今日の三沢市の予想最高気温は37℃とのこと!ここ1周間、ずっと暑い日が続いていたけれど、今日はその中でも特に暑いようです。どうなっちゃうんだろう?
ただ幸いだったのは、今日は湖水浴を楽しむ予定だったことです。暑すぎて干からびないか心配もありましたが、水と戯れることでなんとか気は紛れるかもしれません。
そんなこんなで、湖を満喫した「2023青森の旅」最後のお話です!
キャンプ場の朝
子ども達は起き上がるなり、アスレチックへ遊びに行ってしまいました。
ママが朝ご飯を作ってくれ、パパはゆったりとブレックファースト。
そして、子ども達の朝ご飯。
やっぱり、これが主食?
何やら制作活動が始まった。
芸術作品の出来上がり!?
ちゃんと、片付けしてよ…。
小川原湖湖水浴
子熊ちゃん登場!
準備完了です!
三沢オートキャンプ場から車を走らすこと1〜2分。
小川原湖湖水浴場に到着!
まずは日陰を探して、
本日のベースキャンプを設営。
そして、出陣!
ちなみに、ここは管理された湖水浴である為、遊泳時間も決められていました。開始は10:00〜で、12:00〜13:00はお昼休みとのこと。
まぁ、それくらい余裕を持った方が身体のためにも良さそうです。
小川原湖は青森県で最大の湖。全国でも11番目に大きな面積を持つ湖なんだそうです。また、広大な湖全体が1つの地籍として登録されており、全国で唯一の「住所を持つ湖」なんだとか。
そして、八甲田山系を源とする高瀬川が流れ込む一方、満潮時には太平洋から海水が逆流するため、淡水と海水が混じる汽水湖という性質から生態系も独特なんだそうです。
遠浅の砂浜はどこまで行っても足が付くので安心ですが、大量の水草が生い茂っていたので最初はちょっと気持ち悪かったです。すぐに慣れましたけどね(笑)。
ちなみに、長男は足が着かないことと、まだ浮き輪も慣れていないのでかなり怖がっていました。
こちらも、すぐに慣れたようですけどね。
それにしても、なんか違和感があります。なんか、不思議…。
ロープとブイで区切られた湖水浴場内には、意外にも子どもより大人がたくさんいるんです。そして、湖水浴を楽しんでいるという雰囲気はなく、みんな立っているんです。
何しているんだろう…?
しばらくして気が付きました!シジミが採れるです!みんな、足の指先で砂を掘り、シジミを探していたのでした。
そうとわかったら、 我が家も早速シジミ探しを開始!
ほらほら!
ジャンジャンと採れます!
最初は足で探していましたが…
潜って探した方が早い!
といって、潜水大会が始まったのでした。
せっかくなので、簡単に深く潜れる方法を教えてあげました。
①うつ伏せになって、水面に浮く。②腰を軸にして、腰から先を90°曲げて頭を真下(湖底)に向ける。③腰を軸にして、腰から足先を真上(空)に向ける。
そうすると、バタバタ手足を動かさなくたって、すぅ〜っと身体が沈んでいくんです。
2人共、この一日で素潜りが随分と上手になったのでした。
食べ物の力は大きいね!
こんなに採れました!
砂浜にてシジミの選別。小さなヤツは湖に返してあげます。
大きなヤツはこれくらいのサイズ。十分、食べられます!
ちなみに、小川原湖は日本で3番目のシジミの産地なんだそうです。1位は島根県の宍道湖。2位は青森県の十三湖。つまり、2位と3位が青森県なんですね!知りませんでした。
そして、ここ小川原湖では、湖水浴場内に限って道具を使わなければシジミを自由に採っていいことになっているそうです。なので、密漁ではありません!
いやはや…湖水浴を楽しむつもりでやって来たのだけれど、それ以上に楽しく遊ぶことができたのでした。
予報通り、気温は37℃まで上がっているのかな?全身が濡れているので、そこまで暑さは感じません。
水温も適度で、水の中が気持ちいい。
長男は寝てしまいました(笑)。
そんなこんなで、午後までたっぷりと遊びました。
「2023.8青森の旅」最後の目的地であった、小川原湖。満喫しました!
道の駅おがわら湖
さて、一日炎天下の中で遊んでヘトヘトです。エアコンで涼みたくなり、ドライブがてら「道の駅・おがらわ湖」にやってきました。
ここで初めて気が付きました。「小川原湖」って、「おがわら湖」って、読むんですね。ずっと、「おがわはら湖」って読んでいました。大変失礼しました…。
地場産の野菜や果物がたくさん売っていたので、たくさん購入。
そして、お楽しみはソフトクリームです。それも「しじみソフト」。
お味の方は…?
残念ながら、子ども達にはイマイチだったようです。頂いてみると、かなり塩味がキツく、そして確かにシジミの味。大人には「これはこれでアリだな。」という感想でしたが、子ども達は食べるのが辛かったみたい…。
せっかくお小遣いで買ったのに食べられず、テンションが下がってしまった2人。ちょっと可哀想になってしまい、パパとママが買い取って差し上げました。
まぁ、いい勉強したね。
三沢市民の森温泉浴場
さて、お風呂にやってきました。キャンプ場のすぐ近くにある「三沢市民の森温泉浴場」です。今回のキャンプ場にもシャワーはありましたが、湖水浴をした後だし、たまには温泉に入るのもいいかな、と思いまして。
というか、今回の14日間の旅行では5カ所のキャンプ場を訪問しましたが、全てのキャンプ場にシャワーがあったんです。なので、お風呂に行ったのはこの日を含めて3回だけでした。まぁ、夏はね、汗だけ流せればサッパリしてしまうんですよねぇ〜。
駐車場に車を止めてビックリ!
レグナムだ!
パパがデリカD:5の前に乗っていた車です。生産は2002年で終了していますから、最新でも21年落ちということですね。ここ数年、街中で見かけることはなくなりましたので、感動しちゃいました。
ちなみに、長女が0歳の時はまだレグナムに乗っていたのですが、彼女の記憶には全く残っていないそうです。そりゃそうでしょうけど(笑)。
そして、長女からの一言。
パパ、頭ぶつけなかったの?
そうだねぇ…最近の車は背が高いのが多いからねぇ〜。子ども達にとってはそんなところが新鮮だったようです。
さて、温泉です。
ここは三沢市営の温泉。
なんと、
素晴らしいお値段。
市外大人220円、市外小学生110円です。これでも最近、値上がりしたそうです。いやはや…これだったら、キャンプ場のシャワーよりこっちを選んでしまいますよね。
昔ながらの「銭湯」といった雰囲気の味のあるお風呂でした。
最後の夜
キャンプ場に戻りました。
相変わらず暑いけれど、大きな日陰になっているが幸いです。
今回の旅は常に「暑さとの戦い」でした。よくぞエアコンなしで体力がもったな…と今更ながら感心です。
けれど、今回の旅の目的を全て達成することができ、満足感でいっぱい。本当に楽しい旅でした。
子ども達はまだまだ体力が余っているみたい。
アスレチックに行ったっきり、戻ってきません。
後で話を聞くと、お友達ができたのだとか。千葉からのファミリーで、今日、北海道から戻ってきたそうです。そして、あちらの家族も3人兄妹で年齢もほぼ同じだったので、すぐに仲良くなってしまったんだとか。
パパもこれまで国内外たくさんの旅をしてきましたが、人との出会いが何よりの楽しみであり、思い出になっています。子ども達もそのうち、そんな旅をしてくれるようになったらいいな、なんて思ってしまいました。
陽が暮れたので、タープを片付けました。明日は一気に神奈川まで走る予定なので、早めに出発の予定です。という訳で、やれることは今夜のうちにやっておくことにしたのでした。
それにしてもこのキャンプ場、各サイトにテーブルと椅子が用意されておりグッドタイミングでした。お陰様で、明日の朝は焚き火台の片付けとトレーラーの連結だけすれば出発できます!
最後なので景気よく肉をドカンッと!豚ロースと鶏モモです。
最近思うのですが、炭火で肉を焼く時はこうやってデカいまま網に乗せ、塩コショウして、焼けた所からキッチンバサミで切って食べていく。この食べ方は準備が楽チンで、すごく美味しいです。そう、「楽チン」って大切ですよねぇ〜。
忘れてはいけません!
湖で採ってきたシジミ。ママが砂抜きをしておいてくれました。
そして、
しじみのすまし汁、出来上がり!
暗い所で撮った写真なので全然美味しそうに見えませんが、メチャクチャ美味かったです!
キャンプ場の草刈りをしていた職員の方と仲良くなった子ども達。
「スイカの皮を木の枝に乗せておくと、カブトムシとかクワガタが集まってくるよ。」と教えてもらったそうで、実践していました。
結果は空振りでしたけどね…。まぁ、これも経験です。
さて、そんなこんなで14日間に及んだ「2023青森の旅」最後の夜となりました。この日は涼しい風がトレーラーの中を流れてくれ、気持ちよく眠ることができたのでした。良かった!
明日は神奈川までの850kmを一気に走ります!
(つづく)
備忘録
三沢オートキャンプ場9:50→9:55小川原湖14:30→14:35キャンプ場15:30→15:50道の駅おがわら湖16:30→16:45三沢市民の森温泉17:40→17:50キャンプ場
この日の走行距離:牽引あり0km+牽引なし31km=31km
この旅での走行距離:牽引あり1217km+牽引なし598km=1815km