ふじてんスノーリゾートに行って来ました!
我が家の最寄りスキー場である“ふじてん”は2時間で到着できるので、日帰りでも十分楽しめるスキー場です。高速代すらかからないので費用的な負担が少ないところも嬉しいところ。
さて、今回ももちろん日帰りの予定でしたが、出発前夜になって、「せっかくだからトレーラー牽いていこうか。」という話になりまして、大急ぎで給水&冷蔵庫のスイッチONをしました。トレーラーがあれば、休憩室にもなるし、食事は自由に作れるし、泊まらなくたって役に立つことでしょう。
という訳で、我が家にとって初の「トレーラーdeスキー場」となった、2020.1の“ふじてん”の日記です。
アクセスも駐車場も問題なし!
平日だったこともあり駐車場は問題なしでした。
ガラガラなのでどこでも止め放題!めでたく、センターハウス近くの隅っこに陣取ることができたのでした。
さて、本日の鳴沢村の最高気温は10℃、最低気温は2℃とのこと。滑ることだけを考えれば、なかなかいいコンディションです。
積雪量はまずまずといったところ
さて、行きますかぁ~!
今日も滑り出しは次女からです。
人工造雪機が充実(?)しているので積雪量は安定しているスキー場ですし、先週末に甲信越地方を中心に寒気が降りてドカッと降ったという話を聞いていたので、その影響もあったのかもしれません。 雪不足が叫ばれている日本列島ではありますが、「ふじてん」の積雪量は、“まぁまぁ”といったところでした。
次女は相変わらず怖がっていますが、片手を支えてあげたり、後ろから脇を支えてあげれば、滑れるようになってきました。ボーゲンヘルパーを付けているので、足を広げるだけでブレーキはかかります。そのことがやっとわかってきたようでした。
今シーズン中に一人で滑れるようになるかなぁ~?
それなりに楽しんでいたように見えましたが、緊張するぶん疲れるようです。2本滑っただけで、「終わりにする。」とのことで長女へ交替となりました。
今回、長女は初めてストックを持つことになりました。
これまで、板のエッジに神経を集中させるためストックは持たせませんでした。止まりたいと思った時にストックに頼ってしまったら練習にならないし、何より手首を痛めてしまい危険だと思ったからです。
ただ、長女は周りを滑っている子ども達がストックを持っているのを見て、羨ましがっていました。そこでパパは、「ボーゲンヘルパーを外すなら、ストックを持っていいよ!」という条件を出してみました。
かなり悩んだ長女。最後は首を縦に振り、ボーゲンヘルパーを卒業することになりました。
ボーゲンヘルパーの使用には賛否両論あるようです。ただ、私は大賛成です。
だって、これさえつければ“あっという間”に滑れるようになるんです。なんでもそうですが、できなければ楽しくありません。ボーゲンヘルパーはスキーの楽しさを教えてくれる魔法のアイテムでした。
「これを付けてしまうと、いつまでも外せなくなる」という話も聞きますが、子どもだっていつかは、「自分だけこんなものを付けているのは恥ずかしい」と思うようになるんじゃないかな、と私は思っていました。
長女、脱・ボーゲンヘルパー!
なんと、長女は一発目からボーゲンができるようになっていました!
脱・ボーベンヘルパー!
感謝・ボーゲンヘルパー!
って、感じです。感動すらしちゃいました。
あっ!強いてあげれば、長女が“ヤル気”になったのは交換条件となったストックのお陰でもあります。ストック、ありがとう!(笑)
パパの笑いが止まらない程、スムーズに滑り降りた長女。これなら、「もう何本でもいけるな」と期待させてくれましたが、1本滑っただけで「終わりにする。」とのこと…。
なんで?
どうやら、今朝が早起きだったこともあり、睡魔と戦っていたようです。
という訳で、
早速ですが、お昼寝タイム。
トレーラーを牽いてきて大正解でした。
さて、パパの時間がやって来ましたぁ~!滑るぞ~♪
あっ!富士山も顔を出してくれました。青空も広がって気分は最高です!
ところで、“ふじてん”は外国の方が多いスキー場です。「日本人ってどれくらいいるのかな?」って思ってしまう程で、ゲレンデに流れる放送はほとんどが中国語でした。とっても不思議な気分にさせられます。
ちょうどお昼時間になったので、スキースクールの方がゲレンデから姿を消しました。おかげで、ほぼ貸切状態。
約2時間。パパはこの“自由時間”を満喫し、10本以上滑ってしまったのでした。
13:30 ママからの電話が鳴り、「二人が起きた」というので、お迎えに上がりました。
すっきりとお目覚めして、お昼ご飯も食べてご機嫌な様子です。
さて、ここからが本番かな!
とことん滑り倒しました!
後半戦も次女からスタート。
3本も滑ったら段々と自信がついてきたようです。手を離しても怖がらなくなりました。
それどころか、滑れるようになってしまえば一人の方がいいみたいで、逆に手をつないでくれなくなってしまいました…。子どもって、こうやって親から離れていくのね。(笑)
ほぼほぼ直滑降で降りているので、登って降りて登って降りて回転は早いもんです。リフト乗り場の係員さんに、「もう滑ってきたのぉ~!?早いねぇ~!」と驚かれると、次女は得意げな笑みを見せていました。できるようになったことを誉められて、かなり嬉しかったんでしょう。
15時をまわると午後のスクールが終わったのでゲレンデは再びガラガラになりました。気温が下がり始め、頬に当たる風が気持ちよく感じるようにもなってきました。昼間は気温が10℃もあったので、スキーにはちょっと暑すぎましたね…。
1本滑るごとに上達するので時間が経つのを忘れてしまいましたが、時計を見たら15:30。ヤバい…長女が滑れる時間はあと1時間しかないぞ。
奥さんに電話をして、長女をゲレンデまで連れてきてもらって選手交代。長女は待ちくたびれていたそうです…ごめんよ。
長女、性格的には“怖がり屋”であり、“慎重派”だと思っていたのですが、新しい性格(?)が発見されてしまいました。この人、“スピード狂”です!
スキーの面白さを噛みしめてしまったようです。飛ばすわ、飛ばすわ!!!「止まれ!」と叫べばちゃんと止まるので、ブレーキが利かない訳ではなさそうです。ゲレンデ中央に寝っ転がっているボーダーさんがいればちゃんと避けていたのが幸いですが、パパは冷や冷やでしたよ…。
そんなこんなで、外れた板が宙を舞う程の激しい転び方もしましたが、涙をにじませながらも泣くのはこらえて立ち上がり、板を装着したら再び滑り出したではありませんか!
ちょっと前だったら、「大泣き」→「抱っこぉ~!」→「もうやらない」だったのにね。パパは感動です!
今日は平日なので、リフトの運行は16:30まで。滑って滑って滑りまくって、最後の最後は16:27にリフト乗り場にまさに“滑り込み”、もう誰もいなくなったゲレンデで最後のシュプールを描いたのでした。
あぁ~、楽しかった!嬉しかった!
子どもの成長って、こんなに感動を与えてくれるんですね!
パパはたくさん滑れて楽しかったし、何より、君たちの成長が嬉しかったよぉ~!
駐車場はすでにガラガラ。センターハウスから「蛍の光」が流れ始めてしまったので、慌てて片付けを進めました。
この後は、車で10分のところにある道の駅・鳴沢へ移動。その後は、トレーラーで夕食をとり、そして温泉「ゆらり」で汗を流して、ベッドに潜り込みました。そのまま走って帰っても大した距離ではないのだけれど、寝られるならそれに越したことはありません。トレーラーを牽いて来て大正解でした!
そんなこんなの、2020.1ふじてんスノーリゾート「トレーラーdeスキー」でした。
来年は子ども2人分の板を用意しなきゃいけなそうです。嬉しい悩みがまた一つ増えたパパでした。
備忘録
2020年1月24日(金)
本日の走行距離:牽引あり83km+牽引なし0km=83km
自宅6:40→GS→9:00ふじてんスノーリゾート17:30→17:40道の駅・鳴沢
2020年1月25日(土)
本日の走行距離:牽引あり73km+トレーラー牽引なし0km=73km
この旅での走行距離:牽引あり156km+牽引なし0km=156km
道の駅・鳴沢8:50→10:50自宅