親ばかパパの子育て日記

キャンピングトレーラーであっちへこっちへ!

2023.12 紀伊半島の旅(2日目・後半) 〜 エビとカニの水族館 ・道の駅すさみ〜

 2023.12 紀伊半島の旅2日目の午後、「道の駅・すさみ」にやって来ました。ここにやって来た理由は二つ。

 一つ目は、敷地内に「エビとカニの水族館」があること。しかも、廃校になった小学校の体育館を使って作られた水族館という話も面白そうでした。

 そして、 二つ目の理由は今夜の宿にするためです。「道の駅・すさみ」のホームページを見ると、「車中泊にもどうぞご利用下さい」なんて嬉しい言葉が書かれているじゃありませんか!?道の駅での車中泊が問題視されるニュースをよく目にする今日、こんなに嬉しい話はありません。しかも、隣接して温泉もあるとのこと。そんな訳で、この日の宿は迷わず「道の駅・すさみ」に決定したのでした。

 

 

 エビとカニの水族館

 

 本州最南端・潮岬から車を走らすこと小一時間。

 「道の駅すさみ」に到着です!

 

 道の駅は観光客でかなり賑わっいる様子。

 そして、デリカの眼の前にある建物が旧体育館である水族館。まさに敷地内です。

 

 渡り廊下(!?)を進むと入口。

 

 早速お出迎えしてくれたのはウツボ君達でした。(あれっ?エビとカニだけじゃないんですね。)

 

 すごい混雑ぶり。大盛況だな。

 ウツボって怖いイメージがありますが、こうやって顔だけ出して口をパクパクしている様子は愛嬌があります。

 

 旧体育館を使用しているということで、水族館の設置には床の強度とか色々と課題があったとか。

 そのような歴史を知るのもなかなか楽しいです。

 

 その名も「ウミザリガニ」。そうか、ザリガニって川とか沼とか淡水にいるイメージです。しかしながら…ザリガニとエビの違いって何なんだろう?

 早速、調べてみました。

 『エビとザリガニはどちらも甲殻類の一種で、同じエビ目に分類される。よって、広義にはザリガニはエビの一種と言うこともできる。ただしザリガニは大きなハサミを持っっているのが特徴。またエビが海や淡水域に生息するのに対しザリガニは淡水域にしか生息していないところも違いとなる。』とのこと。

 おっと!そうなると、「ウミザリガニ」というのは、「海にいて、大きなハサミを持つエビ」ということですか。ちなみ、ウミザリガニは「世界最大のエビ」だそうです。大きいものでは全長1mにもなるんだとか。1mって…かなりデカい。

 

 そういえば、我が家の子ども達が大好きな映画「やかまし村の子どもたち」の中に、ザリガニを獲って食べるシーンがありました。思わず、「ザリガニを食べる文化があるんだ!」とびっくりしましたが、「ザリガニはエビの一種」と聞けば、逆に日本人はなぜこれほどまでにエビが好きなのに、ザリガニは食べないんだろう?という話にもなりますね。

 

 これもぼんやりとしていた疑問を解決してくれる話でした。

 伊勢海老って、日本のあちこちで穫れる(具体的には房総半島以南)なのに、なんで「伊勢」なんだろう?という話。昔はてっきり伊勢(三重県)でしか捕れないのかと思っていましたよ。

 その逸話はというと…「伊勢の商人が志摩地方で穫れる竜海老(伊勢海老)を京都・大阪へ運んだため」なんだそうです。つまり、『伊勢の商人が運んできた海老』が短くなって「伊勢海老」になったんだとか。

 なるほど。勉強になりました。

 

 さすが、「カニとエビの水族館」です。

 色々なカニやエビがいました。

 

 ホントに色々なのがいるんだな、と見ていて面白いです。

 

 おっ!タカアシガニです。世界最大の節足動物。

 幼稚園時代に、タカアシガニを作ってお遊戯会の出し物に使ったことを覚えている長女。嬉しそうに、タカアシガニと握手をしていました。

 

 色々と触れるコーナー。

 大人は一歩引いてしまうけれど、子ども達はとても楽しそう。

 

 カブトガニ。

 

 本当にいろんなヤツがいるもんだ。

 

 クラゲもいた。

 クラゲってこうやってみるとキレイだけど、あの水槽では絶対に泳ぎたくない…。

 

 デカいウツボ。

 あっ!ここでもやっぱり、ウツボとエビは一緒なんですね。

 

 最後に亀。

 でかい…長男が乗っかったら、本当に竜宮城へ連れて行ってくれそう。

 

 こうやって見ると、亀もなかなか愛嬌のある顔をしています。

 子ども達はここでも餌やりを楽しんでいました。

 

 「道の駅すさみ」でP泊

 

 夕方になりました。トレーラーに戻り、そして温泉へ。

 道の駅の駐車場から温泉までは歩いて行ける距離です。

 

 ホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山熊野古道すさみ」のお風呂を日帰り入浴できるものですが、このお風呂がめちゃくちゃ素晴らしかった!うちの奥さん、

「2023年に入ったお風呂で一番!」

 と絶賛しておりました。

 そして、このホテルのHPにも「道の駅すさみで車中泊されるお客様もぜひご利用下さい」と嬉しいお言葉が記されています。そして、入浴料は800円/大人なり。この内容で、このお値段。本当に素晴らしいお風呂でした!

 

 誰も入浴されていなかったので、写真を一枚。

 この後、ちょうど湯船に浸かりながら、太平洋に沈む夕日を眺めることができました。まさに、絶景でした。

 ん…?「太平洋に沈む夕日」って表現になんだか違和感があるけど、そうなんです。南に向かって突き出た紀伊半島の先端かつ西側にいるから、こんな風景が見られた訳ですね。やっぱり固定概念ってよくないなぁ。(笑)

 

 トレーラーは第二駐車場に移動しました。第一駐車場は賑わっていたけれど、こちらは貸し切り。トイレが少し遠くなるけど、静かな方がいいです。

 道の駅の方に確認をしたら、もちろん車中泊OK、第二駐車場でもOK。ただし、焚き火やBBQは禁止とのことでした。そりゃ、そうですよね。

 

 あぁ、公認で泊まれるって本当に素晴らしい。

 そして、この絶景!

 紀伊半島の旅2日目の夜も素晴らしい時間となったのでした!

 

(つづく)

 

 備忘録

 

12月27日(水)

 

 道の駅・たいじ7:50→道の駅・橋杭岩→9:10潮岬13:20→14:10道の駅・すさみ

 

 本日の走行距離:牽引あり61km+牽引なし0km=61km

 この旅での走行距離:牽引あり563km+牽引なし0km=563km

 

 

 

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