9月4連休最終日。裏磐梯・曽原湖オートキャンプ場で迎えた朝です。
この4日間、昼間は20℃に届くかどうか、夜は15℃を切るかどうか、といった気温でした。日が沈むと半袖では肌寒く、フリースを着て暖かいと感じるくらいでした。今年の夏は「記録的猛暑」で、9月に入っても35℃が珍しくないくらいだったというのにね。
秋っていいですよねぇ~。その涼しさは、夏の間に疲れ切った体を労わってくれているかのようにありがたい存在だし、布団にくるまった瞬間に感じる”温もり”はこれまた幸せを感じさせてくれます。
秋、最高だよっ!
色々な意味で、幸せを感じさせてくれた2020.9の裏磐梯でした。
朝ごはんはカレー。もちろん(!?)レトルトカレーを温めただけです。
最近思うんです。普段はできないような料理に凝るのもキャンプの楽しみ方としてアリだと思いますが、キャンプだからこそ、「何もしないぞ!」って割り切って食事はレトルトで済ますのも、キャンプの一つの楽しみ方としてアリなんじゃないでしょうか?
「何をしてもいい、何もしなくてもいい」
ふと、カヌーイストの野田知佑さんが本に書いていた言葉を思い出しました。
まぁ、今の我が家の場合、子どもに手がかかって料理に時間を割けないというのが一番の理由なんですけどねぇ…。
さて、撤収開始です。
10時チェックアウトって、結構忙しいんです。
手伝ってくれたり、手伝ってくれなかったり…子ども達は、自分たちの時間を思い思いに過ごしていました。まぁ、いいでしょう。キャンプですから。
今回のキャンプでは、二人はかなりの時間を湖畔にある桟橋で過ごしていました。湖を眺めながら、どんなことを考えていたのかな?
まぁ、「手伝え!」とは言わないが、
邪魔はしないでね!
10時ぴったりに撤収完了です!
そうそう、連結作業をしていると、いつも周りの方からの熱い視線を感じます。そして、この日も、「トレーラーいいですねぇ~!欲しいなぁ、って思っているんですよ。やっぱりいいですか?」なんて、話しかけて下さった方がいらっしゃいました。
いいですよっ!ハードルは色々あるだろうけど、絶対にそれ以上のものを得られますからっ!
生後1か月半の長男が一緒にキャンプに来られたのも、トレーラーのお陰です。テントだったら…さすがに厳しかったと思います。朝晩の冷え込みがあるし、夜泣きによる周りのキャンパーへの迷惑もあるし…。
もちろん、テントにはテントの魅力があります。自分も自転車にテントを積んで国内外を旅してきたのでテントの魅了はよくわかっています。我が子ども達にも、将来的にはテントを経験させたいと思っています。
けれど、子どもが小さい時ほどトレーラー(キャンピングカー)は利用価値があるかもしれません。また、「刺激的なキャンプは卒業して、ゆったりとキャンプをしたい。」という方にもトレーラー(キャンピングカー)はアリだと思いますよっ!
最後に、キャンプ場のオーナーと雑談をする中で衝撃的な話がありました。
磐梯山が噴火してから135年で初めて、今年の冬は檜原湖が結氷しなかったらしいです。「地元の年寄りはみんなショックを受けていたよ。」とのこと。
実は、私達は昨年のクリスマスに猪苗代湖畔でキャンプをしていました。白鳥を見るのが一番の目的でそれは達成できたのですが、「ついでにスキーもしよう!」と思って板をデリカD:5の屋根に積んで来たというのに、磐梯山南側のスキー場はどこにも雪がなかったんです。
母から聞いたことのある話を思い出しました。「昔は山中湖(山梨県)が凍って、祖父がワカサギ釣りに行っていた」という話です。もちろん、今では山中湖が結氷することはありません。しかしながら、今度は檜原湖も凍らなくなってしまったのか…。
夏の暑さといい、冬の温かさといい…本当に地球はおかしくなっている。怖いです。うちの娘達が大人になった頃、地球はどうなっているのだろう?全然、先の話ではありません。
と、最後に暗い話になってしまいましたが、長男が生まれて家族が5人になって、初めてのキャンプは楽しくお腹いっぱいに、そして無事に終えることができました!
長女・次女の成長に合わせて我が家のキャンプは段々とスタイルが変わってきました。これからは、できることが増えて益々キャンプの内容が濃くなっていくことでしょう。しかも、そこに長男が加わっていきます。どうなるのかな?
これからのキャンプが益々楽しみになってきたパパでした!
(おわり)
<備忘録>
9月22日(火)
曽原湖オートキャンプ場10:00→GS→猪苗代磐梯高原IC→11:45那須高原SA12:50→13:25上河内SA13:35→14:50菖蒲PA15:00→16:30自宅
本日の走行距離:牽引あり353km+牽引なし0km=353km
この旅での走行距離:牽引あり700km+牽引なし12km=712km