いよいよ、出発です！今年の夏はトレーラーを牽いて北海道に行けることになりました！しかも、旅行期間は3週間！
さてはて、我が家にとって、北海道は念願の旅行先でした。
奥さんは田舎が北海道なので、小学1年生の時から大学時代まで毎年毎年夏休みは北海道で過ごしていたそうです。なので、奥さんにとって北海道は第二の故郷みたいなもの。
そして、パパにとっては、高校2年、高校3年、大学2年の計3回も自転車で走った北海道は思い出がいっぱい詰まった大地です。その走行距離は計4000km以上！なので、思い出がたくさんつまった北海道を、自分の子ども達を連れて、トレーラーを牽いて旅するというのは夢のような物語でした。
それがついに、実現することになりました！そんな訳で、今日は感動の出発です！
いざ、出発！
出発は夜の7時過ぎ。3週間も家を空けるとなると、これまでにない緊張感がありました。戸締まりは洩れがないか？留守中に台風が来ても吹っ飛ぶ物はないか？
両隣の家と自治会の班長さんには帰宅日を伝えてあるし、私の両親も時々は家と畑の様子を見に来てくれることになっているので大丈夫とは思っていますが、心配をしだすとキリがありません…。
さて、出発後は最初のPAで臨時停車（？）。
トレーラーの各所やデリカの屋根に積んだ荷物の点検です。
以前、トレーラーの尾灯が全て点かなくなったことがあるので、神経質になっているんです…。家を出る前に一通り点検してありますが、念の為、もう一度点検です。
尾灯、連結器、ホイールジャッキの固定などを確認。一通り大丈夫そう。
今回、初めて自転車を3台も屋根に積んで来ました。
各々の自転車のペダルの向きが少しズレルと載らないため、パズルのよう。事前に練習しておいた甲斐あって、今日はスムーズに固定できました。
さて、圏央道から関越道に入り、新潟を目指します！
ちなみに、新潟からフェリーに乗る訳ではありません…。本当は乗りたかったのですが、鼻血が出そうな値段だったので諦めました（デリカ＋トレーラー＋4人用個室＝23万円／片道！）。
そのため、往復ともに青森〜函館航路を使うことにしたのですが、青森までの道のりでもできるだけ高速代を安く済ませたいたいという思いから日本海ルートを考えました。過去の経験からも、日本海ルートは下道でもスムーズに流れるので、とても気持ち良く走れるんです。（ちなみに、復路は三陸道を使う予定です！行きと帰り、違う道を走った方が楽しいかな、と思いまして。）
関越トンネルに突入！
後ろの三人はすでに爆睡中。
静かでありがたいです。
0時10分 越後川口SAに到着。今日はここで泊まることにしました。
出来れば、0時までに関越道を走りきって、深夜割引を使って朝日まほろばICで高速を降り、ICの目の前にある「道の駅朝日」で寝ようと思っていたのですが、無理でした…もう、眠くて眠くて、あと2時間は運転出来ません。
予想通り、トラックのサンドイッチになってしまいました。まぁ、仕方ないです。トラックドライバーの方々のご苦労を考えると文句は言えません。耳栓をはめて、ベッドに潜り込みました！
さて、明日も一日走りっぱなしの予定です。北海道目指して頑張るぞ！
北海道の思い出
先にも少し記しましたが、パパは高校２年、高校３年、大学２年の時に北海道を自転車で旅しました。もちろん、一人旅です。高校に入って最初の１年間は必死にバイトをしてランドナー（ツーリング用自転車）を購入し、旅費を貯め、そして高校２年の夏休みに実現したのが38日間＆2190kmに及んだ北海道自転車旅行でした。
当時でも、高校生のチャリダー（自転車で旅行する人）は珍しかったので、行く先行く先、たくさんの人に可愛がってもらいました。なので、高校生でありながら、大学生や社会人の友達がたくさんいるというのがちょっとした自慢でした。
当時は今のようなスマホがないのはもちろん、パソコンのEメールでさえまだ一般化していなかった時代でしたので、旅先で会った人とは住所交換をするのが常でした（今のように「個人情報」という概念はなかったですね…）。１ヶ月も旅行すると、ノート一冊が旅先で出会った人の名前や住所、そしてメッセージで埋まったものです。そして、帰宅後も手紙を描いたり写真を送ったりして、文通が続くのが楽しかったです。そうやって考えると、時代は随分と変わってしまいました…。
さて、今回の旅ではそんな思い出を懐かしみながら、パパが高校生の時に見てきた風景を子ども達に見せてあげたいと思います。
いざ、20年ぶりの北海道へ！
（つづく）
備忘録
7月25日（月）
自宅19:35→（圏央道・関越道）→21:40上里SA22:00→0:10越後川口SA
この日の走行距離：283km＋0km＝283km
