国民休暇村で迎えた朝。目覚めた後は真っ先にお風呂を満喫し、それからレストランに向かいました。
周りを見渡すとゆかたを着ている子どもはいませんでしたが、我が家はチェックアウト時間ギリギリまで宿を満喫するつもりですので完全にまったりモードです。
朝からいっぱい食べて
朝食もバイキング。
好きな物だけをお腹いっぱいにいただきました。!
食後、屋上の足湯に出向いてみました。パパはこれを楽しみにしていたんです!
しかし、ものすごい風が吹いておりまして…とんでもない「寒さ」でした。お湯はとっても温かかったんですけどね。30秒も入っていられず、そそくさ退散となってしまったのでした。
残念だったなぁ…素晴らしい眺めだったのに。
さてさて、10時ピッタリにチェックアウト。
う~ん、楽しかった!
子ども達も満喫できた様子です。パパとしては、子ども達の笑顔が見られて大満足。けれど、「もうキャンプじゃなくて、ホテルがいい!」なんて言い出されないか、ちょっと冷や冷やでもありました。(笑)
弓ヶ浜、楽しい思い出をありがとう!
今度は泳げる時期に遊びに来るよぉ~!
下田海中水族館
さて、向かった先は「下田海中水族館」です!
国民休暇村の宿泊プランに水族館チケット付きのプランがありまして、迷わずそちらをチョイスしたのでありました。
こちらの水族館、「海中」というだけありまして、メインの水槽は海に浮かんでいるんです。
『自然の入り江に浮かんだアクアドームペリー号は、総排水量1,300トンの船です。この中には水量600立法メートルの大水槽があり、伊豆の海の再現をテーマに魚類や無脊椎動物、海藻など50種10,000点もの生物が暮らしています。』
※ 下田海中水族館HPより
自然の入り江を利用しているところで、一昨年に訪れた太地町(和歌山県)の「くじらの博物館」に似た雰囲気を感じる水族館でした。
さて、ちょうど時間だったので、イルカのショー「ワンダー・オーシャン」を拝見しました。
ここのイルカショーの特徴は、なんといっても入り江を利用したプール。イルカが自然の姿で自由に泳ぎ回っている様子を見るのはとても気持ちがいいです。
しかしながら…
「ショー」ではあるけれど、なかなかイルカがシナリオ通りに泳いでくれない???場面が多々あって、見ている方が冷や冷やしてしまいました。
近くにいた方の話が耳に入ったのですが、ここのイルカは自然のプールで「自由」に暮らしているもんだから、なかなか「いう事を聞いてくれない」んだそうです。(笑)
まぁ、それはそれで、「生き物らしくていいんじゃない!」って、微笑ましかったです。
ちなみに、オレンジ色をした観客席は「アメージング・シート」と呼ばれる箱舟の有料観覧席。イルカの泳ぎを海抜0メートルで見られる他、イルカが頭上を飛び越えてくれるのが、「売り」なんだとか。
まぁ、上から見ている限り、かなり景気よく海水を浴びることになりそうなので、勇気のいる特等席であるようです。
イルカショーの後も、いろいろなショーが順序良くプログラムされていたので、ちょっと忙しいと思いながらも、次の会場へ足を運びました。
こちらは、「ペタペタマーチ」(ペンギンのショー)です。飼育員さんのトークがうまくて、面白くペンギンを眺め、そしてペンギンについて勉強させてもらいました。
こんなアングルでペンギンを眺めたのは初めてかも!
“先着順”にうまく潜り込めて、ペンギンさん達と記念撮影をし、
“いい子いい子”をさせてもらうこともできました。
(ちなみに、次女は「怖い」と言って、近づけませんでした…来年には触れるようになるかな?)
こちらは、イルカの学校。
イルカについて、手に届く距離でいろいろと教えてもらいました。
バンドウイルカの視力は0.1程度。しかし、水の中の生き物としてはトップクラスの視力なんだそうです。水の透明度は良くても20~30mなので、それ以上の視力は必要ないのだとか。
ちなみに、泳ぐスピードは35km/h。自転車の倍くらいの速度ですね。
あと、ほ乳類なのでオヘソもります。
写真では…ちょっとわからないですね。
そしてお次は、
「マリンファンタジー」(アシカのショー)。
アシカショーは他の水族館でも見たことがありましたが、ここで目玉は、
アシカとトレーナーが水中で演じるショーです。
小型の酸素ボンベを付けたトレーナーが水中に入り、自由に、まさに“お友達”のように、アシカと優雅に触れ合うんです。
これはなかなか見ごたえのあるショーでした。
さてさて、慌ただしくショーを観て回り、次女は燃料切れ。
そんな訳で、
パパは次女と日向ぼっこを満喫することにし、
長女はママと「アクアドームペリー号」のメイン水槽を見学に行きました。
ここでもタイミングよく、巨大水槽にてダイバーによる餌付けショーが見られたそうです。
エイは目が表、口が裏にあるのにどうやって餌の場所がわかるのか?って、いうと、
ひらひらしているところで海底の砂を巻き上げて餌を探し、貝類や甲殻類を見る蹴ると覆いかぶさるようにして捕まえるのだとか。
ネコザメは奥歯しかなくて、食べたものは全てすり潰すんだそうです。
大人しそうに見える癖に、貝類もバリバリ食べてしまうんだとか。
この歯でね!
コブダイは生まれた時は全てメス。
群れの中におすがいなくなると、一番身体が大きくて強いやつがオスに変身するんだそうですよぉ~。
眺めているだけなと、「綺麗な魚だなぁ~」とか、「美味しそうだなぁ~」くらいにしか思わないけれど、こうやって説明を聞くと勉強になります。
日向ぼっこをしていたパパですが、写真とママの解説のおかげでちょっとだけ賢くなれました。(笑)
今日も満喫しました♪
これまで伊豆には何度も来ていたのに初めて訪れた下田海中水族館。見どころ満載で、大人も子どもも有意義な時間を過ごすことができたのでした。
では、帰りますかぁ~。
渋滞を避けて、伊豆スカイラインへ
スマホで渋滞情報をチェックすると、伊豆高原、熱海、湯河原、小田原ではお決まりの場所が真っ赤っかでした。日曜日の夕方ですからねぇ~。仕方ないか。
という訳で、伊豆高原からは伊豆スカイラインを目指しました。
トレーラーを牽いていたら大人しく海沿いの道で渋滞にハマりますが、今日は身軽なので、山道も問題なしです。
海沿いの道がどんなに混雑していようとも、快適なドライブを約束してくれる伊豆スカイライン。
今日も富士山と相模湾・駿河湾の眺めが最高でした。
伊豆はやっぱりいいですね。
今回は砂浜での“砂遊び”でしたが、子どもがもう少し大きくなたら、カヤックやボディーボードなどのマリンスポーツを楽しみにもっともっと通いたいものです。
これまで、国内・国外、本当にいろいろな所に行ってきました。しかしながら、「どこに行くか」よりも「誰と行くか」が、その旅で見てくるものを、体験してくるものを、感じてくるものを変えるんだな、なんてことに気づき始めた今日この頃です。
一人旅も、夫婦二人だけの旅もそれぞれに良さがあったけれど、子どもがいる旅もこれはこれでいいもんです。そして、子どもが成長してくるとそれに合わせてこれからの旅のスタイルもまた変わっていくのでしょう。
これからの旅が益々楽しみになった、「結婚10周年の旅」でした。
(おわり)
備忘録
宿10:10→10:30下田海中水族館15:10→道の駅・開国下田みなと→(伊豆スカイライン)→19:00自宅