佐渡島二日目。
関東は梅雨空のようですが、こちら佐渡島はとりあえず晴れマークです。しかし、最高気温は25℃とのこと。「海で泳ぐにはちょっと涼しいなぁ…」という感じではありましたが、子ども達にそんな言い訳は通用しません。
今日は迷うことなく、海を目指すことになりました。
泳ぐにはちょっと冷たい!
妹と奥さんで朝ごはんを作ってくれました。
朝からお腹いっぱい食べて、さぁ、海へ出発です!
今日の遊び場に選んだのは、「赤亀・風島なぎさ公園」です。
天気予報を見ると、南西の風が5mとのことだったので、風を避けるべく島の東海岸を選んでみました。
ここは無料キャンプ場と海水浴場が併設された公園です。海開きはまだだったので監視員はいませんでしたが、水道、トイレは使えるようになっていました。
東屋を使うことができたので、隣に簡易テントを張り、準備万端!
いざ、海へ!
う~ん…冷たい!
海水の温度は気温に2ヶ月遅れて変化します。なので、まだちょっと(かなり)冷たいなぁ。
さて、子ども達はと言えば…あれっ?
海には入らず、砂遊びに夢中でした。持ってきた砂場セットが役立ったのは嬉しいけどねぇ…(笑)。
お昼ご飯はカップラーメン。
「海で食べるカップラーメン」これが美味いんですよっ!
海はやっぱり冷たくて、いまいち気分が乗らず…。
午後はキャンプ場の芝生でボール遊びをしたり、
お花を摘んだり、
お散歩したりして過ごしました。
日が差すとポカポカで、気持ちのいい昼下がりでした。
まさかこんなに朱鷺を見られるなんて!
この後、妹がお世話になっている方へご挨拶に伺いました。
その道中での出来事…
いた!
ほらほら、やっぱりトキです!朱鷺色の羽を広げて飛んでいるではありませんか!
嬉しいことに、田んぼの上を何周も旋回してくれたので、随分と長いこと大空を羽ばたくトキを眺めることができたのでした。
なんてタイミングがいいんだろうね。
とっても得した気分になりました。
えっ!また!?
しかも!
ツガイのトキです!
う~ん、本当に美しい!
昨日訪れた「トキ資料館」で伺った話だと、現在、佐渡島に野生のトキは350羽もいるそうです。それだけいるならすぐに見つかりそうに思えてしまいますが、実際にはそう簡単には会えないんですよねぇ。ちなみに、佐渡島は日本で沖縄本島に次いで大きな島なんです。そう考えれば、350羽は決して多いとは言えないのかもしれません。
なので、今回は二回も続けて見られて、大興奮しちゃいました。木にとまっていたり、田んぼで餌を探しているところではなく、大空を羽ばたいている“朱鷺色のトキ”を見られたんですから!
ご近所さんにご挨拶
さて、訪問先に到着しました。おじさん、おばさんは私達を実の子、孫のように歓迎してくれました。
お菓子と冷たいジュースを頂き、その後は畑へ。ニンジンを収穫して次に向かったのは…
ウサギさんのお家。ニンジンはウサギさんのおやつでした。
ウサギはやっぱり可愛いね。
我が家で9年間を共に過ごしたあず君がなくなって半年。美味しそうにニンジンを頬張るウサギを眺めていると懐かしい思い出が込み上げてしまいましたよ。
この後も畑でたくさんの収穫体験をさせてもらいました。
毎年、子ども達が大喜びしているブラックベリーはというと、
こちらは、まだ時期が早かったようです。
けれど、おじさんはなんとか熟している実を探して、箱いっぱいにプレゼントしてくれました。
最高に嬉しいお土産です。
この後、車を少し走らせて小高い丘に登ってみました。
ただ単にここに立ってみたのなら、ここから見える佐渡の風景は「いい景色」だけだったかもしれません。
けれど、こうやって地元の方と関わりを持たせてもらえると、ここから見えるあの家一軒一軒にも、あの田んぼ一枚一枚にも、あの山一つ一つにもドラマがたくさん詰まっているんだろうなぁ、なんて想像を膨らませていまいます。
旅の醍醐味は“人との出会い”これに尽きますね!
楽しい一日はあっという間…
さて、家に帰りますか!
今日はめいいっぱい遊んだなぁ。
ビールが美味いです!
ところで、今夜のメニューはというと、
真鯛のカルパッチョ。
お皿の墨に添えてあるヤングコーンは先ほどの頂きもの。
魚の煮つけ(魚の名前は忘れちゃった…)。
スーパーで見つけたものですが、これだけ山盛りで300円でした。
インゲンのゴマ和え。
このインゲンも先ほどの頂き物。
肉じゃが。
肉以外(じゃがいも、にんじん、玉ねぎ)は同じく頂き物。
う~ん、改めて佐渡の食の豊かさを感じさせられた夕食でした。
自然の恵みに感謝、そして、佐渡の人の温かさに感謝です!
御馳走様でしたぁ~!
(つづく)
備忘録
妹の家 → 10:00赤亀・風島なぎさ公園13:45 → ご近所さん → Aコープ → 妹の家
本日の走行距離:57km
この旅での走行距離:484km