親ばかパパの子育て日記

キャンピングトレーラーであっちへこっちへ!

2023.8 青森の旅(6日目・中編) 〜 眺瞰台・青函トンネル記念館・竜飛岬・青函トンネル入口広場 〜

 津軽鉄道の旅を楽しんだ後は、デリカで津軽半島を北上しました。目指すは竜飛岬。「走り屋」のパパとしては、やはり先端を目指したくなってしまうんですよねぇ〜。

 そして、もう一つの目当ては青函トンネルです。パパが鉄道好きになったきっかけは小学6年生の時に家族旅行で乗った「寝台特急・北斗星」でした。なので、青函トンネルにはとても深い思入れがあるんです。トンネルの全長「53.85km」という数字は今でも頭の中にしっかりと刻まれています。

 という訳で、「青函トンネル」と聞くだけで当時の記憶が蘇り、今からワクワクだったのでした!

 

 

 眺瞰台

 

 津軽鉄道の旅を終えた子ども達をピックアップし、デリカで海岸線を北上します。

 

 集落が途切れ、いよいよ道は「最果て」の雰囲気に包まれてきました。

 

 おっ、始まるぞ!

 そう、だから津軽半島にトレーラーは牽いて来なかったんです。

 

 登っていくよぉ〜!

 まるで龍が空を駆け上っていくかのように、道が山肌を登って行きます。

 

 グイグイと坂を上り、眺瞰台(ちょうかんだい)に到着!

 

 すごい高さだ!

 そして、すごい風!

 

 こんな感じ。

飛ばされないでねぇ〜!

 

 高い木がなくて、遠くまで広がる緑色の山肌。

 そして、この風。

 

 なんだか、北海道の道北を思い出させるような風景です。

 

 階段を登って展望台に上がってみました。

 奥の方に竜飛岬の灯台が見えます。

 すごいな…こんなに凸凹な山肌を走っていくのかぁ。

 

 青函トンネル記念館

 

 さて、青函トンネル記念館に到着しました!

 

 建物はあちら。

 それにしても相変わらず風が強くて、

 

 長男は飛ばされそう…(笑)。

 必死に「抱っこ」を求めてきました。

 

 では、展示ホールへ。

 

 建物はそこまでの規模ではありませんでした。

 香川県にある瀬戸大橋記念館と比べると、かなりこじんまり。

 

 けれど、展示物は工夫されており、子ども達も興味を持って見ることが出来たようでした。

 上の画像はミニシアターでの一コマ。青森側と北海道側のトンネルが繋がった瞬間です。それにしても、昭和の時代の初期〜中期のによくこんなにすごいものを作ったものです。青森側と北海道側からそれぞれ掘り進んだトンネルが繋がった時、そのズレは数十cmだったというのですから…。

 

 ちなみに、赤いループが青函トンネルの断面の大きさなんだとか。かなりデカいんだな。

 長男は赤い部分を新幹線が走るのだと勘違いしていましたが…。ジェットコースターですか?

 

 この瓶の中にいる魚はというと…青函トンネルの中を泳いだ魚だそうです。

 青函トンネルの工事は出水との戦いだったんだとか。26年間という工事の間、何度か、大規模な出水の危機にも見舞われたそうです。その時、この魚はトンネルの中に入ってきてしまったのだとか。

 海底トンネルでの採掘作業。工事に携わっていた方々は常に死の恐怖と戦っていたんでしょうね…。自分だったら…気が狂ってしまいそうです。

 そんなこんなで、青函トンネルについてお勉強をすることができた「青函トンネル記念館」でした。

 

 竜飛岬

 

 青函トンネル記念館から車でわずか5分。

 竜飛岬に到着です!

 

 駐車場から少し歩いて、

 

 岬の先端に到着!目の前に広がる津軽海峡の向こうには北海道が横たわっていました。

 昨年の北海道旅行が思い出されます。感無量です。

 子ども達も昨年の「北海道旅行の思い出」と、今日の体験が繋がったようで、日本の形や大きさについて少しイメージすることができたようです。

北海道に行った時はデリカとトレーラーを船に載せてあの海の上を渡ったんだよ。

 という話にはかなり驚いてくれました。

 

 ちなみに、竜飛岬という名前の由来は「龍が飛ぶがごとく強い風が吹き付ける」という云われからだそうです。別名「風の岬」とも言われる程、年間を通して風が強いところなのだとか。青函トンネル工事についても、この風は強敵となっていたとのことでした。

 夏だからまだ気持ちいいと感じていられますが、冬は厳しい世界なんでしょうね…。

 

 崖の下は真っ青海です。

 本当にキレイ。

 

 岬って、本当にいいですね。感動があります。

 やっぱり「岬めぐり」はやめられないなぁ。

 

 竜飛岬のすぐ近く。

 ここが有名な「階段国道」です。

 

 海沿いの集落まで降りられるみたい。

 

 ママが、

下まで行ってきてもいいよ。デリカで待ってるから。

 と優しい言葉をかけてくれましたが、いやぁ…今日もとてつもない暑さなんです。という訳でご遠慮させて頂きました。

 

 青函トンネル入口広場

 

 今度は陸奥湾に沿って南下します。

 こちらの道は日本海側とは打って変わって平坦で走りやすい道でした。

 

 そして、竜飛岬から車を走らせること30分。青函トンネル入口広場に到着!

 眼の前に見えるトンネルの入口が青函トンネルです。あそこを入っていくと、海の下を通って北海道に繋がっているんです。不思議…。

 

 「広場」と呼ばれているだけあって、特に何かの施設があるという訳ではなく、小さな売店、トイレ、展望台がある程度の場所でした。

 

  こちらが展望台。

 

 展望台の横にもトンネルがあるけど、こちらは青森側のトンネル。

 

 反対が北海道に続く青函トンネルの入口です。

 さて、パパは線路沿いで、ママは展望台でカメラを構えることにしました。

 

 おっ!

 トンネルの中から轟音が近づいてきました。

 

 ヘッドライトが見えた!

 

 来たぁ〜!

 

 新幹線と言えど、青函トンネル区間は160kmでの走行なので意外にゆっくり。

 

 しかし、鼻が切れた…。

 

 いってらっしゃ〜い!

 しかし、10秒も経たないうちに、

 

 青森方面から北海道行きが!

 

 また、鼻が切れた!(笑)

 

 すごいタイミングだったなぁ。

 北海道行きがあと数十秒早かったら…青函トンネルの入口で顔を並べる「はやぶさ」の写真が撮れたところでした。

 

 さて、こちらはママが展望台から撮った写真。パパより上手です。(笑)

 

 パパが一番興奮している感じです(笑)。

 32年前、当時小学6年生だったパパは「寝台特急・北斗星」に乗って、ここを通ったんです。

 今、北斗星がここを通ることはなく、「新幹線・はやぶさ」が走っている光景には時代の流れを感じさせますが、やっぱり寝台列車が走らなくなってしまったことは残念でなりません。

 子ども達は度々、

ベッドがあって夜も走る電車に乗ってみたいよぉ〜!

 って、言うんですけどねぇ。なくならないうちに「サンライズ」に乗っておくかなぁ。(家族5人で乗ったらいくらかかるんだろう?)

 

 津軽平野に戻って来ました。

 今日は盛りだくさんだったなぁ。デリカの走行距離は199km。津軽鉄道に乗ったの思い出なんか遠い昔の話のようです。

 子ども達もそれなりに楽しんでくれたようで、ホッとしたパパでした。

 さて、キャンプ場に戻ると、

 

あれっ?

 十和田湖で破れかけていたタープがさらに破れてしました。けれど、これで破れ具合が左右均等できれいな形になった。(笑)

 

 この白い帯は何かと思ったら、トイレットペーパーでした。皿拭きに使って、そのままコットの上にでも置きっぱなしにしてしまったのかな。

 竜飛岬はすごい風だったけれど、ここもけっこうな風が吹いていたのかなぁ。留守にする時の対策の甘さに反省させられたのでした。

 

 さて、長い一日でしたが、今日はまだまだ終わりません!

 ジャワーだけ浴びて、この後は再び五所川原市に移動。今夜は花火大会です!

 

(つづく)

 

 備忘録

 

 

 

8月3日(木)

 

つがる地球村8:40→9:10津軽五所川原駅→(津軽鉄道)→津軽中里→12:05青函トンネル記念館13:00→13:05竜飛岬13:25→14:00青函トンネル入口広場14:30→16:10つがる地球村18:00→18:20臨時駐車場20:25→つがる地球村20:45

 

この日の走行距離:牽引あり0km+牽引なし199km=199km

この旅での走行距離:牽引あり886km+牽引なし292km=1178km

 

 

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