親ばかパパの子育て日記

キャンピングトレーラーであっちへこっちへ!

2023.11 京都・大阪の旅(3日目・4日目) 〜 国立民俗学博物館・帰路 〜

 「2023.11京都・大阪の旅」3日目。今日は大阪を訪問します。

 と言っても行き先はUSJでもなく、通天閣でもなく、海遊館でもなく…「国立民族学博物館」です。地味ですかね…?

 しかしながら、ここは奥さんの強い希望でした。我が家の子ども達も外国に興味を持ち始めている気配がなくもないし、いい機会になるかもしれません。

 という訳で、宿泊地にしていた京都より名神高速道路に乗り、一路、吹田を目指しました!

 

 

 大阪へ!

 

 今朝は随分と冷え込んでいました。さすが、11月も下旬ですな。

 しかし、気持ちのいい青空。今日も楽しい一日になりそうな予感です!

 

 万博記念公園の駐車場は9時にオープンとのこと。なので、それに合わせて入れるよう、8時過ぎに京都のRVパークを出発しました。

 名神高速道路で吹田を目指します!

 

 万博記念公園 〜 太陽の塔 〜

 

 9時ぴったり!

 オープンに合わせて中央駐車場にピットインです。

 

 そして、モノレールの万博記念公園駅へ。

 というのも、今日は大阪に住む従姉と一緒に遊べることになりまして、まずは駅までお迎えにあがりました。

 

 無事に従姉と合流。

 今日は夜勤明けなのに、午後からまた仕事だそうです。そんなお疲れ状態なのに遊びに来てくれました。申し訳ないです…。

 

 大阪万博記念公園といえばこれ、「太陽の塔」でしょうか。

 

 ホントに不思議なデザインだな。

 

 国立民族学博物館

 長男、入場拒否!

 

 さて、万博記念公園を通り抜けて、国立民族学博物館にやって来ました。

 

 エントランス前にあったトーテムポール。

 

 トーテムポールといえば、アラスカで活躍された星野道夫さんを思い出します。星野さんの本にはたくさんのことを学ばされました。

 自分が自転車でアラスカを旅した時の事を含め、思い出が蘇ります。

 

 さて、入場。

 

 「国立民族博物館」は通称:「みんぱく」と呼ばれています。「民博」です。「民泊」ではありません。その中身はというと、『世界の諸民族の社会と文化について研究し、その成果を展示する「博物館をもった研究所」』なんだとか。つまり、博物館を一周すると、世界を一周できるという訳です。

 パパはどちらかというと、「自然」の姿を見るのが好きで国内外を旅してきましたが、自然環境とそこに暮らす民族の営みは切ることのできない関係です。なので、ここの内容はパパも興味をそそられます。

 

 あれ? 長男がカタクナに入場拒否。

どーしたの? 

 

 これが怖いんだそうです。

なかにいくと、あれがいるから嫌だ!

 大人はみんな笑っちゃいましたが、確かにそうだね。怖いね…(笑)。

 

 オセアニア

 

 まずはオセアニアから。

 館内の展示はオセアニアから始まり、地球を一周して日本で終わる「地域展示」と、音楽や言語など人類が共通している文化を比較する「共通文化展示」から成り立っています。

 

 パパはこの床に目が釘付けでした。

ここを上から下まで自転車で走ったんだよなぁ。

 なんて、思い出に浸ってしまったのでした。ここはこんな風景だったなぁ、ここでこんな人に出会ったなぁ、ここで野宿してこんな朝を迎えたなぁ、なんてね。20年近く経った今でもかなりハッキリと覚えているもんです。

 

 オセアニア地域の島々の生活に関する展示。

 ここではサメ捕り漁について解説されていました。右下にある道具はというと、『ココナッツの殻で作った"ガラガラ”で海の中で音を鳴らすとサメがこの音を魚群の音と錯覚して寄ってくる。そして、サメの頭部に縄をかけて木製の棒で叩いて仕留める』

 だそうです。「なんて原始的!」って思ってしまいますが、実際にそれでサメを捕獲して生活してきたんですからねぇ〜。ビックリです。

 

 こちらの解説もパパにとっては興味深いものでした。

 「火山島とサンゴ島」というテーマです。それぞれが地学的に異なる過程で造られ、現在の地形的特徴が生まれたということはわかりますが、その自然環境の違いが、そこに住む人々の暮らしにどのような違いを生んだのか、という解説がされていました。

 

 こうやって比べて見ると、それぞれの環境が随分と異なることが容易にわかります。

 

 そして、お互い得られるものが異なったので、物々交換を経てお互いの生活を成り立たせていたようです。(詳しい解説は省略)

 

 こんなゲームもありました。

 パパがやってもなかなか楽しかったです。

 

 アメリカ

 

 お次はアメリカ。

 パパは1年半かけて自転車で走った大陸なので、特に興味のある地域です。

 

 ペルーのマチュピチュ。

 懐かしい〜♪

 あの一番高い山の頂きに立って、マチュピチュの全景を眺めました。

 それにしても、よくぞこんな山岳地帯に「街」を築いたもんです。意味がわかりません…。

 

 こちらは、17〜18世紀に行われていた三角貿易のお話。

 世界史の教科書に出てきた話ですね。

 

 こちらはメキシコのアレプリヘを紹介するコーナー。

 アレプリヘとは「空想的な生き物」の工芸品であり、言い換えれば、「怪物の紙人形」なんだとか。これは近年になって作られるようになったもので、お土産屋さんに並んでいるそうです。

 メキシコは3ヶ月以上走っていたというのに、知らなかったなぁ。

 

 休憩 〜 お土産たくさん 〜

 

 さて、歩き疲れたので館外に出ておやつを食べることにしました。

 

 なんと、従姉がお土産にたくさんの焼き菓子を持ってきてくれたんです。

 しかも、紙皿とフォークまで準備して下さっておりまして…恐縮です。

 そしてこの後、従姉は「仕事があるから」と大阪の自宅へ戻られていきました。いやはや…忙しい中、一緒に遊んで下さり、そしてこんなにお土産まで頂いてしまい、本当に恐縮です。ありがとうございました!

 

 言語

 

 さて、我が家は再び博物館に戻りました。まだまだ半分も見終わっていません…。

 こちらは「言語」のコーナーです。

 

 誰もが知っているであろう絵本、「はらぺこあおむし」。

 この本はいくつもの言語に翻訳されており、それらを動画で視聴することができました。

 

 また、各国の「手話」で読まれた「はらぺこあおむし」を動画で見ることもできました。

 パパもママも手話が少しできるので、日本と外国で手話の表現がこんなに違うのかと驚かされました。

 

 これも面白かったなぁ〜。

 日本各地の「22の方言」と「3つの若者言葉」で読まれた『ももたろう』です。ちなみに、若者言葉・東京では、「大きな桃」が、「マジででっかい桃」と表現されていました。

 

 南アジア

 

 南アジアです。

 この辺りって、失礼ながら、「本気で考えたの?」って思ってしまうような神様がたくさんいて面白いです。

 

 日本でも結構、有名なトゥクトゥク。

 子ども達も興味ありな様子でした。

 

 そして、パキスタン(だったかな?記憶が曖昧ですが…)のバス。

 トラックの荷台に人を乗せて(載せて)しまうところと、このカラフルな装飾。いかにも、「The 南アジア」な感じです。

 ちなみ、長男はこのバスが超気に入ってしまった様子。この先、何度もここに戻ってきていたのでした。

 

 東南アジア

 

 東南アジアのコーナー。

 この辺りもパパは大学時代にバックパッカーでウロウロしていた地域なので懐かしいです。

 

 仏教で使われている…名前をなんていうんだろう?お経を唱える時に叩くヤツです。

 動画に合わせて叩ける体験できるコーナーがあったのでみんなで挑戦してました。が、長男が激しく叩きすぎて係の方から注意を受けてしまいました…すみませんでした。

 ちなみに、長男は太鼓が大好き。「2023.8青森の旅」でねぶた祭に参加してからというもの、太鼓にハマっています。

 

 これって、マンカラカラハじゃないですか!我が家の子ども達がハマっているゲームです。

 その歴史は紀元前4000年にも遡るゲームとのことですが、まさかこんなところで本物(!?)に出会えるとは!

 子ども達も大喜びしていたのでした。

 

 こちらは、モンゴルのゲル。意外にも近代的です。

 だって、

 

 こんなものまで装備されているんですもん。

 ちなみに、我が家にはテレビがありませんから、負けました。

 

 日本

 

 そして、最後は日本です。

 ここでは、しっかりとアイヌの歴史についても解説されていました。

 

 北海道の地名って、アイヌ語の意味を知ると、なるほど!って、なることがたくさんあります。

 地名って、大事ですよねぇ〜。

 

 そして、日本各地の行事(祭)について解説されていました。

 いやはや、こうして世界と見比べてみると、日本って地味ですね…。南アジアの神様を見て「まじめに考えたの?」なんて、言ってしまいましたが…あちらの方が日本の神様を見たら、どう思うのだろう?(笑)。

 

 そんなこんなで、世界一周の旅を終えることができました。

 あれっ?ヨーロッパ、アフリカ、東アジアは写真がありませんでした。というのは、長男が何度も何度も「南アジアのバス」に乗りに戻っていたのでそれに付き合わなければならず、ゆっくりと見られなかったんです。

 というか、館内が広すぎて広すぎて…。何度も通わないと、とても見きれないですよ。

 

 夕食は関西バージョン!?

 

 京都のRVパークへの帰り道。スーパーに寄り道して夕食を揃えました。山芋焼き天、とり天、たこ焼きetc…。

 せっかく関西に来たのだから、子ども達に少しは土地の名物を食べさせてあげたいなぁ〜。と思いましてね。といっても、外食をする余裕はないので、スーパーでお惣菜を買い込んだのでした。(しかも、夕方の値引き商品ばかり!)

 

 それでも、子ども達は十分喜んでくれました。

 よかったよかった。

 

 サンタさんがやって来た!?

 

 そして、これは食後の話。従姉から頂いたお土産をみんなで開けてみました。

 従姉は大阪から神奈川の我が家に遊びに来てくれる時もいつもこうやって家族一人ひとりにプレゼントを用意してくれるんです。そんな訳で、我が家にとってはまるでサンタさんのような方なんですよぉ〜。

 

 子ども達、大喜び!

 そしてパパも!

 

 いつもながらの地ビール。

 そして、お手紙。

 

 ありがとうございます!

 いつもこのブログを読んで下さっているそうで、本当にありがとうございます!

 

 帰路 〜 京都→神奈川 〜

 

 「2023.11京都・大阪の旅」最後の朝です。

 いやはや、今回の旅行で3泊を過ごした「RVパークStandOut KYOTO」は本当に気持ちよく過ごせるRVパークでした。新しいこともあり、何もかもがキレイで本当に気持ちよかったです。そして、全ての食事を自炊する我が家にとって、「洗い場が室内にあって、お湯が出る」ってすごくありがたいことでした。あと、人数が多いので「シャワーがあって、しかも無料」ってのも、すごく嬉しかった。お風呂代も5人分になるとかなりの額になってしまいますからね…。

 そんなこんなで、恵まれた宿のもと、「1日目:宇治の平等院」、「2日目:京都の鉄道博物館」、「3日目:大阪の民俗学博物館」、という変化に富んだ3日を楽しむことができたのでした。

 

 名神高速へ!

 

 さすが、連休最終日。東名の御殿場から先では長い渋滞にハマってしまいましたが、なんとか陽が暮れる前には帰宅できました。帰宅だけで丸一日。やっぱり関西は近くないなぁ。

 しかしながら、我が家としてはちょっと珍しい過ごし方をしたお出掛けとなり、これはこれで子ども達も楽しんでくれたようなのでめでたしめでたしです。

 

 帰宅後、子ども達に聞いてみました。

一番楽しかったのはどこ?

みんぱく!

民族博物館!

 とのこと。

 そうですかぁ〜。そうかもね。まぁ、よかったよ。

 ちなみに、長男は???

 やっぱり、鉄道博物館だよね?

トラックのバスにのったとこ!

???

 なんと、長男も民博だったようです。パパの心境はちょっと複雑…。

 けれど、まぁいいか。外国に興味を持つのは大切なことです。これからの時代は尚更にそうでしょう。という訳で、パパは納得することにしたのでした。

 

 そんなこんなの、「2023.11京都・大阪の旅」でした!

 

 備忘録

 

 

 11月25日(土)

 

 京都8:15→(名神高速)→9:00万博記念公園中央駐車場15:45→(した道)→17:10(買い物)→17:50京都

 

 この日の走行距離:牽引あり0km+牽引なし60km+60km

 この旅での走行距離:牽引あり404km+牽引なし131km=535km

 

 11月26日(日)

 

 京都9:35→17:30自宅(御殿場→大井松田渋滞あり2h)

 

 この日の走行距離:牽引あり400km+牽引なし0km=400km

 この旅での走行距離:牽引あり804km+牽引131km=935km

 

 

 

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