秋の気配が漂い始めた9月最後の週末。朝霧高原にある「まかいの牧場」に行ってきました。今回はキャンプではなく、日帰りでのお出掛けです。
さて、今回なぜ「まかいの牧場」を目指したのかといいますと…ここには先月末にも遊びに来ていたのですが、入場券(¥1000/大人)は有効期間が1か月もあるんです。つまり、1か月以内なら、また遊びに来ても無料で入れるんです。
朝霧高原は我が家から“した道”でも2時間の距離。わざわざキャンプをしなくても十分来られる距離です。子どもは何度来ても楽しめるだろうし、ということで、今回は日帰りでの朝霧高原を目指すことになったのでした。
気になるお天気は「午前中は曇り」「午後は雷雨」という予報でした。道中はフォルランプを点灯させる程の濃霧。そして霧雨。
う~ん…せっかく来たけれど、どうなるやら…。
8月29日に来た時のチケットを提示して 入場。初めて知りましたが、このチケットは3回目の訪問の時には入場券の割引券として使えるそうです。
しかも、有効期限はないとのこと。そうなると…また来なきゃですね!(笑)
そして、2回目入場の特典として、こんなチケットもらえました。
気になるのは、牧場遊覧トラクターの乗車無料券。これは、嬉しいな!
車を降りた時は霧雨が降っていたので傘を持ってきましたが、歩き始めてみると雨は上がってしまいました。荷物が増えてしまったけれど、上がってくれるに越したことはありません。
よかったよ!
いつもながら、真っ先に向かったのは「うさもる村」。
子ども達にそれぞれ100円玉を渡すと、自分達だけでニンジンを買ってくることが できました。もうちょっとしたら、“お小遣い制度”を始めてお金の使い方を教えていかなきゃいけないんですね。そう考える、子どもの成長ってやっぱり早いです。
開園直後なので、おなかペコペコのモルモットやウサギは気持ちよくニンジンを食べてくれました。
食べてもらえて、子ども達も嬉しそう。
何度来ても気になってしまうこの車。
パパは子どもの頃、街中で走っているのを見たことがあるんです。当時でも珍しかったから記憶に残っているんだと思いますが、そんな話をしたら奥さんから疑いの目が…
パパ、実はいつの時代の人なの?
間違いなく、昭和54年生まれです。
こんなもの、売ってました。
う~ん…確かに、なかなか買えないものかもしれないけれど、何に使うんだろう?
しかし、奥さんの話によると、ヨーロッパでは魔除けや幸運のお守りとして家の扉に打ち付ける習慣があるんだとか。
調べてみると、米国では「ホースシューズ」という蹄鉄を投げるゲームもあり、愛好者が自宅に競技場を作る例もあるそうです。
へぇ~。また一つ、賢くなりました。
こちらは、アルパカ…ではなく、ラマ。
アルパカとラマの違いってなんだろう?あまり考えたことがありませんでした。
≪ アルパカとラマの違い ≫
・アルパカとラマは同じラクダ科だが、属が違う。
・アルパカよりラマの方が大きく、耳の形や背中の形状で見分けることができる。
・アルパカは毛を使うために飼われるが、ラマは荷物運びのために飼われるこが多い。
・アルパカは臆病なので、人に慣れることは容易でない。ラマは穏やかな性格なのでよく人に慣れる。
今日は勉強になることがたくさんありますね。
長女は大型動物にエサをあげるのにも随分と慣れてきました。
次女はまだ怖くてダメみたい…まぁ、そのうち克服するでしょう。
「まかいの牧場」の訪問が何度目なのか…わかりませんが、もう子ども達は場内の様子が随分とわかっているようです。なので、来る前から
ウサギにニンジンあげたい!
ヤギの散歩したい!
なって、随分と騒いでいました。
という訳で、お次はヤギさんの散歩です。
今回、お散歩させるヤギは長女が選びました。選んだのは、“なつひこ君”。黒が気に入ったようです。
“なつひこ君”は体格が多かったので心配したけど、とても素直な子でした。エサで誘導しなくても、手綱をちょいと引けば、こっちに付いて来てくれました。
しかしながら、体が大きいからか、次女は怖がって近づこうとせず…。
“なつひこ君”が近づくと泣いて逃げて、結局、手綱を持ってあげることはできませんでした。
う~ん…。本人もショックだっただろうな。あんなに楽しみにしていたのに。このまま帰ることになったら可哀そうだから、どこかで成功体験を積んであげないと。
君はどうですか?
ここは、初めての声や匂いがたくさんでしょ?
ヤギさんも、ミルクの匂いがする赤ちゃんに興味深々な様子でした。
さて、 11:30になりまして、「乳しぼり体験」にやってきました。こちらは、参加費無料、時間までに並んだ人は全員参加することができます。
今日の牛さんは4歳の子だとか。「子」と書きましたが、牛は2歳から子どもを産むのでもう立派なお母さんだそうです。うちの次女より若いというににね。(笑)
事前に絞り方の説明があり、「1・2.3.」で上から順番に絞っていくということを二人とも理解できたようです。
ちゃんと、ミルクが出てきました。
次女は怖がるかと心配したけど、大丈夫だった!
パパはホッと一安心です。
お次は12:00から、「子牛にミルクをあげる体験」に参加しました。こちらは、¥300で事前予約制です。
さっきの「乳しぼり体験」で絞ったミルクをあげるのかな…?と思ったら、それは違うようでした。なんと、子牛は粉ミルクで育つんだそうです。しかし、そうなると、
「じゃぁ、ママから絞った牛乳はどうするのよ?」
と、いう疑問が出てきますが、答えは簡単でした。人間様が飲んでいるのです。
牛の子どもには粉ミルクを上げて、ママのミルクは人間に…そう聞くとちょっと複雑な気分になります。
500mlのペットボトルに入ったミルクを子牛は3~5秒で飲んでしまうそうです。
なので、
「シャッターチャンスは一瞬です。お父さんお母さんも頑張って下さい!」
というアナウンスがありました。
こちらも、二人とも怖がることなくクリアできました。
特に次女はこれで自信を付けられたようでよかったです。長女は翌日の幼稚園で「牛の乳しぼりした!」「子牛にミルクあげた!」と園長先生に話したそうで、かなり印象に残ったようでした。
ちなみに、ミルクをあげたこの子牛さんは8月23日生まれだそうです。つまり、生後1か月。よって、この子牛さんは…
この方より若いということですね。
デカいなぁ~!
12時を回り、お腹が減ってきました。
という訳で、頑張って坂を上り景色のいいこのベンチにやって来ました。
子ども達が開けている袋に入っているのは…
ママの手作りマフィン。「バナナ入り」と、「ホウレンソウ&コーン入り」の2種類です。“おやつ”ではなく、“食事”なので、「甘いもの」と「しょっぱいもの」を用意してくれたのだとか。ありがとねぇ~♪
いただきま~す!
次女4歳(10か月)が3つも食べてしまい、パパとママはビックリでした。大人だって、3つも食べればお腹いっぱいになるよ。それだけ、美味しかったってことだねぇ~。
食後は運動。
4連休明けだし、天気予報はよくなかったし、だからガラガラかな?なんて期待していた「まかいの牧場」ですが、それがそれが…かなりの人で賑わっておりまして、アスレチックも順番待ちが必要なくらいでした。
これ、結構、怖いんですよ。パパでも本気を出さないと転びそうになります。
前回は挫折した長女、今回は克服しました。成長しているね!
富士山は見えないけれど、見事な青空が広がっています。
朝の天気は何だったの?雷雨予報はどこにいったの?
気温もあがり、これまた予想外に暑いくらいでした。フリースも持ってきていたのだけど、車の中に置いておいてよかったよ。
なんで、キャンプしてるの?
森のかくれ家・グランピングを見て、長女が興味津々な様子。
子どもが大きくなったら、こんなところで食事をして、子ども達は自由に遊びに行かせて大人はのんびり、なんて遊び方もありなのかな?
お気に入りの「ハンモックの森」で休憩。
ここは急斜面にあるので、風が斜面を駆け上って特に涼しさを感じられるんだそうです。牧場内は日陰が少ないので、夏は特に貴重な休憩場所です。(涼しい分、蚊がいるので虫除けは必須です!)
さて、夕方が近づいてきました。そろそろ終盤戦です。
せっかく無料チケットをもらったので遊覧トラクターに乗ってみることにしました。
こいつは、30分毎(毎時0分と30分)に出発し、15~20分かけて牧場内を案内してくれます。通常は¥400のチケットを買うと終日乗り放題になりますが、無料チケットの場合は1回のみ有効でした。
パパはどうしてもトラクターの運転に興味が向いてしまいます。
とても滑らかに走らせているけど、細かいテクニックが要るんだろうなぁ~。
今日一日、ほとんどをママのスリングの中で眠っていた長男が目を覚ましました。
なんだ?この音は?この揺れは?この匂いは?
って、ビックリしたかな?
男の子だからねぇ~、やっぱり車と電車には興味を持つのかな?パパはこの子と一緒にどんな遊びができるのか、今から楽しみで仕方ありません。
そんなこんなで一日を満喫した「まかいの牧場」でした。
1か月前に来たばかりだけれど、飽きた様子なんか全く満喫していた長女と次女でした。そして、この日一日だけでも、子どもの成長を感じられて嬉しいパパでした。
また来ようね!
<備忘録>
自宅7:40→9:45まかいの牧場
まかいの牧場15:00→17:10自宅
走行距離:往復165km
帰り道の途中、デリカD:5の総走行距離が70000kmを越えました!
納車から5年7か月で70000km!
ま~だまだ、頑張ってもらうよぉ~!!!