房総半島は私達のお気に入りのお出かけ地です。特に花が咲き乱れる春がいいんですよねぇ〜♪結婚してから10年間はほぼ毎年通っていました。「ほぼ」というのは、東日本大震災の時はとても行けなかったからです。あの時は、なんたってガソリンが手に入りませんでしたから。
しかしながら、ここしばらくはまたご無沙汰してしまいました。と自分のブログに検索をかけてみると、3年ぶりのようです。そうか…コロナ禍になってしまったからか。
さて、コロナはまだ落ち着く気配がありませんが、最初の頃とはだいぶ状況が変わってきました。感染対策にもだいぶ慣れてきましたね。という訳で、この春は久しぶりに「花の房総」を目指すことにしました!
土砂降りの雨に打たれて出発
出発は金曜日。この日は前線を伴った低気圧が四国から東へ進んでいるとのことで、関東でもお昼頃から雨が降り出しました。そして、夕方には本格的な土砂降りに…。トレーラーの連結作業時はカッパを着ても中までビチョ濡れになる程の大雨でした。
20時少し前に自宅を出発。前が見にくいくらいの大雨だったため、制限速度−10km/hでゆっくりとデリカD:5+AVIVA472PKを東へ勧めました。そうそう、ここ3ヶ月間はスキーが中心だったので、家を出発すると「西へ」向かうのが常でした。東へ向かうのは半年ぶり(!?)。とても新鮮です。
さて、首都高速湾岸線に入ると横浜ベイブリッジは風速10m。雨と風のダブルパンチで、運転は緊張の連続。疲れたぁ〜!そして、アクアラインに入って「海ほたる」で休憩。弱まる気配のない大雨の中、覚悟を決めてトイレにダッシュ。気温は4℃。寒かったぁ〜!
そんなこんなで、予定していたP泊地に到着したのは23時ちょうどでした。写真を撮ってみたけど、真っ暗でご覧の通り。これでも、目の前にトレーラーがあるんです。何度も来ているP泊地だから躊躇なく入って来られたけれど、初めてだったら怖いよなぁ…(笑)。
さて、今日一番の心配事は、「この土砂降りの雨の中、どうやって子ども達をデリカからトレーラーへ移動させようかしら?」ということだったのですが…これが嬉しいことに、小雨になっていた!
ラッキ〜!
P泊地で朝のお散歩
そして、気持ちのいい朝を迎えました!昨日の雨で空気が洗われたようで、空は透き通り空気も美味しく感じます。
そして、暖かい!
スキー場の寒さもそれはそれで気持ちいいけれど、やっぱり「暖かい」って、いいなぁ〜♪(すみません…わがままで。)
子ども達はいつも通り6時前の起床。ねーちゃん達はこれまたいつも通り朝から読書に夢中です。が、長男は、
お腹へったぁ〜!
といった様子で、あーあー言っています。とりあえず、パンを与えて落ち着いてもらいました。
朝ご飯はママが焼いてきてくれたパン。
ジャムでもアンコでもお好きな方でどうぞ!
食後はお散歩をしてみることにしました。
ちょうどいい木がある!
と言って、いきなりクライミングを始めようとした人がいたので、慌てて辞めさせました。枝が折れてしまったら大変です。
桜の蕾はかなり膨らんでいました。来週には見頃かな?
いつ来ても人っ子一人いない公園ですが、桜の時期には賑わうのかなぁ〜?
右奥の駐車場にトレーラーが写っているのが分かりますか?
いつ来ても、こんな感じなんです。昨夜の到着時の写真が「真っ暗」だった理由も納得です。
鴨川シーワールドへ!
さて、ここからが今日のメインです!
私達(パパとママ)が大好きな水族館、「鴨川シーワールド」です。前回来た時は次女が0歳だったから、6年ぶり!そう、あの時のトレーラーはちっこい「マイクロライト300」だったんだよなぁ〜。
ちなみに、トレーラーを牽いての駐車場利用は1600円/日でバス用駐車レーンを使わせてもらえます。普通車でも1200円/日なので、そこまで高い訳ではありません。
昨日通過した前線の影響で海は大荒れ。砂浜に降りるのはやめさせました。
子ども達は波打ち際で遊びたがっていましたけどねぇ…明日になれば、もう少しマシになると思うよ。
さて、予定より15分早く入場開始になったのでゲートに向かいました。
ちなみに、3月は「神奈川県民感謝月間」とのこと。大人3000円→2500円、小人(小・中学生)1800円→1500円、幼児(4歳以上)1200→1000円にしてもらえました。発券窓口で住所を証明できるものを全員分提示する必要がありますが、用意周到なママが全員分の保険証を用意しておいてくれました。
さて、入館です!
長男はイワナを見て大興奮!こんなに地味な魚でこんなに喜んでくれるとは!(笑)
そして、時間になったので「サーフスタジアム(イルカのプール)」へ!
子ども達が一番の楽しみにしているのは、やっぱりイルカでしょう。
ここのイルカプールはそこまで大きくはなくショーもこじんまりとしていますが、子ども達が楽しくむにはちょうどいいくらいです。
ちなみに、鴨川シーワールドの見どころはやっぱり、「ショー」ですよね。イルカ、シャチ、アシカ、シロイルカのショーがあり、30分毎に開始されるので全部見ようとするとせわしなく移動する必要があります。
が、我が家は丸一日滞在する予定なので、ゆっくりと見て回ることにしました。
何度も目の前を往復してくれるアザラシに興奮し、
チャプチャプと水面を漂いながら愛嬌を振りまくペンギンに癒やされ、
水中を凄まじいスピードで泳ぎ回るカマイルカに圧倒されました。
ちょうどカマイルカのご飯の時間になり、飼育員さんの隣で食事の様子を見ることもできました。
水の中の生き物の様子って、水の上から見るのと、水の中での様子を見るのとでは随分と雰囲気が違います。両方を見比べられるこの水槽はよく出てきて、子ども達は楽しそうでした。
さて、アシカのショーの時間になったので、「ロッキースタジアム」に移動しました。
「鴨川シーワールド」の名物かな?笑うアシカ。
長女はこの一日の中でアシカショーの印象が特に強かったようです。派手さはあまりないけれど、ユニークな芸が多かったからでしょうか?
さっきは水中での様子を見たアザラシを今度は上から。
日光浴を楽しめるほど晴れてはいないけれど、みんな、岩の上でまったりとしていました。
そして、いよいよメインのショーですよっ!「鴨川シ−ワールド」といえば、やっぱりこれじゃないですか?オーシャンスタジアムで開かれる、シャチのショーです。
開始25分前に行っても「水がかからない席」は満席でした。それにしても、ポンチョを買って「あの席」にこれだけたくさんの人が座っていることにビックリ。みなさん、ヤル気ですねぇ〜♪
さて、「海のギャング」とも言われ、怖いイメージが強いシャチですが、こんなに芸ができるのかと驚きです。
それにしても、デカいよなぁ〜。体調5mというから、デリカD:5よりデカい(笑)。
そして、こんなに人間になつくということにも関心してしまいます。
おねーさん、完全に空を飛んでますよっ!
(すごい高さだよな…)
そして、一番の見どころはやっぱりこれか!?
ワザと観客に近いところで宙を舞い!
水に落ちて!
バッシャーン!
ド派手に観客に水がかかる(かける)訳です。かかる水の量は半端じゃありません。「水しぶき」というレベルのものではなく、バケツ(風呂桶?)を頭の上でひっくり返されるようなものです。
ちなみに、ショーが始まる前にそこのことはしつこい程アナウンスされていました。それを聞いているだけで、面白くなってしまうくらいです。
『必ず濡れます!濡れることを楽しめる方のみお座り下さい。』
『服が濡れることより、電子機器が濡れることをお考え下さい。目の前にある水は海水です。海水がかかれば、電子機器は十中八九壊れます。』
それを聞いてか、ビニールガッパは飛ぶように売れていましたが…あんな程度では、首元から滝のように流れ込んで来るだろうし、靴もアウトだろうなぁ。(わかっている人は最初から裸足になっていました。)
結局のところ、一番上の席でも水しぶきがかかっているところがありました。そのため、「絶対に濡れたくない人」は立ち席がオススメです!個人的には、夏に水着を着て見るのが一番楽しいだろうなぁ、なんて思いました(笑)。
シャチの芸の凄さにも驚かされたけれど、シャチの持つパワーに驚かされるショーでした。
すごい「破壊力」です(笑)!
こちらは、シロイルカ。
マリンシアターでちょうどショー(解説)が始まるところでした。
シロイルカって、何度見て見てもその美しさに惚れ惚れしてしまいます。真っ白な身体と、ぽっこりと膨らんだあの頭に神秘的なものを感じてしまいます。
ちなみに、シロイルカの飼育を始めたのは、日本ではここ「鴨川シーワールド」が最初で、世界では5番目だそうです。
「鴨川シーワールド」では、7月に二頭の赤ちゃんシロイルカが誕生しており、今回はその時の様子を解説してもらえました。
上の画像は妊娠初期のエコー写真。この時の赤ちゃんの大きさはまだ3cmだったそうな。
生まれてきたシロイルカの赤ちゃんは、生後2日後の計測で、体調120cm・体重40kgだったそうです。そして、生後7ヶ月の現在は身長180cm・体重150kgになったとのこと。人間の赤ちゃんとは比べ物にならないですね。
ちなみに、シロイルカは生まれた時は黒色をしていて、段々と白くなってくるんだとか。長いと白くなるまで10年もかかるそうですよ。
お腹が減ってきました。という訳で、トレーラーに戻ってご飯にしました。今日はカレーで〜す!
食後はいつもの昼寝zzz…ベッドに横になって少し休憩。動物園とか水族館って、歩いてばかりだから疲れるんです。
パパとしては、もうちょっと休みたかったけれど…午後の部開始。
午前はショーばかり見ていたので、午後は展示エリアをゆっくりと回ることにしました。
クラゲって、こうしてみるときれいだけど…あの水槽の中には入りたくないな(笑)。
そうそう、スタンプラリーも完成させないと!
通常は300円で販売しているスタンプラリーノートが、「神奈川県民割引」でチケットを購入した際に子どもにだけプレゼントしてもらえたんです。
子ども達は熱心に探し回っていました。
こちらはトロピカルアイランド。
こんなに「広い&浅瀬」で泳ぐ魚を真横から見られる水槽って、意外に珍しい気がします。子ども達は亀を見入っていました。考えてみれば、亀って甲羅干しをしているイメージが強いから、こんなにスイスイと泳ぐ姿は珍しかったのかもしれません。
ちなみに、この「広い&浅い」水槽は、奥に行くと…
水深7.5mにもなり、この水族館で一番深い水槽になります。
ちょうど、「フィーディングタイム」の時間でした。
水槽に潜っているお兄さんが魚に餌をやり、水槽の前にいるお姉さんが解説をしてくれていました。
それにしても、こんなにたくさんの魚に囲まれたら怖くないかな…?なんて、思っちゃったけど、それはまだまだ魚のことがわかっていない「超ド素人」だからでしょうか。
長男は、ダイバーのお兄さんを見て「目が点」になっていましたね(笑)。
さて、無事にスタンプは全て揃いました!記念品はシャチのマグネットでした。
子どもって、スタンプラリー好きですよね。気持ちはわかります。
午後になると陽が隠れてしまい、寒くなってきました。しかしながら、子ども達はまだ帰る気にならないみたいです。
こちらはペリカン。ペリカンって、よくよく見ると不思議だよな。クチバシの下の大きな袋はとっても不思議。ちなみに、ペリカンのクチバシって、鳥類の中では最も長いそうです。大型のものでは50cmもあるんだとか。
そろそろ帰るかね。
と、歩きだしたらイルカのショーをやっていました。そしたら長女、
ちょっと見てくる!
と言って、観客席の中に潜り込んでいき、後ろの方にいい場所を見つけて一人でショーを楽しんでいるじゃないですか。
ちょっと前までは、「行っておいでよ。」と行っても、絶対にパパやママの側を離れなかったのにね。小学校に入って、本当にたくましくなったもんです。
ショーが終わった後、イルカを眺めていたら…あれ?
あらっ!
ショーの最中でなくても、イルカってこんな休憩の仕方をすることあるんだぁ〜?
少ししたら、
お家に戻っていきましたけどね。
なんだか、とても微笑ましい光景でした。
この写真、「壁画のシャチ」と撮ったものです。なんだか、とてもリアルに写ったな。(笑)
そうそう、次女が手に持っているペンギンのぬいぐるみはお小遣いで買いました。かぁ〜なり悩んでいましたけどね。けれど、買った後は本当に嬉しそうに抱き抱えていました。よかったね!
そんなこんなで、オープンの時間から7時間以上も滞在して楽しんだ「鴨川−シーワールド」でした!
道の駅・ちくら潮風王国
「鴨川シーワールド」を出た後は、太平洋に沿って房総半島を南下。半島の先端・野島崎の少し手前にある「道の駅・ちくら潮風王国」にやって来ました。
ここは私達の大のお気に入りの道の駅。久しぶりに遊びに来ました。
夕暮れ時ではありますが、子ども達は遊具に向かって突進!
というか、この芝生を見たら走らずにはいられないですよねぇ〜♪
たまらないよぇ〜♪
この開放感!
気持ちは、よぉ〜く分かります。
今日は暗くなるまで遊んでいていいよ!
今日の夕食はパパに託されました。といっても、米を炊いて、レトルトのスープを温めて、そして、肉と野菜を炒めてコンソメで味付けしただけですが…。
ところでまな板の上に置いている包丁なんですが、IKEAのセラミック包丁HACKIG(ハッキグ)です。これ、めちゃくちゃいいです!
トレーラーで使う包丁を探していた時、「短めのもの」で、「さや(カバー)が付いているもの」という条件で探していたのですが、見つかるのは100均のものばかりで切れ味はそれなりでした。立派な包丁になると、「さや付き」というのがないんです。
そんな中、奥さんがIKEAでこの包丁を見つけました。この包丁、すごいです!セラミックの部分が白色だから一見、プラスチック(?)って感じで切れ味に期待が持てないのですが、とんでもない!めちゃくちゃ切れます!ちなみに、セラミックは普通のスチールより切れ味が長持ちするそうです。お値段は1499円。超オススメですよっ!
と、最後が房総の旅とは全然関係のない宣伝になってしまいましたが、水族館を満喫した一日でした!
さて、明日はお花と海を満喫しますよっ!
(つづく)
備忘録
3月18日(金)
自宅20:00→海ほたるPA→君津IC→23:00P泊地
この日の走行距離:牽引あり124km+牽引なし0km=124km
3月19日(土)
P泊地8:00→8:30鴨川シーワールド16:15→17:00道の駅・ちくら潮風王国
この日の走行距離:牽引あり46km+牽引なし0km=46km
この旅での走行距離:牽引あり170km+牽引なし0km=170km