今年も佐渡島へ行って来ました!
佐渡島通いが始まったのは、妹がこの島へ移住してからなので今年で4年目になります。もう、随分と勝手がわかってきたので、まさに「田舎に帰る」ような気分です。
水着、浮き輪、ゴーグル、シュノーケル、フィン、ウェットスーツ、ボディーボード、釣り竿、ライフジャケットetc、海遊びの道具をデリカD:5に詰め込み、「準備万端!」で一路、新潟を目指したのでした。
今年も「ときわ丸」で海を渡ります!
いつもは、朝5時に自宅を出発して12時に新潟から船に乗るのが恒例ですが、今回は9時の船に乗ることにしました。その理由はというと…
①いつもより1泊少ない日程なので、島での滞在時間を少しでも長くしたい。
②金曜日の出発だったので、高速道路の深夜割引を使いたい。(そのためには、4時前に高速道路に乗る必要があります!)
③私たちのお気に入りの船「ときわ丸」が、この日は9:20発の便だった!
そんな訳で、気合いを入れて今朝はまだ真っ暗な朝3時に自宅を出発。圏央道~関越道へとデリカD:5を走らせ、関越トンネルを抜けたのが6時ちょうどでした。この先が眠かったぁ〜。いつもの越後川口SAでは奥さんに子ども達を任せ、私は運転席でしばし爆睡させてもらったのでした。
新潟港到着は8:40。乗船開始の10分前でした。
うっかりしていたけれど、今日は平日。この時間の新潟市内は通勤ラッシュでした。高速を降りた後はノロノロ運転が続き、船に遅れないか冷や冷やしてしまいました…。
よかったぁ〜♪無事に乗船できて!
久しぶりの早朝出発だったし、年齢の加算と共に体力の衰えを感じるようになってきた今日この頃だったもんで、かなり不安だったんです。
これで、パパは肩の荷が下りました。(笑)
出航のドラムが鳴ったので、子ども達と一緒にデッキへ。
「今は船が動かないように、あのロープで留めてあるんだよ。もうすぐ出発だから、ロープを外すよ。」
なんて話をしてみたら、長女は興味津々な様子で岸壁を見つめていました。5歳になって、随分と理解力が深まったもんです。教えがいがあって、こちらも面白くなってきました。
岸壁を離れ、日本海に船首を向け港内を進んでいくと新日本海フェリー“らべんだあ”に顔を会わせました。北海道・小樽行きのフェリーです。
毎年、ここであの船に顔を合わせると、「来年こそ、トレーラーを牽いてあれに乗りたいなぁ~!」
って、思うのですが…この夢はいつ叶うことでしょう?
カモメ達が後を追いかけてきました。
という訳で、売店へ走り“かっぱえびせん”を購入。動物に餌やりをするのが大好きな二人なので、期待通りの喜びようでした。
それにしても、カモメは餌をキャッチするのがうまいもんです。どんなに下手くそに投げてもちゃんとキャッチしてくれるので、やりがいがあります。(笑)
さて、本州としばしお別れ。
佐渡島へ行って来ま~す!
船内に戻り、子ども達がやっているのは…?
塗り絵。
素晴らしい眺めの、贅沢な机だね。
この日も船は全く揺れることなく、穏やかな航海でした。
なんだか、とってもご機嫌な二人。
次女はママとべったり。
長女はパパとべったり。
幼稚園に入ってからというもの、ちょっぴりパパ離れを始めたように見えた長女ですが、今日は気分が変わったようです。パパは嬉しかったよっ!
さて、時間はちょっと早いけれど、子ども達が待ちきれなかったのでお昼ご飯に。
今日も、ママが腕を振るってお弁当を作ってきてくれました!
酢飯の鮭ご飯とから揚と煮卵。
いただきまぁ~す!
この後、子ども達はママとキッズルームへ。
DVDは船のフロントに行くと無料で貸し出してくれます。この部屋があるから、佐渡島へ行くときは“ときわ丸”がいいんです!
そしてこの時間、パパはに二等船室で横になり、爆睡させてもらったのでした。
さてさて、新潟港から2時間半。背中に響いてくるエンジンの回転数が落ちて船が左舷に傾きました。そろそろかな?
デッキに出てみると、船はちょうと両津港に入港しようとしているところでした。
「トキの森公園」で朱鷺にご対面
上陸です!1年ぶりの佐渡島。
ただいまぁ~!
時間はお昼の12時。
晴れれば泳ぎに行くつもりでしたが、雨がパラパラと落ちています。残念ですが海は諦め、代わりに「トキの森公園」へ遊びに行くことにしました。
これまで何度も佐渡へ遊びに来ているというのに、まだ子ども達を連れて行ったことがなかったんです。
そして、
最近、佐渡のトキを題材にした絵本で事前学習をしてきたので、今回は“お勉強”も兼ねて遊びに行ってみることにしました。
ちなみに、この本「ねぇトキってしってる?」は佐渡市から発行された絵本なんですよ!
「トキ資料展示館」では、子ども達に折り紙で作ったトキをプレゼントしてくれました。
尻尾を前後に引いたり押したりすると、羽が上下に動くんです。子ども達は二人とも大喜び!
小さな資料館ではありましたが、大人にとってはいい勉強ができました。
トキって、昔はこんなに広い地域(オレンジ色の部分)に生息していたんですね。
子ども達は、トキと一緒に(!?)写真を撮ったり、
トキを抱っこ(!?)したり、
食物連鎖の勉強をしたりして楽しんでいました。
さて、こちらは公園内を少し歩いたところにある“トキふれあいプラザ”です。ここでは、トキまで2cmの距離に近づけるのだとか。
その秘密はというと、
トキの部屋をのぞけるこの窓はマジックミラーになっていまして、相手側からは何も見えないそうです。
なので、トキは人間に気づかず、
こんなところまで遊びに来てくれるんです。
池の中でドジョウを捕まえて丸呑みする様子も、こんな目の前で観察することができたのでした。
ちなみに、子ども達がもらった“ぱたぱたトキ”はこんな折り紙で折られていたんだとか。
折り方の解説もあったので、写真を撮らせてもらいました。家に帰ってみたら、作ってみるかな?
北沢浮遊選鉱場で映画の世界へ
さて、次にやって来たところはというと…ラピュタ”です!
ほらっ!
ほらっ!
ラピュタでしょ!
ここは、佐渡金山の近くにある「北沢浮遊選鉱場」です。
さてはて、浮遊選鉱(ふゆうせんこう)とはなんぞや?
『採掘・砕石し細かくなった鉱物を界面活性剤などの化学薬品とともに水槽に投入したあと、泡を発生させ、泡と共に浮上する物と沈む物で分けることで有用な鉱物を収集する選鉱の一種。』
※ウィキペディアより
さらには、
『相川の北沢地区には発電所やシックナーなど鉱山の近代化に貢献した施設群(国の史跡)が密集しています。もともとは銅の製造過程で行われていた技術であった浮遊選鉱法を金銀の採取に応用し、日本で初めて実用化に成功したものです。戦時下の大増産計画によって大規模な設備投資がされ、1ヶ月で50,000トン以上の鉱石を処理できることから「東洋一」とうたわれました。』
※さど観光ナビHPより
とのこと。佐渡の金山は有名ですが、それに付随して他にも様々な歴史が残されているんですね。
この“北沢浮遊選鉱場”はここ最近になって観光地として整備されるようになり、時期によっては夜間のライトアップなど実施されているそうです。
植物に覆われたレンガの建物。その前に広がるキレイな芝生、空には小鳥が飛び回り、そして、周りには人っ子一人いなくて物音一つないんですよ。
いつ、ロボットが現れてもおかしくない雰囲気でした!(笑)
バズーとシータがラピュタに到着した時のシーンを再現してみました。
どう?絵になってます?
妹に再会し、美味しい夕ご飯
さてさて、夕方。
妹と合流し、家を目指しました。
妹の車がミラジーノからバモスへと変わっていました。やはり、こういうところで暮らしていると“可愛らしさ”より“実用性(積載力)”が優先されてしまうようです。納得。(笑)
妹の家に到着して、晩御飯。
着いたぁ~。遠かったなぁ~。
高速道路を走るだけならまだしも、やっぱり船を挟むと、体感距離はぐっと遠くなってしまいますね…。まぁ、それが、島のいいところでもあるのですが。
今夜のメインはカレー。といっても、特性スパイスの聞いた、こだわりカレーでした。御馳走様!
そして、ビールを2本飲んだパパは子どもと一緒に就寝…長い一日でしたから。
さてさて、明日もたっぷりと遊ぶぞっ!
(つづく)
備忘録
自宅2:50→4:50赤城高原SA5:20→5:30下牧PA5:40→6:40越後川口SA7:15→新潟西IC→GS→8:40新潟港9:20→11:50両津港→12:15トキの森公園14:15→14:50北沢浮遊選鉱場15:30→15:50ホームセンター16:40→妹の家
本日の走行距離:427km