キャンプを楽しみに来ているのに、なんだかんだ慌ただしい毎日です。まぁ、湖で泳いだり山に登ったり、遊ぶことに忙しいだけなので贅沢な話ですが。
そう、時間があるとどうしても「あれもやりたい」「これももやりたい」でじっとしていられないんですよね…困った性格です。
けどね、今日は気合いを入れて、本気でノンビリすることにしました!今日こそは、キャンプ場から一歩も外に出ないぞぉ〜!
ノンビリするのも意外と難しい
雲が低い空でした。
今日はどんな一日になるのだろう?
コーヒーを淹れて腰を降ろしました。そして、ノンビリしようと思ったけれど、何もしていないとなんか落ち着かない…。
という訳で、ナイフを手にしてみました。これまで、手持ち無沙汰になった時にちょくちょくと削ってきたフォークがほぼ完成したので、次はスプーンに着手です。使えるようになるのは何時だろう?
さて、なぜ我が家でこんな遊びが流行り始めたのかといいますと…
5月に10歳の誕生日を迎えた長女。誕生日プレゼントに何を欲しがるのかと思ったら、
ナイフが欲しい。
と言い出したんです。木を削り、火花を飛ばして焚き火をしたいんだとか。図書館で借りていたBE-PALがリビングの本棚に置かれていて、それを読んで興味を持ったみたいです。
そこで、パパは色々と調べまして、MORAKNIV(モーラナイフ)のエルドリスというナイフを買ってあげました。MORAKNIVは創業1891年、北欧スウェーデンの歴史あるナイフメーカーだそうです。
このナイフに行き着いた理由はといいますと、そのBE-PALに記事を書いていたワイルドライフクリエーターの荒井裕介さんが、「自分の娘が6歳の時にこのナイフをプレゼントした」というエピソードが書かれていたからでした。「それなら、間違いないな。」ということで、真似させて頂いたんです。
そして、一緒にパパも自分のナイフと書籍を購入しました。
手にした本は荒井裕介さんの著書、『アウトドア刃物マニュアル』。「親がナイフの安全な扱い方を心得ていることが大前提」という荒井裕介さんの言葉を痛感したからです。パパのナイフに対する知識は完全に自己流です。子どもに教えるからには、自分がしっかりと学ばないとな、と思ったのでした。
そして、肝心のナイフはといいますと、長女のナイフと同じくMORAKNIV製で、コンパニオンというものを購入。「初めての1本にオススメ」という紹介を見てこれに決めました。持ち手にファイヤースターターがセットされているのが特徴で、これ1本で火起こし、バトニング(薪割り)、フェザースティック(細く削る)ができる万能ナイフとのこと。お値段も意外にお手頃でした。(ちなみに、パパのナイフより長女のナイフの方が高かった!)
そんなパパとねーちゃんを見て、次女も興味を持ち始めたみたい。とりあえずはパパのナイフを使って、杓文字を作り始めました。
誕生日(11月)に自分もナイフを買ってもらおうか悩んでいるみたいです。
さて、今日は自由です。
「何をしてもいい。何もしなくてもいい。」
パパが大好きな野田知佑さんの言葉を実践する一日です。
各々の自由な時間が、
ゆったりと流れていきました。
と思ったら、
突然の土砂降り!すごい勢いの雨です。「叩きつけるような」とはまさにこのこと。当たったら痛いくらいの雨です。
さて、ママと長男がカヌーで出掛けてしまっているのだけど大丈夫か?いくら目を凝らしても水面にカヌーの影は確認できず…段々と心配になってきました。
しばらくして、戻ってきました。
少し待てば止むかと思って島の木の下にいたんだけど、諦めた。
と、ビッチョリになって帰ってきました。
いやぁ〜良かったよ。風は無いから転覆の心配はないかと思っていたけど、これだけの勢いで降られたらカヌーの中に水が溜まってしまうもんね…。
さて、そんなこんなで、キャンプ場で過ごした一日でした。結局のところ、色々とやっていたなぁ。のんびりするというのはなかなか難しいもんです。
あれっ?湖に漕ぎ出しているから、キャンプ場は出てしまったのか?まぁ、細かいことは気にしない気にしない。
「何をしてもいい。何もしなくてもいい。」
だからね。
備忘録
7月31日(水)
キャンプ場16:00→16:15お風呂16:55→キャンプ場
この日の走行距離:牽引あり0km+牽引なし22km=22km
この旅での走行距離:牽引あり740km+牽引なし433km=1173km