることにしたのでした。

 

 そして、無事に迎えた朝。

 地方の小さなPAなので車は少なく、静かな夜を過ごすことが出来ました。

 

 朝ご飯を終えて出発!

 間もなく高速道路が終わり、国道42号線を進みます。海沿いの快適なドライブコースが続きます。

 

 熊野川を渡って、新宮市内へ。

 懐かしい場所です。

 

 橋の左側に目をやるとJR紀勢本線の橋が見えますが、その先は太平洋です。

 10年以上前の話になりますが、上流にある瀞峡からカヌーで3日かけてここまで下って来ました。そして、画像の右手にある岸に上陸して熊野川の旅を終えたんです。

 熊野川は本当にきれいな川でした。これまでに、釧路川(北海道)、那珂川(栃木県・茨城県)、相模川(神奈川県)、気田川(静岡県)、四万十川(高知県)等をカヌーで下りましたが、透明度でいったら熊野川が一番だったと思います。懐かしいな。

 

 太地町立くじらの博物館

 イルカちゃん、クジラちゃんと!

 

 さて、やって来ました!太地町です。

 今日の目的地は「くじら」!

 

 車は第二駐車場へ。メチャクチャ広い上、停まっている車はほとんどいなくて、トレーラー付きでも止め放題でした。

 前回来た時は強烈な風で寒くて仕方なかった記憶が強く残っているのですが、今日はとても穏やかな天気でした。

 

 まずはお昼ご飯。

 非常食として持ってきているハズですが、子ども達のリクエストによりカップラーメン。

 子どもって、好きですよね。カップラーメン。パパも子どもの頃は好きでしたよ。

 

 そして、「くじらの博物館」へ!

 あれっ!?青いポスト発見!

 

 入場するとイルカショーの最中でした。

 ここのイルカ達、人懐っこいんですよね。前回訪れたとなんか、水槽に近づくと口に入れた魚を自慢するかのように見せてくれたのを覚えています。

 

 そして、場内を進みました。

 こちらはシロナガスクジラの骨格(レプリカ)。

 ホントにデカいよな…。カヤックなんかに乗っている時に出会ってしまったらどうすればいいんだろう?

 

 太地町はクジラとイルカ漁で有名なところ。

 集まってくるクジラとイルカの種類も色々とあるんですねぇ。

 

 あちらの建物は資料館。

 

 展示されていたのは、

 

 バンドウイルカ「はるか」に関する資料。

 後ろ脚があったイルカだそうです。

 

 退化したはずの後ろ脚が先祖返りしたと考えられたそうな。

 ちゃんと骨まであったというのだから、驚きの話です。

 

 場内には色々な体験イベントがあり、どれかは子ども達にやらせてあげたいと思いました。

 最初に子ども達が選んだのはこれ。イルカへの餌やりです。

 

 桟橋を渡って、

 

 うわぁ〜!

 メチャクチャ可愛い!

 

 なんて人懐っこいイルカ達!

 魚をもらえることがわかっているので声を出して呼んでくるのですが、その仕草(!?)が可愛いのなんの。

 ちなみに、イルカに声帯はないので、その「声」は頭の天辺にある鼻がら出されている「音」だそうです。

 

 こちらは、クジラのハナゴンドウ。

 それにしても、海の水があまりにも透き通っているので吸い込まれそうで怖くなるくらい。そんな中で泳ぎ回っているイルカとクジラは本当に見ていて癒やされる存在だったのでした。

 

 クジラショーが始まりました。

 子ども達は「クジラ」と聞いて、シロナガスクジラの様なでっかいクジラがショーをするのかと期待したみたいですが、ハナゴンドウちゃんです。

 そう、イルカとクジラの違いは何?って、それは大きさです。一般的に体長4mより大きいものが「クジラ」、それ以下は「イルカ」と呼ばれるそうです。けれど、その境界は曖昧らいしい。ハナゴンドウの大きさは4mくらいなので、まさに微妙なライン。しかし、顔だけみるとマッコウクジラに似ていて雰囲気は「クジラ」です。それに対して、ベルーガ(シロイルカ)はでっかいけれど「イルカ」と呼ばれていますもんねぇ〜。

 

 場内最奥にある、海洋水族館「マリナリウム」に入ってみました。

 

 うわぁ〜!

 なんて神秘的な光景でしょ。

 

 水面から差し込んでくる太陽の光が美しいのなんの。

 いつまでも見入ってしまいます。

 

 小さな水槽もありました。

 

 ウツボとアカシマシラヒゲエビ。

 そう、最近になって知りました。ウツボとアカシマシラヒゲエビいつもセットなんだそうです。このエビがウツボの口の中に残った食べかすや身体に付いた寄生虫を食べてキレイにしてくれるので、この二人(?)は利害関係が一致しておりいつも一緒なんだとか。

 そして、このペアは、長男が大好きな絵本、『うみの100かいだてのいえ』にも描かれていました(何度も図書館で借りてきて読んでいるというのに、今は家になくて写真を載せられなかった…)。そして、絵本の中で文章にはそんなことはどこにも解説されていないのがこれまた憎たらしいというかなんというか…(笑)。なんて、思っちゃいました。

 

 今日は本当にいい天気。風がまったくありません。

 基本的に「外」がメインの水族館なので、ありがたかったです。

 

 最後に、再びイルカのショーを見ました。

 

 次女が撮った写真。

 なかなか、いいタイミングじゃん!

 

 これも!

 

 ショーが終わってからは、「イルカにタッチ」に参加。

 

 「イルカの肌の感触はナスに似ている」という話がありますが、次女の感想としても、

ツルツルで気持ちよかった

 とのことでした。

 というのもね…6年前にここを訪れた時、この「イルカにタッチ」に長女は参加したのに、次女はダメだったんですよ…怖かったみたい。けれどね、後でやっぱり触りたくなってしまったようなんです。そのことををずっと覚えていて、今日はここでイルカにタッチすることをずっと前から楽しみにしていました。パンダを見たことは忘れてしまっているというのに、イルカにタッチできなかったことを覚えているとはね…(笑)。

 克服できてよかったよ!

 

 博物館本館

 

 さて、水族館エリアを満喫した後は博物館本館へ移動しました。

 そう、ここの名称は「太地町立くじらの博物館」なんです。どうも、「水族館」のイメージを持ってしまうんですよねぇ。

 

 マッコウクジラの実物大。

 本当にデカい!

 

 これがあの有名な!?「龍涎香(りゅうぜんこう)」!

 これはマッコウクジラの腸内に発生する結石。芳香があるため香料に利用されたり、漢方として利用されたりもするんだとか。マッコウクジラの体内から排出された後、水より軽い龍涎香は海面を漂って海岸まで流れ着くことがあり、その「偶然」によってしか手に入れることができないため非常に貴重なものなんだそうです。ネットで記事を探ると、色々でてきます。質によって値段は変わってくるそうですが、「9.5kgで7700万円!」とか、「100kgで3.3億円!」とか。本当なのかなぁ?

 

 よくまぁ、こんなに小さな船でクジラを獲っていたもんです。

 信じられません…。

 

 そんなこんなで、イルカやクジラと戯れ、そして少しお勉強もできた「太地町立くらじの博物館」でした!

 

 夕方になってしまいました。

 紀伊半島の旅1日目、満喫したなぁ。

 

 道の駅「たいじ」でP泊

 

 さて、「くじらの博物館」から車を数分だけ走らせて、この日は「道の駅・たいじ」でP泊をしました。

 今回の旅では7泊の行程のところRVパークの利用は2泊のみで、他はすべてP泊の予定です。そのため、「洗い物」が大きな課題となり、食事の準備にはママが色々と工夫をしてくれました。

 

 ハンバーグとお米はボイルするだけのもの。食器類は紙皿でetc…。

 けれど、これだけで十分ご馳走です。感謝感謝。

 さて、明日は「本州最南端」でぇ〜す!

 

 備忘録

 

 

 12月25日(月)

 自宅16:50→22:55奥伊勢PA

 この日の走行距離:牽引あり386km+牽引なし0km=386km

 

 12月26日(火)

 奥伊勢PA7:55→10:20太地町立くじらの博物館16:50→道の駅・たいじ

 本日の走行距離:牽引あり116km+牽引なし0km=116km

 この旅での走行距離:牽引あり502km+牽引なし0km=502km

 

 

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