芦ノ湖へ花火を見に行ってきました。
箱根では毎年この時期に6日連続で花火大会が開催されます。場所は、元箱根、箱根園、湖尻、強羅というように移動していき、内容や雰囲気は様々なようです。その中で今回、私達が行ったのは箱根園。
ここの花火は子どもが生まれる前に見たことがあったのですが、①すいてる、②涼しい、という記憶が強く残っていました。なので、今回は下界の極暑から逃げる意味合いも含めて、箱根園を選んでみたのでした。
到着したのは花火開始の3時間前。
312台分あるという駐車場はまだまだ余裕でした。
さて、今回は両親も誘って親子三代でやって来ました。相変わらず、二人の娘はじーちゃん、ばーちゃんにべったり。
湖畔に到着すると、沖になにやら怪しいものを発見。
何かで見たことがあるぞ。
もしや…
やっぱり!
来たぁ~!
でかいなぁ~!
偶然でしたが、いきなり面白いものを見てしまいました。パパは大興奮。娘達はポカーンと見ていました。意味、わかったかな?水陸両用バスですよ!これっ!
ちなみに、こいつを運転するにはどんな免許がいるんだろう?疑問に思って調べてみたら、すぐに見つかりました。
「大型または中型自動車運転免許」と「2級以上の小型船舶免許」
やっぱり両方、必要みたいです。そして、さらに…
ツアーなど事業として運航する為には、自動車運転免許は「第2種」、船舶免許も「特定」である必要があるらしいです。
ということは、、車検(船検?)も両方?税金も両方?考えれば考えるほど色々な疑問が沸いてきます。なかなか興味深い車ですね。
さて、3時間も前に来た甲斐がありました(実は開始時間を1時間、勘違いしていたのですが…)。
お陰で、一等席をゲットです。
ちなみに、沖に浮かんでいるのが花火の打ち上げ台です。目の前じゃん‼
奥に見えるのは和太鼓。箱根園の花火の特徴は和太鼓との共演だそうです。
長岡は音楽との共演で素晴らしい演出をしていましたが、最近は色々な工夫がされるようになったんですね。
さて、無事に場所取りができたので夕御飯です。
今日も奥さんがお弁当を作って来てくれました。
メニューは枝豆ご飯と鶏のチリソース。
枝豆を鞘から出す作業は子ども達がお手伝いしてくれたそうです。
二人はマイ小弁当箱で!
最近、お気に入りのスタイルです。
父と奥さんはビールで、パパはノンアルコールビールで乾杯!
いただきまぁ~す!
この後、和太鼓の披露が始まりました。
それにしてもデカイ和太鼓ですね。ここまでデカイのはなかなか見る機会がありません。
なかなかの迫力。
と、この時、ふと後ろを振り向いたら…
「縁結びのエンチャン」と「招きのコマちゃん」にご対面。
普段、エンチャンは箱根園水族館に、コマちゃんは駒ヶ岳ロープウェイ乗り場にいるので、この二人が揃うことは滅多にないそうです。
なので、貴重な記念写真になりました!
さて、食事が終わったのでお色直しです。
ピンクの浴衣は私の職場の同僚からの頂き物。そして、黄色の浴衣は「一人だけじゃ可哀想じゃないの。」とバーバが買ってくれたものです。
そうだよね…一人だけじゃケンカになるのは目に見えています。お義母さん、ありがとうございました。
さて、二人揃って、ハイチーズ!
浴衣を着たのは今日が初めてでしたが、可愛いもの綺麗なもの好きの二人なので、もちろん気に入った様子でした。
せっかくなので、浴衣姿でお出掛け。露天で賑わっているお祭り会場をお散歩しました。
物欲がないのか、何があるのかわかっていないのか…こんなところを歩いても特に何も要求されることがなくて助かりました。(これから先、どうなっていくかわかりませんが…)
花火開始の1時間前。ボチボチと人が増えてきました。
打ち上げ時間になると目の前の広場は見物人のシートで埋まりましたが、それでもギュウギュウという程ではありません。大規模な花火大会に比べたらのんびりしたもんです。
そろそろ始まるよ!
と思ったら、
不思議な船が近づいて来ました。
花火見物用に運行される遊覧船ですね。
「千と千尋の神隠し」みたいだな。
そして、始まりましたぁ〜!
それほど大きな花火ではないけれど、打ち上げ台が目の前だから迫力満点!
しかしながら、音もデカくて、子ども達はビビり気味。
これが名物の水中花火かな?
花火と和太鼓の共演は見事でした!
音楽との共演とはまた違った魅力のある花火でしたよ。
箱根園の花火は3000発。
大人にはちょっと物足りない気がしなくもありませんでしたが、子どもにはちょうどいいようでした。確かに、昨年、見に行った大曲や長岡では、子ども達は途中で飽きてしまって後半は大人が落ち着いて見ていられなかったんですよね。
そんなこんなで、たった30分ではありましたが、夏の風物詩を親子3代で楽しむことができたのでした。
じーちゃん、ばーちゃん、またまた子どもの遊び相手ありがとうございましたぁ〜♪
さて、次はどこの花火を見に行こうかな?