北陸の旅9日目。今日のお目当ては『砺波チューリップ公園』です!
富山がチューリップが有名であることは知っていましたが、どんな時期に行けば見られるのかはあまりに考えたことがありませんでした。調べてみたらチューリップの見頃はGWのど真ん中だったんですね。ちなみに、砺波のチューリップはGWに満開になるように“調整”をしているそうです。すごい技術です!
という訳で、
これが最初で最後であろう、「10連休のGW」の行き先に北陸を選んだのは、このチューリップフェアを見てみたい!というのが一番の理由でもあったんです。
砺波チューリップフェアは本当にすごかった!
チューリップフェアの期間中、公園周辺の道路はかなり規制が敷かれ、普段使われている公園駐車場は「バス専用」になってしまいます。よって、一般車両は公園から少し離れたところに設置された「臨時駐車場」を利用することになります。
なので、事前に電話で確認をしておきました。
「キャンピングトレーラーを牽引して行きたいのですが、長さがバスと同じくらいになってしまいまして…。」
結果、バス駐車場を案内されました。ただし、料金はマイクロバス料金(1000円)になってしまうとのこと。
しかしながら、一般駐車場でも普通車が500円/日です。公園の正面に止められたことを考えれば、これはかなりラッキーな話でした。
開園15分前にゲートに到着したら、ご覧の行列。
皆さん、気合入ってますねぇ~!
さて、入場でぇ~す!
すごいぞぉ~!
これはっ!
チューリプのその数300万本700品種!
いやぁ~、見事です!
これは感動ものです!
ところで、なぜ砺波でチューリップが有名なのかというと…
砺波地方にはチューリップの球根生産に適した自然条件が全て揃っていたのだとか。
①積雪の多い砺波地方であるが、雪の下は案外暖かく温度が一定で、秋に植えられた球根が育成するのに適した温度と湿度が保たれている。
②雪によってアブラムシの発生が抑えられ、病気が発生しにくい。
③花が咲いた後(4月~6月)の日照時間が長く、球根が肥大する。
④大水のみと言われるほど根から水を吸い上げるチューリップであるが、アルプスからの豊富な雪解け水により十分な水を与えることができる。
だそうです。(砺波市HPより)
何事にも必ず、理由があるんですね!
富山県でのチューリップ栽培が始まったのは、大正7年(1918年)。つまり、H30年はちょうど「チューリップ栽培100周年」だっだそうです。
そして、チューリップフェアが始まったのは、なんと昭和27年だそうです!そんなに長い歴史があったんですねぇ~!
ちなみに、この100年間に富山で生まれた新しい品種のチューリップは33品種もあるんだとか!
ただ単に眺めていると「キレイ~!」なだけですが、説明を聞きながら(読みながら)眺めると、これまた違った感動を与えられますね!
さてさて、こちらは「花の大谷」。
何をイメージして作られているのかというと…
これっ!
プランターを積み上げて作られているのですが、フェア前半は白からピンク色のチューリップで「雪の回廊」を、フェア後半は色とりどりのチューリップで「春」を表現しているそうです。
入場後、すぐに向かったのでスムーズに見られましたが、その後は大行列になっていました。
背よりも高い、チューリップの壁は「圧倒」でしたよっ!
“着ぐるみ”を克服した二人。ちょっと前までは怖がって逃げていたのにね(笑)。
今では、着ぐるみをみた瞬間に写真をせがんできます。
チューリップ公園のシンボル、「チューリップタワー」に登ってみますか!
すっごい行列で30分も並びましたが、頂上からの眺めは、
お見事!
チューリップでチューリップの絵を描いてしまうとはね。
ちなみに、この絵を描くのに21万本のチューリップが使われているそうです。どうやって準備をしたのだろうか…?想像もつきませぬ。
しかしながら、
次女、沈没。
もったいない…。
長女はまだまだ元気!
キレイだったね!
滞在時間は2~3時間を考えていたのだけれど、結局お昼過ぎまでのんびりしてしまいました。できれば夕方までいたいくらいだったのだけれど、今夜は宿が決まっているので仕方ない…。後ろ髪を引かれながらチューリップ公園を後にすることにしたのでした。
さて、のんびりと神奈川まで帰りますか
さて、帰りますかぁ~。
これで、「北陸の旅」のミッションは全て達成です!
楽しかったなぁ~!
砺波の市街地を抜け、
国道41号で一路、飛騨を目指します。
奥飛騨温泉郷を抜けて、平湯を抜けて、
安房トンネルをくぐって、上高地入口を通り過ぎ、松本に出て、
諏訪湖までやってきたら、八ヶ岳が見えてきましたぁ~!
今夜の宿まで、あとちょっと!
そして、18時。
RVパーク八ヶ岳高原・原村もみの木荘に到着です!
砺波から200km。知っていたので覚悟を決めて突入したのだけれど、安房トンネルの前後は道幅の狭い個所が多くて疲れました…。
けれど、まぁ、明るいうちに到着できてよかったよっ!
この後はさっそく温泉で汗を流し、そしてトレーラーに戻って夕ご飯にしました。
さて、今日のメインは…?
ます寿司です!
チューリップフェアの会場で見つけてきました!
“ます寿司”にはかなり種類がありました。けれど、これはパッケージも竹の入れ物も、私が中学時代に「乗り鉄」の旅で食べたものと全く同じヤツだったんです!
4半世紀も経っているのにね。いいものは変わらないんですね!“ます寿司”との「再会」が偉く嬉しく、テンションがあってしまったパパでした。(値段は1.5倍くらいになっていたような気がしましたけどね…。)
予想はしていたけれど(!?)、ほとんどを娘達に食べられてしまいました(笑)。
けれど、子ども達が喜んで食べている姿を見たら、パパはそれだけでお腹いっぱいですよ!
そんなこんなで、スペシャルGW最後の夜が静かに更けていったのでした。
明日は、久しぶりの我が家だよぉ~!
(つづく)
備忘録
5月4日(土)
P泊地→砺波チューリップ公園12:20→18:00RVパーク八ヶ岳公園
本日の走行距離:牽引あり196km+牽引なし0km=196km
この旅での走行距離:牽引あり951km+233km=1184km