親ばかパパの子育て日記

キャンピングトレーラーであっちへこっちへ!

2020.1 新潟の旅(1日目) ~ 賽の神で家内安全を願う ~

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 1月の3連休は新潟に住む友人宅へ!我が家では、毎年恒例になっている行事です。

 こちらのファミリーとは夏にも一緒にキャンプをしました。元々は奥さんの友人ファミリーなのですが、ここ数年は年に2回も一緒に遊んでいるので、子ども達はお友達の名前も顔もよく覚えているんです。

 さてさて、「雪がない!」と叫ばれている今年に日本列島ですが、新潟も例外ではありませんでした。そんなこんなで、「雪がない!」と何度叫んだか数えることもできなかった“新潟の旅”のお話です。

 

トンネルを抜けるとそこは…

 

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 朝はまだ暗い4時半に出発。

 いつだって早寝が得意はパパは昨夜も21時に就寝。ちゃんと起き上がれるか心配していたのですが…気持ちよく目覚めてみたら時計はまだ2時でした。相当、興奮していたようです。結局、再び夢の世界に戻ることはできず、そのまま出発の時を迎えることになってしまったのでした。

 よって、今回も睡魔の戦いとなった、越後への道中でした。

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 8:00ちょうど、関越トンネルに突入。

 毎年のこと、NHKの“ゴールデンタイム”とバッティングするので子ども達から大ブーイングを受けることになります。

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 日本で二番目に長いトンネルである関越トンネル。その長さは11km。通り抜けるのに要する時間は10分弱です。

 さて、TVがいいところで切れてしまったことにお怒りの子ども達をなだめ、「窓の外を見ててごらん!トンネルを抜けるとな何が見えるかなぁ~?」と期待させておいたのですが…

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 マジか!

 やっぱりダメか…。

 今年の雪不足はどうなっちゃってるの?

 しかしながら、子ども達はこれでも、「雪だぁ~!」「山の上にたくさんあるねぇ~!」なんて言って喜んでくれていました。パパとしては、とても複雑な心境です…。

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 塩沢石打SAで休憩。

 雪は全くありません。

 スタッドレスなんか要りません。

 背後に見えるスキー場は…なんとか滑走できているのかな?

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 今回の旅は“雪遊び”がお楽しみではありますが、一番の目的は住む友人宅の訪問です。そのため、関越道をひらすら突き進みます。

 そう…湯沢を離れると、雪の「ゆ」の字もなくなってしまいました。

 前回ここを走った時は、真っ白な路面を新品のスタッドレスで満喫できたんですけどねぇ…。

 

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 関越道を降りて、まずは給油。

 この気候なので心配はないかと思いましたが、ディーゼルなので念には念を。凍結防止のために満タンにしておくことにしました。 

  なんとっ!

 平均燃費は15.0km/L!(満タン法では16.0km/Lでした!)

 これっ、新記録です!

 給油量は19.14L、軽油の価格は128円/Lだったので、神奈川→新潟の燃料代はなんと、2449円でした!素晴らしぃ~♪

 

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 そして、約束時間ぴったりの10:00に友人宅に到着しましたぁ~。

 

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 子ども達はお邪魔するなり、“勝手知ったる”といった感じで遊び始めました。

 神奈川と新潟。それなりに距離はありますが、年に2回も会っているので仲のいいお友達です。感覚的には、“従姉妹”って感じでしょうか。

 

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 パパのお仕事はこちら。

 布団まで持ってきたからね…。パンパンです。(笑)

 

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 旦那さんがお昼ご飯に“焼うどん”を用意してくれました。

 こちらのファミリーでは、毎日の炊事は旦那さんの担当なんです。そして、そのご飯が美味しいんですよ!パパはこの家に来る度に「反省」を繰り返すのでした…。

 さて、いつもなら子ども達は庭で雪遊びを満喫するところなのですが、どこにも雪がありません。友人曰く、「お正月を過ぎて雪がないなんて初めて。」とのことでした。やっぱり、特別なんですね…。

 

賽の神って何?

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 夕方、タイミング悪く雨が降り出してしまったのですが、せっかくなので傘をさして出掛けました。

 「1月に雨なんてありえないですよ…普通なら雪ですから。」

 と、旦那さん。雪がない「賽の神」というのも初めてだそうです。

 

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 雨に加えて、ものすごい風まで吹き始めてしまいました。消防団の方々は大忙しな様子。

 そうそう、「賽の神」って、なんのことなのか知りませんでした。友人に「今日は夕方から賽の神があるから、行こうよ!」って誘われた時、私達は「???」だったんです。

 ちなみに、「賽=さい」って読みます。「さいのかみ」です。

 

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 なんと、それは私達が知る「どんど焼き」のことでした。それが、新潟県では「賽の神」と呼ばれているそうです。

 “竹を組み、お正月のお飾りや書初めなどを燃やす”という形式は「どんど焼き」と同じものでした。しかし、ただ一つ、私達が知る「どんど焼き」と違うところがありました。それは、焼く「食べ物」です。

 私達はてっきり、お餅を焼くんだと思っていました。木の枝の先っぽに赤や緑や白のお餅を指して、どんど焼きの火であぶって焼くんです。

 しかし、新潟の「賽の神」で焼いていたものはというと、、、

 

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 するめでした!

 画像の中で赤丸で囲ったところです。

 

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 ほらっ!

 ちなみに、友人によると、「餅を焼くこともあるよ。けど、メジャーなのは、するめかな。」とのことでした。

 いやぁ~、ビックリしました。名前が違うだけで中身は同じようなものなのかと思っていたら、こんなに文化の違いがあるのかと。

 

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 消防団さんの苦労も知らず、私達はするめを焼くのに夢中。

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 焼けたかなぁ~?

 

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 酒のツマミが大好きな長女、大喜びでした。

 次女も“焚き火でイカを焼く”ことは強く印象に残ったようです。翌日、この場所の側を車で通ったら、「昨日、イカ焼いたところだ!」なんて言っていました。(笑)

 

夕ご飯は恒例の餃子パーティー

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 夕食は毎年恒例の餃子パーティー。みんなで150個の餃子を包みました。

 このお宅で学んでから、我が家でも餃子はよく作るようになりました。大勢でおしゃべりしながら餃子を包むのって、なかなか楽しい作業なんです。子ども達も始めは“貝形餃子”だったのが、最近は随分と上手に包むようになってきましたよっ!

 

 さて、そんなこんなで、雪遊びはできなかったけれど、新潟の文化に触れることができて、ほんわかした「2020.1新潟の旅(1日目)」でした。

 けれど、新潟に来たんだからねっ!

 明日はスキーをするぞぉ~!

 雪はどこにあるんだぁ~???

 

備忘録

 自宅4:40→コンビニ→6:10高坂SA6:30→(8:00関越トンネル)→8:25塩沢石打SA8:45→10:00友人宅

 

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