親ばかパパの子育て日記

キャンピングトレーラーであっちへこっちへ!

2023.5 飛騨・北陸の旅① 〜 白川郷・桜ヶ池公園 〜

 2023年GWは飛騨・北陸方面へ遊びに行くことにしました。

 今回の目的地をここに選んだ理由としてのは、「昔の家」が大好きな子ども達を白川郷へ連れて行ってあげたい、というのが一つ。そしてもう一つは、4年前(2019年)にも訪れた「砺波のチューリップ」をまた見たいな、というのが大きな目当てでした。

 さて、いつも通り連休前夜にはトレーラーを連結して出発。その日は深夜に東海北陸道の「ひるがの高原SA」に到着して仮眠。そして、翌早朝には再び出発して飛騨・白川郷へと向かいました!

 

 

 駐車場で問題発生…

 

 白川郷の最寄り駐車場は「村営せせらぎ公園駐車場」。ホームページで調べると8時OPENとのことだったので、それに合わせて到着しました。しかし、大誤算…。「牽引は駄目」とのこと。

 この後、藁にもすがる思いで「道の駅白川郷」を訪れ相談すると、「第二駐車場で良ければ使って下さい」という嬉しいお言葉を頂きました。しかも、トレーラーを切り離して留置しても構わないとのこと。

 あぁ〜よかったぁ。ここまで来て白川郷を見ないで帰ることになるのかとドキドキしてしまいましたよ。

 

 という訳で、デリカ単体で白川郷へ。

 駐車場問題ですったもんだしている間に、白川郷最寄りの「村営せせらぎ公園駐車場」は満車となってしまいましたが、「みだしま公園臨時駐車場」に入ることが出来ました。この駐車場からも、白川郷集落までは十分歩いていける距離なので助かりました。

 

 白川郷・合掌造り民家園

 

 駐車場から歩き始めた途端にこの風景。

 テンションが上がります。

 

 10分ほど歩けば集落に到着。

 

 最初に目指したのは「合掌造り民家園」。橋を渡って集落を一旦離れます。

 画像の左奥に見えるのが、デリカを停めた「みだしま公園臨時駐車場」で、右手に見える藁葺屋根が「合掌造り民家園」、その右手に見えるのが白川郷最寄りの「村営せせらぎ公園駐車場」です。

 

 「村営せせらぎ公園駐車場」と白川郷の集落はこの橋で結ばれています。

 結構揺れて面白かった。

 

 「合掌造り民家園」に到着!

 

 HPによると、『合掌造り民家園では、自然によりそって生きた、昔の日本人の文化を保存公開し、当時の暮らしを追体験できます。県重要文化財指定の9棟をはじめ、園内には全25棟の合唱造りがあり、水車小屋、神社、寺本堂などをかつてのままに移築しています。』とのこと。

 「野外博物館」とも称しているので、たくさん勉強ができそうです。

 

 入場料は大人600円、小人400円、幼児無料。

 さて、場内へ。

 

 期待通り、子ども達は興味津々。

 

 3階まで上がるとハンモックが。

 多分、その時代にはなかったと思いますが…。

 

 これだけ大きな建物ですが、骨組みは縄で縛られているんですよね。

 建物が歪むことで、風の力や雪の重さに耐えられるようにしているらしいです。

 

 今回はいい天気だったので気になりませんでしたが、10年程前にここを訪れた時は冬で天気も悪かったんです。

 そしたら、建物がすごい揺れていたのを覚えています。まるで、「常に地震の中にいるような」感じでした。しかし、そんなに作りの中には昔の方々の知恵が詰め込まれていた訳ですね。

 

 昭和初期〜中期の頃でしょうか。時代を感じさせる写真が飾られていました。車のデザインが時代を物語っていますね。

 しかし、しっかりとした道もなかっただろう時代にこの山奥でどうやって生活していたのだろう、と考えてしまいました。現代とは全く異なった価値観の中で暮らしていたんだろうなぁ。

 

野口英世が火傷した時に入っていたやつだぁ。

 と言っていました。よく覚えていたね。

 

 入場料がかかるからか、皆さんお忙しいからか、園内はずっとガラガラでした。

 GWですらこんな様子じゃ、普段はどうなんだろう?心配になってしまう程でした。

 

 なので、ストレスフリーでゆったりと園内を周ることができました。

 

 期待通り子ども達が楽しんでくれた「昔の家」でした。

 

 楽しかったね!

 

 最後に売店でお買い物。

 今回の旅行でも二人にはお小遣いをもたせたので、吟味しながら買い物を楽しんでいました。

 そして、

 

 まだお小遣いのない長男にはパパが買ってあげました。

 君は食べられるものがいいよね。

 

 ん?まだ行かないの…?

 もう満足したかと思ったのに、「合掌造り民家、解体・移築再建」の映像を見始めてしまいました。

 1993年の記録なので、もちろんカラー映像。子ども達はどうやって合掌造りの家が作られたのか興味津々だったようです。40分もあるDVDだったのでなかなか終わりませんでしたが、飽きることなく食いついて見ていました。

 

 そんなこんなで満喫できた「合掌造り民家園」でした。

 

 白川郷散策

 

 さて、この後は白川郷集落の散策です。

 

 「民家園」はガラガラでしたが、こちらはすごい人・人・人でした。

 外国からの観光客もたくさん見受けられて、コロナ禍が過去の話になりつつあることを実感しました。

 

 今でも生活している方々がいる合掌造りの集落を散策させていただけるのはありがたいことです。

 みせるために作られた施設を見るのとは異なる風情があります。

 

 しかしながら、(来ておいてなんですが…)これほどまでの観光客が押し寄せてくると、生活している方々も困ることが多いでしょうね…。
 そう考えると余計に、立ち入っていい場所とか、訪問する時間とか、撮影していいものとか、色々とマナーを守ることは大切ですね。

 

 最後に展望台へ上がってみることにしました。

 

 じゃじゃーん!

 ガイドブックとか広告とか色々なところで目にすることがある、有名になり過ぎてしまった風景です。

 

 長男は爆睡でしたが…。

 そんなこんなで、今朝は駐車場問題でどうなるかと焦った白川郷ですが、無事に散策することができて何よりです。存分に楽しむことができました。

 

 「道の駅・白川郷」に置かせてもらっていたトレーラーに戻りました。

 お昼ごはん用に菓子パンを用意してあったのですが、トレーラーに置き忘れてしまったんです。なので、時間の遅いお昼ごはんになってしまいました。

 そして、この後は道の駅のお店に立ち寄ってお買い物。トレーラーを置かせてもらったお礼も含めて、大量のお土産を購入させてもらいました。

 

 県境を超えて富山県へ 〜 桜ヶ池 〜

 

 白川郷を出発。国道を北へ車を走らせ、富山県を目指しました。

 途中、富山平野へ向かって長く続いた下り坂では、トレーラーのブレーキ保護のため小休止。

 

 記念写真をパシャリ。

 それにしても、白川郷って本当にすごい山奥にあったんだなぁ、と実感させられます。今こそ高速道路まで開通していますが、その昔は国道すらなかった訳ですから…そう簡単に訪れることができる場所ではなかったんでしょうね。。

 

 次の目的地・桜ヶ池公園に到着しました。

 

 明日、たっぷりと遊ぶ時間をとってあげようと思っていたのですが…やはり我慢できるハズははくダッシュで遊び初めてしまいました。

 やはり、どんなに遠くへ行っても子ども達はこういうところが一番楽しいんですね。

 

 陽が傾くまで、ガッツリと遊びました。

 

 そして、公園から車を走らせること1〜2分。温泉にやって来ました。「桜ヶ池クアガーデン」です。料金は大人700円、小人350円。助かります。

 日帰り入浴の場合、トレーラーを牽いていると駐車場に困ることが多いのですが、ここでは全く問題なしでした。駐車場はホテルの北側と南側にあるのですが、電話で確認してみると「どちらでもご自由にお使い下さい。」とのことでした。南側はホテルの「裏側」にもなるので、GWでもご覧の通りガラガラ。お風呂は露天風呂付きの大浴場でこれまた快適。

 大満足な温泉でした。

 

(つづく) 

 

 備忘録

 

5月2日(火)

自宅18:50→20:50掛川PA21:00→岡崎PA(給油)→23:10五斗蒔PA23:20→0:30ひるがの高原SA

 

この日の走行距離:牽引あり381km+牽引なし0km=381km

 

5月3日(水)

ひるがの高原SA6:45→(59km)→7:45道の駅白川郷8:00→(5km)→みだしま公園臨時駐車場13:10→(5km)→13:20道の駅白川郷14:30→(44km)→16:40桜ヶ池公園17:00→(1km)→桜ヶ池クアガーデン→(1km)→桜ヶ池公園

 

この日の走行距離:牽引あり105km+牽引なし10km

この旅での走行距離:牽引あり486km+牽引なし10km=496km

 

 

 

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