親ばかパパの子育て日記

キャンピングトレーラーであっちへこっちへ!

2022.8 北海道の旅(20日目) 〜 函館→青森→岩手・津軽海峡フェリー 〜

 今日で北海道とはお別れです。寂しいけれど、いい天気に恵まれたので、気持ちはまで暗くはなりませんでした。それより、「無事に旅を終えられそうだ」という満足感の方が強かったかもしれません。

 さて、3週間の思い出を胸に、津軽海峡を渡ります。

 

 

 登Tさん、楽しい時間をありがとうございました!

 

 

 今日は7:30の船に乗る予定です。出航60分前には到着するように伝えられていたので、大沼を5:30には出発しなければなりません。

 パパが心配していたのは、そんな時間にデリカのエンジンをかけなければいけないことでした。そのため、少しでも周りの方に迷惑を掛けないように、デリカとトレーラーの連結は昨夜のうちに済ませておきました。これで、朝はエンジンをかけた瞬間には出発することができます。

 また、登Tさんは昨日のうちに各サイトを周って「明日の朝はご迷惑をお掛けしてしまいます」と挨拶をして周って下さっていました。そこまでして頂いてしまい恐縮です。お世話になりっぱなしですみませんでした…。

 

 では、出発です!

 まだ朝早い時間だというのに、登T夫妻が見送りをしてくれました。

 本当に楽しい時間をありがとうございました!

 

 いってきまぁ〜す!

 

 再び津軽海峡を渡ります!

 

 大沼を出た後はバイパスで函館市内に入り、港に向いました。

 函館山が見えてきましたよ!

 

 函館フェリーターミナルに到着。

 悲しくもあり、嬉しくもある瞬間でした。終わっちゃうんだなぁ、という悲しさと、無事に旅を終えることが出来た満足感が入り混じって不思議な感じでした。

 

 そして、乗船手続きも完了。

 復路もデリカ+トレーラーの長さの計測はしっかりとありました。やっぱり車検証の数字だけじゃ駄目なんですね。

 

 大枚を叩いて買った切符です。

 ちなみに今回の旅行では、全体の旅費のうち半分近くが青森〜函館のフェリー代でした。この船代に3週間の宿代が含まれていると考えれば、納得できる部分もなくはないのですが…やっぱり高い。だって、5mのキャブコンなら16800円のところが、12mのヘッド車+トレーラーだと74410円なんですから…。

 

 トレーラーでササッと朝ご飯を食べ、あとは乗船開始を待つだけです。

 

 GOサインが出ました!

 では、いきますかぁ!

 

 乗りました!

 乗っちゃいました!

 北海道とお別れです!

 

 今回は3週間という長い時間があったため、基本的に1箇所に2〜3泊ずつという贅沢な周り方をすることができました。そのため、日数が長かった割には訪問した場所は意外と少なく、「3週間もありながら、道東へ行かなかったの?」と言われてしまいそうです。

 けれど、「やっぱりこれでよかったな」と思いました。欲張るとどうしても車を走らせている時間が長くなってしまいます。子ども達は観光地巡りより、キャンプ場でダラダラの方が何倍も楽しいですからねぇ〜。

 今回の旅行は、子ども達の記憶にどれくらい残るのかな?パパは小学1年生の時に訪れた広島の記憶が今でも結構残っていますから、長女と次女は多少なりとも頭の片隅に思い出を残しておいてくれるかもしれません。長男は無理だけどね…(笑)。

 

 さらば、北海道!

 また来るよ、北海道!

 そのためにも!

 フェリー代、もう少し安くしてくれぇ〜!(しつこい?)

 

 お盆休みのど真ん中ではありましたが、お盆入りしたばかりの「上り」だったからか、船内の混雑はそこまでではありませんでした。

 子ども達はテレビに夢中。あと、家族全員、シャワーを浴びました!短距離とは言わないでもそんなに長い距離ではない船なのに、きれいなシャワールームが用意されていて無料で使えるんです。往路の船でそのことを知ったので、復路ではしっかりとお風呂セットを持ってきたのでした。

 

 今回の旅行では行きも帰りも津軽海峡は凪でした。

 気持ちのいい航海でした。

 青森が、本州が見えてきましたぞっ!

 

 さて、帰りますかぁ〜!

 

 三陸道をひたすら南下!

 

 青森ベイブリッジで青森駅をまたぎ、青森市を西から東へ横断します。

 この辺りはまだ子どもが生まれていなかった頃に奥さんと二人で訪れ、「ねぶた祭り」で跳ねた思い出があります。子ども達がもう少し大きくなったら、家族みんなで跳ねられるかなぁ。

 

 八戸へ抜け、三陸道に入りました。帰り道も高速代をケチるべく、仙台までは三陸道を走ります!

 三陸道は、300kmも続く日本で一番長い無料高速!新しい道だけあって、とても走りやすかったです。というのも、舗装がきれいなので、トレーラーがとっても静かで快適な道でした!

 

 青森を出てからというもの、子ども達3人は息をしているか心配になってしまうほど爆睡しておりました。

 たくさん遊んだからね〜。ゆっくりと休んで下さいな。

 

 途中、雨雲レーダーで「真っ赤」に表示されている地域に突入。恐怖を感じる程の雨でした。しかし、今回の雨も走っている時間だけ。本当に天気に恵まれた旅行でした。

 それにしても、三陸道は長かったなぁ〜。ヘットヘトになりましたよ!

 

 19:00 岩手県の南端、陸前高田にある「道の駅高田松原」到着しました。そう、東日本震災で有名になった「奇跡の一本松」のところです。

 東日本震災が起きたのは今から11年前。その半年後に私は1日だけでしたが、南三陸町にボランティア活動に行ってきました。全てが流されてしまった町並みの風景を今でもハッキリと覚えています。

 同じように津波の被害を受けてしまった陸前高田にも、その爪痕は今でもハッキリと残っているようでした。というのも、到着した時間が真っ暗だったので何も見えなかったのですが、この道の駅の周辺はまるで砂漠の中を走っているのかと思うくらい真っ暗な世界だったんです。

 東日本大震災のことは子ども達にきちんとつ伝えておかなければいけないと思っています。今回は寝るだけの訪問になってしましたが、そろそろ学習の意味も含めて三陸を旅してもいいのかな、と思いました。

 

 寝る前にしっかりと避難経路を確認しておきました。

 何も起きませんように…。

 さて、明日はとうとう、神奈川です!

 

(つづく)

 

 備忘録

 

 

8月13日(土)

 

RVパークおおぬま5:30→6:15函館港7:40→(津軽海峡フェリー)→11:20青森港11:30→13:05道の駅しちのへ13:20→八戸南IC14:40→(三陸道)→15:45道の駅普代16:20→(三陸道)→18:05道の駅さんりく18:20→(三陸道)→19:00道の駅高田松原

 

この日の走行距離:牽引あり367km+牽引なし0km=367km

この旅での走行距離:牽引あり2603km+牽引なし530km=3133km

 

 

 

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