せっかく1月の新潟にやってきたのだから、どうしても滑りたい!
ネットで各スキー場の積雪状況を確認し、今日のゲレンデは「ムイカスノーリゾート」をチョイスすることにしました。
湯沢に近づけば近づくほど雪はあるのだけれど、東京に近いところはスキーヤー&ボーダーで賑わっていそうです。“できるだけ東京から遠くて小さなスキー場”という条件も加味して選んだのがこのスキー場だったのでした。
さてさて、スキーデビュー2年目の我が家の子ども達(5歳と4歳)。今シーズンはどれだけスキルを上げることができるのでしょうか?今後、自分が楽をするためにも(!?)レッスンに熱が入ったパパでした。
ムイカスノーリゾートとは?
やっぱりね…。アクセス路はもちろん、駐車場もカラカラに乾いていました。スタッドレスの必要性はゼロ!う~ン…ゲレンデは大丈夫かな?
こちら、「ムイカスノーリゾート」は関越道・六日町ICから5分という利便性に優れたスキー場ではありますが、リフトはクワッドリフトが1本、ペアリフトが3本かかっているだけのこじんまりとしたスキー場です。
そういえば、小学生の頃にスイミングスクール主催のスキー教室で六日町に何度か来ていたことを思い出しました。記憶を辿ると、「ミナミスキー場」という名前を思い出したのですが、調べてみたら、「六日町ミナミスキー場」→「六日町スキーリゾート」→「ムイカスノーリゾート」に名称を変更していたんですね。
そういうことだったのか…。しかしながら、さすがに30年前の記憶はほとんど残っておらず、“懐かしさ”は感じられなかったのはちょっと残念でした。
リフト待ちが長く、なかなか本数が稼げない…
それにしても、すごい数の人ヒトひとでした。 3連休の中日だからある程度は覚悟していましたが、ここまでとはビックリ。リフト券を買うのに30分も並んでしまいましたよ…。
滑れるスキー場が少ないから人が集まってきてしまったのかな?若者のスキー離れという話が信じられない程の混雑ぶりでした。
しかしまぁ、混んでいるとは言えどリフト待ちは10分程度でしたので、“昭和”に比べたら全然マシといったところでしょうか。
とりあえずクワッドリフトに乗って、上を目指します。
我が家は子ども用の板&ブーツはまだ1組しか用意していません。幸い、年子の長女と次女は足の大きさがほぼ同じなので使い回しができます。よって、長女と次女は交互にスキーを楽しみ、待機している子どもはママとソリ遊び。パパは滑りっぱなし。というのが、今のところの我が家の雪遊びスタイルです。
長女と次女に話し合いで決定させた結果、今日は次女が先に滑ることになりました。
正面に八海山を望めるハズのスキー場ですが、午前中はガスが出ていました。ただ、風が吹いていなかったのが幸いでコンディション的にはマズマズといったところ。積雪量も、クワッドリフトを降りてみると、これもマズマズといった感じでした。よかったよかった!
さて、次女の方ですが…「滑りたい」気持ちは強いものの、「怖い」気持ちも強く、なかなか「滑る」というところまで辿り着けません。「パパァ~抱っこぉ~!」の嵐。まだ4歳だからねぇ~、仕方ないところかな?
結局、後ろから抱きか抱えてあげる形で下まで滑り下りることになったのでした。
パパはヘトヘト…。
次女は1本滑っただけで満足してしまい、長女に選手交代です。
おっ!
霧が晴れてきましたよっ!
リフトを降りると見事な展望が広がっていましたっ!
って、書きたいところなんだけど、なんじゃこの写真???
どうやら、カメラの設定ダイヤルを回してしまっていたようで、絞りが「手動」になっていました…。PCで補正をかけてみたけれど、焼石に水でした。
こんなにいいアングルだったのになぁ…ショック。
今シーズン初滑りということでかなり緊張気味でしたが、長女はそこそこ滑れました。昨年、覚えた感覚は忘れていなかったようです。
スキーの教え方として、一般的には「ハの字にして!」という文言がよく使われますが、なんせ長女はまだカタカナの理解が曖昧なので、「ハの字」という指示は通じません。そこで私は、「ハの字」のことを「シンデレラのポーズ」と名付けました。
長女の前をバックボーゲンで滑りながら、両手を広げて、「はいっ!大きなシンデレラ!」と言葉をかけると、足を広げることができるようになりました。ブレーキのかけ方はだいぶ身体に染みついてきたみたいです。
「ムイカスノーリゾート」のゲレンデの特徴は、クワッドリフトを降りた所(スキー場全体の中腹辺り)がメインゲレンデになっているところです。
下(クワッドリフトの乗り場)まで滑ろうとすると、そこは林間コースになっており、練習ができるようなコースではありません。けれど、ある程度滑れるようになった子どもには新鮮味あるコースだったようです。
コースが狭いので崖から落ちないか、パパは冷や冷やしてましたけどね。(笑)
うんうん。
一丁前に滑ってるじゃん!
長女が「休憩する」と言い出し、ママが「昼ご飯を食べさせておくから、滑ってていいよ!」と言ってくれたので、パパは一人でクワッドリフトに乗り込みました。“カロリーメイト・メイプルシロップ味”、これがパパのお昼ご飯です。
「滑り出したら帰るまでは止まらない」
そう、これがパパのスキーの遊び方なんです!
第三ペアリフトに乗りついで山頂へ!
雲が綺麗に取れて、気持ちのいいパノラマが広がっていました。
こちらは上級者コースということもあって、ガラガラです。やっぱり、こうでなくちゃねぇ~!
(と言いつつ、私の力量では上級者コースは“降りる”のが精いっぱいで、なかなか“楽しむ” ところまで行きつかないのが悲しいところですが…。)
それでも、それなりに楽しみました!
さて、長女。午後の部スタートです。
そこそこゲレンデが混んでいたので冷や冷やしていましたが、長女は曲がることもだいぶ覚えてきたようです。
なんせ、「曲がりたい方向の反対側の板の内側のエッジに力を入れて…」なんて説明は通じませんから、曲がり方は身体で覚えてもらうしかありません。
パパがバックボーゲンで前を滑り、「こっちを見て!」「パパの顔を見て!」と、とにかく何度も声を掛けます。曲がりたい方向に身体を向けると、自然と反対側の板に重心が移るのでなんとなく曲がります。こんな感じの練習を何度も繰り返したのでした。
今日は今シーズン最初のスキーだったので、昨年の感覚を思い出すことに時間を費やしましたが、これだけできれば十分。
今シーズンはもうちょっと上を目指せそうです。
さて、下界に戻ってきました。
次女はお友達次女とソリをしたり、雪だるまを作ったりして、それなりにたのしんでいたようです。
お友達長女も帰ってきました。
今回は一緒に滑りたかったのですが、まだ力量に差があるしリフトは混んでいるして、なかなか一緒に滑ることはでき ませんでした。
あと…2年もしたら、4人揃って滑れるようになるかな?
今回は4時間券の利用だったので、楽しい時間はあっという間に終わってしまいました。パパとしては、まだまだ滑り足りないんだけど…仕方ないですね。あと、1,2年の辛抱でしょう。
こうやって、スキーに来れられるようになっただけで感謝です!
夜は大人の時間
友人宅に戻り、夕食。
子ども達にとっては、一番楽しい時間かな?
そして、子ども達が眠りについた後は大人の時間。
ビールを何本も空けながら、大人4人で真剣に「UNO」にハマりました。「UNO」をやるのって…20年以上ぶりな気がしますが、随分と進化しているんですね。微妙に新しいルールが誕生していて、自分が歳をとったことを実感したのでした。(笑)
帰路
翌朝も子ども達は相変わらず元気です。
朝食を頂いた後も、4人で遊びまくっていました。
「帰るよぉ~!」
って、言ったら4人揃って涙ぐんでしまい、一部の人は泣き出してしまい、なかなか出発できませんでしたよ…。
しかし、こうやてt遊びに来られる友達がいるというのはありがたいことです。
また、遊びに来ようねぇ~。
楽しい時間をありがとう!次はキャンプだねぇ~♪
越後山脈が近づくと雪が舞い始めました。しかし、1月の新潟の風景ではないですよね…。
地球はこの先、大丈夫なのでしょうか?この雪不足が今年だけの話なのならよいのだけど…。ここ2,3年、夏は40℃越えが珍しくなくなってしまったし、冬は雪が降らないし、新しい病気が蔓延しているし…。どれもこれも地球の悲鳴に聞こえて仕方ありません。
とりあえず、我が家としては、地方のお祭りを見られて、スキーもできて、楽しませてもらった2020年1月の3連休でした。
さて、今年もたくさん滑るぞ~!
備忘録
1月12日(日)
友人宅8:10→コンビニ→9:40ムイカスノーリゾート15:30→16:50友人宅17:00→17:15温泉18:45→19:00友人宅
1月13日(月)
友人宅10:10→12:45上里SA13:10→高坂SA→15:30自宅