今日は移動日です。青森市内から下北半島を目指します。
お楽しみは「恐山」。パパもママも10年前にここを訪れた時の記憶はかなり鮮明で、今回はぜひ子ども達を連れていってあげたいと思ったのでした。
という訳で、今日は今回の旅行では珍しくデリカD:5+AVIVA472PKを100km以上走らせた一日となりました!
モヤヒルズオートキャンプ場出発
モヤヒルズでの最後の朝です。
今日は移動距離が長めなのと、今日泊まるキャンプ場は1泊だけの予定なのでそちらでゆっくりしたいという思いもあり、早めに出発することにしました。
相変わらず早起きの子ども達。何をしているのかと思ったら…
長女が弟のミニ四駆を作ってあげていました。どこまで自分でできるかな?と、パパは興味津々。このまま見守り続けることにします。(ホントはパパが作りたいんだけど…我慢です!)
今朝はメロン(と、パン)。しかも、主食であるメロンは4分の1ずつ。(長男はほとんどの果物を食べないんです…)
まだまだ沢山あります。毎日贅沢だな。
パパとママが撤収作業を進めている間、長女は弟を遊ばせてくれていました。
誕生日プレゼントがここでも大活躍。しかも、ねーちゃん達はこうなることを予想して、弟が持っているミニカーをこっそりと持ってきてあげていたのだから大したもんです。
8:35 出発準備完了しました!
いやはや…青森市滞在の思い出は「ねぶた祭」の思い出となりました。
また来られたらいいな。その時は長男も一緒に跳ねられるかな?楽しみです。
恐山 〜 天国と地獄のお散歩 〜
陸奥湾に沿って車を走らせ、恐山にやって来ました!
いやぁ〜、やっぱりここにはただならぬ雰囲気が漂っています。
車を降りた瞬間から、ドキドキしてきました。
到着するなり、デリカの屋根に登って遊んでいた長女が悲鳴をあげたので何かと思ったら…自転車のカゴにオニヤンマが引っかかっていたとのこと。走行中にぶつかり体を痛めてしまったのかな?全然、動く気配がありません。
それにしてもデカい。そして鮮やかな色。独特な存在感ですね。長女が悲鳴をあげてしまった気持ちもわかります。
では、入場です!
子ども達はこの雰囲気に何か感じるものはあるのかなぁ?
長男は至って普通でしたが。
まずは地獄へ。しかし、なんだか明るい。
前回来た時は曇空だったんです。冷たい風が吹き、気温も肌寒いくらいでした。そして、至る所に立てられている無数の風車がカラカラと音を立てて回っていました。その風車が、いかにも「地獄」の雰囲気を作り出していたんです。
しかし、今日はこんな青空。そして、暑い…!
地獄の雰囲気なんか、かけらもありませんでした。
そして、天国にやって来ました。
いやぁ〜、ここは本当に天国なのかもしれません。
極楽浜とはよくいったもの。
この透き通った水。
そして、この静けさ。
行ったことはないけれど、
天国ってこんなところなのかな?
と思わせるような風景です。
火山の関係からだと思われますが、こんな色をしたところも。う〜ん…ここは天国なのだろうか、地獄なのだろうか…。どちらにせよ、「この世」とは思えない光景です。
ちなみにこの湖は「宇曽利湖」(正式には宇曽利山湖)といい、強酸性の湖。そのため、生息する魚類はウグイ1種のみなんだそうです。しかも、ここに住むウグイは世界で最も酸性度の強い湖に生息する魚類なんだとか。
菩提寺の境内に戻ってきました。
さて、ここには温泉があり拝観料だけで入浴することができるんです。
建物の中を写真に撮れないことが残念でした。とても「味」のある温泉なんです。
真っ白で熱いお湯。そしてこのい建物の雰囲気といい、色々な意味で「効果」が期待できそうなお湯でした。
さて、きれいさっぱりと身体を清めることができた後ですが…パパはこの後、冷や汗をたっぷりとかくことになりました。というのも、宇曽利湖がカルデラ湖であることを考えれば予想できたことでもあったのですが…帰り道にはすっごい坂が待っていたんです。
むつ市街からここまでの道のりはそれなりの登り坂ではありましたが、トレーラーを牽いていてもビビる程の坂ではありませんでした。しかし、峠を超えてカルデラの中に向かって下り初めた瞬間…とてつもない急坂の下りが始まったんです。「帰りは登れるのか?」と不安になるほどの急坂だったのですが、止まったところでUターンすることもできないので下るしかなくここまでやって来てしまったのでした。
グーグルマップのストリート・ビューで下調べはしてありましたが、道幅に問題ないことを確認したものの、坂の傾斜まではわからなかったんです。
という訳で、ここから先、帰り道の「登り坂」が超懸案事項でした。
さて、出発。走り出してみると、「登り坂12%」の標識が立っていました。そういうことか…。10%を超える坂ってそうあるもんじゃないですよね。十和田湖での経験を生かしてシフトを1速に固定し、スピードは10km/hをキープ。すると、意外にもあっさりと登り切ることができたのでした。距離的にはそこまで長いものではなく、十和田湖の454号線に比べたら楽勝でした。
いやぁ…それでも冷や汗でびっしょりでした。こんなところでデリカのエンジンが壊れてしまったらどうなるのか、とドキドキしてしまいましたよ。
そんなこんなで、無事に恐山を脱出。むつ市街に戻り、今日の宿である「早掛レイクサイドヒルキャンプ場」へと向かいました!
備忘録
8月8日(火)
モヤヒルズオートキャンプ場8:35→道の駅よこはま→11:55恐山14:00→14:40早掛レイクサイドヒルキャンプ場
この日の走行距離:牽引あり135km+牽引なし0km=135km
この旅での走行距離:1084km+牽引なし567km=1784km