「2023.5 飛騨・北陸の旅」3日目です。今日からはキャンプ場に2泊してのんびりする予定。しかしながら、明日からは雨模様みたいです。せっかくのキャンプ場なのに…と残念ですが、天気ばかりは仕方ない。
という訳で、今日はアーリチェックインを使って早めにキャンプ場に入り、最後の晴天を満喫することにしました。今日のお楽しみは「ヒスイ探し」です!
道の駅・KOKOくろべ
朝です!静かで本当に気持ちよく過ごせた道の駅でした。
ちなみに、大型専用駐車場には47台分の大型スペースがありますが、トラックの出入りも多いかと思って、第2駐車場を利用しました。こちらには3台分だけの大型スペースがあり、そのうち2台分がバス専用。という訳で残り1台分の大型スペースを使わせてもらいました。第2駐車場ということもあってか車の出入りは少なく、余計に静かだったのかもしれません。
6時前から遊び始めた子ども達。




こんなに楽しい道の駅は初めてです。ここ数年、道の駅のコンセプトがだいぶ変わってきましたね。ますます、道の駅に行くこと自体が旅行の目的になってきたような印象を受けます。
この後、8時にはふわふわドームも稼働してくれたので、子ども達は朝ご飯のことなど忘れてずっと遊び続けていたのでした。
第1駐車場は車中泊の車でいっぱいになっていました。
ちなみに、お隣には大型のホームセンター&スーパーマーケットがあり食材の調達は徒歩圏内です。また、さらに隣には入浴施設も建設中のようです。こうなるとますます車中泊スポットとしての人気も高まるでしょうね。
9時頃になってやっと朝食。
すでにひと仕事終えた感じです(笑)。
食事の後、店舗が開いたので買い物へ。そして、実家へのお土産として、父には日本酒、母にはドライフラワーや地元特産品の詰め合わせを購入。ちょうど、母の日に向けて色々な企画商品があり悩んでしまいました。
今回は駐車場を一晩使わせてもらったお礼も込めてと買い物をしたのですが、実際には魅力的なお土産が盛りだくさん。施設の造りもそうですが、店舗に並ぶ商品も観光客の好奇心を吸い寄せるようなものが多く、何をとっても近代的な道の駅という印象でした。
最後に少しお散歩。道の駅に沿って流れている川に鯉のぼりがかけられていたので行ってみることにしました。ちなみに川の反対側は総合公園になっておりアスレチックもある様子。
う〜ん…「道の駅・KOKOくろべ」の魅力は計り知れないです。
そうそう、今日は5月5日。こどもの日でした。
いいタイミングで眺めることができました!
さて、出発です。
夜も朝も楽しませてもらった、最高の「道の駅」でした!
朝日ヒスイ海岸オートキャンプ場
これは気持ちいいぞ!超快適なキャンプ場でした!
今日から2泊する予定の「朝日ヒスイ海岸オートキャンプ場」に到着です!
チェックインは14:00からとのことでしたが、明日からは天気が崩れるという予報なので、アーリチェックインを利用して12:00に入りました。
最後の晴天を満喫するぞっ!
今回はキャンピングカーサイトを利用。2区画あるキャンピングカーサイトは1区画ずつ「右エントランス用」「左エントランス用」に作られていました。
そのことを知らず予約時に伝えなかったため、指定されたのが左エントランス用の区画だったのは少し残念…。
ちなみに、HPによると「キャンピングカーサイト」と「区画サイト」は広さも値段も同じようです。では、何が違うのかと思ったら、駐車スペースの広さが違っているようでした。
それにしても、基本的に10×10という区画は広々。そして、きれいに手入れがされた芝生が広がっていて気持ちのいいサイトです!
タープをセットした後は早速、お昼ごはん。
ママが作ってくれたうどんをいただきます!
そして、海へ!
「朝日ヒスイ海岸オートキャンプ場」というだけあって、目の前の海ではヒスイが取れるそうです。
パパとしては、
そう簡単に見つかるもんじゃないでしょ…。
って、思うのですが、子ども達は興奮を抑えられない様子。張り切って、ヒスイ探しを初めていました。
ここにきて…緊急地震速報
さて、子ども達のことをママにお任せして、パパは一人で自転車を楽しませてもらうことにしました。
ずっとデリカの屋根に積まれっぱなしだった自転車ですが、やっと活躍する日がやってきました。
海沿いにはサイクリングロードが設けられています。
これなら子ども達でも安心して走ることができたなぁ…。
と、自分の自転車しか持ってこなかったことが悔やまれましたが、子ども達はヒスイ探しに夢中だからどっちみちパパに付き合ってはくれなかったかな…。
とりあえず、富山・新潟県境方面へ走ってみることにしました。
車は走って来ないし、アップダウンもないし、風もないので超快適です!
こんな、おしゃれなベンチも発見。なんだか、お腹減ってないのにおやつを食べたくなってしまった…。(持ってきてなかったよ…残念)
そして、この先も気持ちよく自転車を走らせていったのですが…スマホがけたたましく鳴り始めました。
なになに?なにが起きたの?
町の防災無線からも大音量で緊急地震速報が。
慌てて自転車を止めると、立っていてもわかるほど明らかに揺れ始めました。スマホで確認すると、能登地方で震度5強とのこと。
マジか!?
能登半島とここは目と鼻の先。よりによって海沿い。よりによって家族を置いて一人で出掛けてきてしまった時に!東日本大震災の記憶が脳裏を横切りました。
とりあえず、猛スピードで自転車を走らせてキャンプ場へUターン。
キャンプ場に戻ってみると、周りの方々もスマホとにらめっこはしているけれど避難する様子はなし。ママの話では管理等からも特に避難の指示はないとのこと。そして、スマホ情報にて「津波の心配はなし」ということがわかったので、とりあえず一安心。
そんな訳で(!?)、焚き火の時間となりました。
いつもながらのサツマイモ。
そして、サツマイモが焼けるのを待つ時間はおやつタイム。
(サツマイモはおやつではないのか?)
富山・黒部名物の水団子。
そして、こどもの日なので柏餅。
水団子とは…米粉・片栗粉・水のみで作られている団子。水ですすいでから食べることがその名の由来なんだそうです。立山連峰の麓に位置する黒部は名水の里。だからこそ生まれた逸品なんですね。
富山といえば「鱒寿司」のイメージが強くありますが、こちらは知りませんでした。
柏餅を頬張る、今日の主役・長男。
喉につっかえないでよ…。
富山湾ぐるりのサイクリングコース
さて、地震によってテンションが下がってしまいましたが、ママに
行ってきていいよ。
と言ってもらえたので、もう一度出掛けることにしました。
海に並行して走っている「あいの風とやま鉄道」の車両が通り抜けていきました。
「あいの風とやま鉄道」は北陸新幹線の開業に合わせてJR西日本から切り離されてしまった北陸本線の一部です。少し前までは、日に何本もの特急列車がここを走っていたんですよね…。パパの記憶では、特急「かがやき」、「白鳥」、寝台特急「北陸」、急行「能登」などで、ここを通った記憶があります。懐かしいなぁ…。
キャンプ場からわずか3km。サイクリングコースの終点に到着してしまいました。
あっという間でした。
寸止まりの先に流れている川が富山県と新潟県の県境です。
サイクリングコースのスタート&ゴール地点を示すモニュメント。
知りませんでした。
なんと、このサイクリングロードは氷見から朝日町まで、富山県の海岸線をほぼカバーするように作られているそうです。(途中、道路を走る部分も混ざっているようですが)
「あいの風とやま鉄道」には自転車と一緒に乗れるサイクルトレインが走っていると聞きましたが、そういうタイアップでサイクリングの環境を整備してくれていたんですね。
子どもがもう少し走れるようになったら全区間を走破したいな、夢が広がってしまいました。楽しみだなぁ〜。(子ども達、付いてきてくれるかなぁ〜。)
キャンプ場に戻りました。
子ども達はまだヒスイ探しを続けている様子。
ヒスイ、見つかった?
ヒスイはなかなか難しそうだけど、きれいな石や貝は見つかったみたいです。
それでも子ども達は楽しかったみたい。それならば、良かったよ!
子ども達が楽しみにしていたBBQ
お楽しみはまだまだ続きます。
BBQの時間になりましたぁ〜♪
今回の旅行は前泊を含めて5泊の予定となりましたが、P泊3泊+キャンプ場2泊という行程でした。
パパとしては、「キャンプ場に入るならキャンプを満喫したい。観光するならP泊でいいのでは?」という理由でこのような行程を組んだのですが、やはり子ども達は不満げな様子でした。観光もそれなりに楽しんでいたように見えますが、やっぱりキャンプ場でのんびりが一番楽しいみたいです。
連休後半は天気が崩れるという予報だったので冷や冷やしていましたが、なんとかもってくれて良かったです。ヒスイ探しもBBQも楽しむことができました。明日は確実に雨みたいだけど、今回の旅行での目的は全て達成です!
という訳で、パパも今回の旅行で初めてのビールに満足し、焚き火を前にウトウトと寝入ってしまったのでした。
(つづく)
備忘録
5月5日(金)
道の駅・KOKOくろべ11:00→(22km)→11:50朝日ヒスイ海岸オートキャンプ場
本日の走行距離:牽引あり22km+牽引なし0km=22km
この旅での走行距離:牽引あり579km+牽引なし10km=589km