親ばかパパの子育て日記

キャンピングトレーラーであっちへこっちへ!

2023.8 青森の旅(5日目・前編) 〜 イタリア人サイクリストとの出会い・水遊び・十和田湖出発 〜

 3泊を過ごした十和田湖を出発です。早かったなぁ。

 今日の移動距離は90km程度なので、それほど時間は掛かりません。なので、チェックアウト時間ギリギリまで湖で遊んで行くことにしました。

 それにしても、十和田湖脱出はすごい坂だった!デリカが壊れるんじゃないかと冷や汗かきまくりでしたよ…。

 

 

 イタリア人サイクリストとの出会い

 

 昨夜、このキャンプ場にはイタリア人のご夫婦が滞在していました。8週間かけて自転車で北海道〜大阪を走るとのこと。「外国の方が自転車で日本を旅している」というとこでパパは大興奮してしまいました。

 自分も20年前に北米のアラスカから南米のボリビアまで自転車で旅したことを話すとご夫婦も興味を持ってくれ、昨夜は随分と話し込んでしまいました。

 私はこれまで自転車で国内外を随分と旅し、その道中では本当にたくさんの人に出会い、そして支えて頂きました。いつどこでどんな人に出会ってどんな話をしたか、なんてことを20年経った今でも鮮明に覚えています。なので、落ち着いた生活を送れるようになった今はあの時お世話になった方々に恩返しをしたいと思うことがよくあります。しかしながら、それは容易なことではありません。連絡先もわからないですし、みなさん地球の裏側にいらっしゃいますし…。

 そこで考えたことは、今、昔の自分のように旅をしている人に出会えたら、自分がしてもらったことと同じだけのことをその旅人にしてあげよう、ということです。なので、今回のイタリア人ご夫婦との出会いは、「遂にその時が来た!」と興奮してしまったのでした。

 そこでまず考えたこと。それはビールの差し入れでした。旅の道中、たっくさん頂きましたから(笑)。しかしながら、タイミング悪く、冷蔵庫に入っていたビールは残り1本(明日、買い出しの予定だったんです)。お二人に一本では失礼過ぎます…残念ながらお裾分けはできませんでした。

 そこで、お二人にはこれから走る予定のコースを伺い、自分がわかる範囲でアドバイスをしてあげました。メチャクチヤ下手くそな英語でね…(笑)。英語で話をしたのは何年ぶりだろう?

 そして、今朝になって思いついたこと。このキャンプ場はゴミが持ち帰りなんです。自転車でゴミを運ばなきゃいけないなんて大変な話。という訳で、彼らのゴミは引き取らせてもらいました。

 そんなことしか出来なかったけれど、少しは恩返しになったかな?

 ちなみに、ご夫婦は仕事をリタイヤしてから老後の楽しみとして世界各国を自転車で旅しているそうです。その年齢になってから自転車で外国とは!?自分にはできるかなぁ?

 朝、出発を見送ろうとしたら、ご夫婦から「子ども達も一緒に写真を撮っていい?」という嬉しいお申し出がありました。その1枚が上の写真です。長女は外国の方との触れ合いに興味津々な様子。ずっとパパの側にいて話を聞いていたのでした。

 そんな中、「I'm hungry」を聞き取れたみたいです。

お腹へったって言ってたね!

 なんて、後になってから言っていました。

 長女にとってもいい経験になったかな?

 

 ご夫婦が出発されていき、キャンプ場は私達だけになってしまいました。

 それにしても、緑がキレイで明るくて、本当に気持ちのいいキャンプ場です。そう言えば、初日に一緒だったキャンパーさんは八戸ナンバーのマイクロバスで来られていたのですが、「キャンプはいつもここだよ。ここばっかり来てる」とおっしゃっていました。地元(青森)の方でも気に入って通われている方がいるくらいなんですね。

 ちなみに長女は、

バスでキャンプなんて最高じゃん!どの席に座ってもいいんでしょ?パパもバス買ってよ!

 なんて興奮しておりました。パパも憧れますが…簡単に言わないで下さい。

 

 食後のまったりタイムを楽しむ次女。

 こういう時間を「楽しい」と思えるって、いいことです。

 

 もう一度、十和田湖で水遊び

 

 さて、子ども達は

湖で遊びたい!

 というので、チェックアウトの時間まで十和田湖を楽しんでいくことにしました。

 

 今日は浮き輪も持ってきて泳ぐ気満々。

 湖は急に深くなることがあるので、浮き具は必須です。

 

 そして、お魚探しに夢中。

 昨日は水の上から探していましたが、今日は水中メガネを付けて顔を水に突っ込んでいました。どんどんとたくましくなっています(笑)。

 

 今日もたくさんの捕れたみたい。

 (ちゃんと湖に返してあげましたよ!)

 

 ここは本当に気持ちのいい浜です。

 「生出キャンプ場」は湖畔沿いでないというところが残念に思っていましたが、この距離で遊べるならありがたいです。

 子どもたちは早くも

またこのキャンプ場、来たい!

 と絶賛していました。

 そう簡単に来られる距離ではないんだけどねぇ…。

 

 さて、出発準備完了です!

 

 また来られるといいね。

 

 冷や汗ダラダラの峠越え

 

 十和田湖を出発。

 次の目的地は津軽半島方面なので、十和田湖から北西へ伸びる国道454号から102号に車を進めました。

 いやはや…一昨日、デリカ単体で走っていたのでわかってはいたのですが、凄い坂でした。デリカ、壊れるんじゃないかと思った。

 

 道幅は狭くてもこんな程度なので、問題ありません。

 車通りもほとんどないです。

 

 しかしながら、こんなクネクネなんですよねぇ〜。

 しかも、坂の傾斜がかなり急。何%あったんだろう?

 

 ヘアピンカーブが始まると2速ではエンジンが苦しそう…バドルシフトを使って1速へ。

 「1速・1700回転前後・10〜15km/h」これをキープすると、なんとかいけそうでした。

 ハザードランプを出しっぱなしにしておきましたが、後ろから車が来ることはほとんどなくて助かりました。

 

 ATFは105℃で高止まりしています。これは新発見でした。そうか…ギヤを落とし、ゆっくりと登ることが大事なんですね。

 これまで、ATFが110℃を超えてしまい休息することが度々ありましたが、これで対策を一つ学びました。こんなに急な坂での牽引でも、1速ならいけるんだ!

 まぁ、交通量が多い道だと大迷惑ではありますが…。

 

 峠に到着!

 いやぁ〜、冷や汗かきまくりでした。

 よかったぁ〜。デリカありがとう!お疲れ様です!

 

 燃費は4km/L (笑)

 頑張ってくれました!

 

 右の階段は展望台への歩道。

 その左が、登って来た国道454号です。

 

 反対側から見るとこんな感じ。

 どれくらいの傾斜だったか、イメージしていただけるでしょうか?

 

 さてはて、そんなこんなでなんとかカルデラを脱出しました(笑)。

 お次のキャンプ場は、つがる市にある「つがる地球村オートキャンプ場」です。ただその前に、田舎館村に寄り道する予定。何が見られるかな?お楽しみです!

 

 (つづく)

 

 備忘録

 

 

8月2日(水)

 

生出キャンプ場11:00→道の駅田舎館村13:25→14:10イオンモールつがる柏15:05→15:25つがる地球村

 

この日の走行距離:牽引あり99km+牽引なし0km=99km

この旅での走行距離:牽引あり886km+牽引なし93km=979km

 

 

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