秋の色が深まる11月の中頃。房総半島・亀山湖畔の稲ケ崎キャンプ場に行って来ました。
このキャンプ場は今年の春先に初めて利用したのですが、広々としたテントサイトと目の前に広がる亀山湖に魅了され、「紅葉の季節にまた来たいな!」とその時から楽しみにしていたんです。
今回は義母も誘って、5人でのキャンプとなりました。
午前中はダム湖畔公園を散策
昨夜は21時前に自宅を出発。そんな日に限って宇都宮への日帰り出張が入っていたので帰宅はいつもより遅くなり、出発も少し遅めになってしまいました。
横浜で義母をピックアップしてからアクアラインを渡り、P泊地に到着したのは0時ちょっと前。相変わらず怖いくらい静かなP泊地で、トレーラーへ移動した後は一瞬で爆睡でした。だって、今朝は4時起きだったんだもん…。ここまでの運転、「よく頑張りました!」自分で自分を褒めてあげました。
さて、気持ちよく子ども達に起こされ、朝ごはんです。
朝ごはんはバーバが用意してきてくれていました。
Dosan:5【どさんこ】さんなら、「おぉ!」って気づいてくれましたか?
あまぁ〜い、お赤飯です!
そう、義母は北海道・小樽の出身なんで、作ってくれるお赤飯は北海道バージョンなんです。
初めて食べた時はビックリしましたが、今となっては、これがたまらないです!(子どもにとっては「ご飯」というより、「おやつ」といった感じでしょうね。)
バーバがお赤飯を作ってくれたのは、君が3歳の誕生日を迎えたからです。
わかっているかな?
よかったねぇ〜!
便乗して美味しいものが食べられて!
さすがに全部は食べられなかったけれど、朝ご飯だけですごい量を食べちゃいました。甘さが手伝って、いくらでも食べられてしまうので恐ろしいです。
そして、子ども達は「お昼にとっておいて!」と言い、“お楽しみ”をきちんと後にキープ。そして、「お赤飯5パック、おはぎ3パック」は見事にお昼までに5人の胃袋に収められたのでした。
さて、電話をしてみるとキャンプ場のチェックインは12:00からOKとのこと。けれど、まだかなりの時間があります。
せっかくなので、デリカD:5に積んで来た自転車を出して、目の前に広がる広場を散歩してみることにしました。
“感動”してしまうほど手入れが行き届いた公園だというのに、人っ子一人いなくて完全に貸切状態。
朝から贅沢な散歩を満喫したのでした。
さて、この公園から伸びる展望台へ上がってみることにしました。
駐車場からは15分もかからない距離。あっという間です。
山頂に到着してみると、
気持ちのいい眺めだな。
“ほんのちょっと”高いところに上がってみるだけで、景色ってこんなに変わってしまうんですね。
ところで、子ども達が熱心に見ていたものはというと…
観光案内のマップでした。
“亀岩の洞窟”は最近、いきなりブームになった観光地ですね。写真を見て、「あ〜ぁ、あれか!」って思い出しました。こんな近くにあったんですね。けれど、義母の話によると、「前に行ったけど、すごい人だったわよ…。」とのこと。ちょっと興味はあったけれど、そう聞くと、行き気は失せてしまいます…。
そんな中、次女が興味を示していたのは、それではありませんでした。
なんと!
“ヅウタ橋”だそうです。
いやぁ…ただの橋じゃない???
「そこはさぁ、遠いんだよ。」って、適当なことを言っておいたら、
「あるじゃん!あそこに!!」とのこと。
「え?」
ホントだ…あった。
よく見つけたな…。
う〜ん、行くしかないか。(笑)
という訳で、とりあえずは展望台から降り、
近くの物産店へ散歩に行きました。
バーバがいるので、子ども達は甘え放題!
いつもはなかなか買ってもらえない、ソフトクリームを買ってもらえてご機嫌な二人でした。
こちらは、義母が買ってくれたムベです。私は全く知りませんでした。
この果物について、ウィキペディアで調べてみると…
『日本では伝統的に果樹として重んじられ、宮中に献上する習慣もあった。 しかしアケビ等に比較して果実が小さく、果肉も甘いが食べにくいので、商業的価値はほとんどないが、現在でも生産農家はあり、皇室のほか、天智天皇を祭る近江神宮、靖国神社に献上している。』
とのこと。
天智天皇の「むべなるかな。」という言葉の“むべ”がこれなんです。長寿の源です。
食べてみると…本当に食べるところはわずか。そして、甘みもわずか。しかし、その昔はこの“甘味”が貴重だったんでしょうね。
さて、駐車場に戻ってきました。
トレーラーとデリカを停めると普通車5台分のスペースを使ってしまうので、迷惑をかけてないか心配していましたが、相変わらずガランとしていました。よかったよかった。
さてさて、次女が「行きたい」と言った“ズウタ橋”へ行ってみますか!
こちらの駐車場も貸切でした。
う〜ん、今日は土曜日で間違いないですよね?
あっさりと、“ズウタ橋”に到着!
次女は大喜び。写真の通りだね!
来た甲斐があったかな?
確かに面白いデザインの橋です。
自転車(ストライダー)で来たので、このウネウネが、これまたいい遊び場になったのでした。
さて、目的を達成したのでトレーラーに戻り、おやつタイムにしました。
すごい量…。
お義母さん、ご馳走様です!
恐怖の左折を曲がれるか!?
そして、時計の針が12時に近づいてきたので出発!
亀山湖畔の道をクネクネと進んでいきまして、
あっという間に、キャンプ場入口に到着。
そして、トレーラー泣かせの左折に突っ込みます。
右のオーバーハングを気にしながら、ゆっくりとハンドルを切り始め、
頭を突っ込ませてから、一度切り返し。
すると、
曲がれます!
今回は2回目なので、気持ち的には随分と楽でした。
やっぱり、見通しって大事です。
午後はキャンプ場を満喫!
稲ケ崎キャンプ場に到着!
受付棟まで来てしまえば、場内は広々です。
子ども達は早速、滑り台へ遊びに行ってしまいました。
見守りはバーバにお願いし、私と奥さんでタープの設営。
しかし、これだけは自分でやりたがりました。
出来ることが着々と増えて、どんどん興味が広がっているようです。
そして、お昼ご飯。
なんだか、食べてばかりだけれど、これが楽しみなんですよね!
メニューはラーメンでした!
さて、午後はキャンプ場でまったりです。
子ども達は滑り台を満喫。
半年以上前に来たこのキャンプ場をちゃんと覚えていたようで、子ども達にも安心感があったようです。
「滑り台に行ってくるね!」と言って、子ども達だけで遊びに行っていました。
夕方、長女はトレーラーのベットで沈没。
しかし、次女は元気!
ということで、焚き火をすることにしました。
陽が沈んでしまったらキャラバンテントから出られなくなってしまうのは確実。
なので、今のうちに火遊びを楽しんでおくことにしたんです。
君はお昼寝しないでいいの?
夜は2回目の3歳誕生パーティーなんだからね!
随分と陽が暮れるのが早くなりました。まだ17時だというのに、もう夜の一歩手前です。
しかしながら、ボールで遊ぶ二人。
こんな時間に遊べるのも、キャンプならではですね。
さぁ〜て、晩ご飯の時間になりました!
灯油ストーブを焚いたキャラバンテントの中は暖ったかぁ〜い!
今夜のメインは餃子です。
昨日はせっかく出張で宇都宮へ行ってきましたから、30個入りをお土産に買ってきました。
フライパンに並べて、炭火の上に乗っけて、
いただきまぁ〜す!
この餃子は味噌ダレで食べるという変わり種でした。
う〜ん、美味かったです!
食後のデザートはケーキ。最近、我が家でブームになっているトライフルです。
バーバと一緒に次女2回目の3歳誕生日会ということで、今日もママがケーキを作ってくれました。本当はドレスを着てパーティにするつもりだったのですが、子どもは二人とも今にも沈没しそう…ということで、慌ててケーキを出したのでした。
美味しいもの、いっぱいでよかったねぇ〜♪
長女、沈没。
けれど、「こんなに楽しい時間なのに、一人でトレーラーの中で寝たくない!」といった感じでグズリまして、コットで“おやすみ”となったのでした。
今回のキャンプも満喫できて良かったよ!
君も楽しめたかな?
段々と”おじいさんウサギ”になってきた“あず君”ですが、今日はママの膝でゆっくりと夜の時間を楽しむことができたようです。
そして、お義母さん、今日も子どもの遊び相手ばかりで、全然ゆっくりできずすみません…。しかしながら、明日もどうぞよろしくお願いしますっ!
(つづく)
備忘録
11月16日(金)
自宅20:55 → 実家(横浜) → 海ほたるPA → 23:40P泊地
本日の走行距離:牽引あり124km+牽引なし0km=124km
11月17日(土)
P泊地12:00 → 12:15稲ケ崎キャンプ場
本日の走行距離:牽引あり7km+牽引なし0km=7km
この旅での走行距離:牽引あり131km+牽引なし0km=131km