親ばかパパの子育て日記

キャンピングトレーラーであっちへこっちへ!

2025.1 九州の旅(11日目) 〜 神崎鼻・日本本土最西端の地 〜

 今日はパパがこの旅で一番楽しみにしていた日。この旅で一番の目的地を訪問する日です。その目的地は、「日本本土最西端の地」である神崎鼻!

 ところで、「日本本土最西端の地」がどこにあるのか?私は知りませんでした…。まず、「本土」という条件を付けている理由ですが、「日本最西端」と言ってしまうと、沖縄県の与那国島・西崎(いりざき)がそれに当たりますが、そこを車で訪問するのは非現実的な場所です。という訳で、車で訪問するのであれば、「北海道・本州・四国・九州」の四島に限定をした、「本土最◯端」を目指すのが現実的な話になるんです。

 しかしながら、最北端の宗谷岬、最東端の納沙布岬、最南端の佐多岬はすぐに思いつきますが、最西端は???これ、地図を眺めても探し出すのはなかなか難しいです。長崎県にあるだろう、ということは容易に見当がつきますが、なんせ複雑に入り組んだリアス海岸です。一番西はどこだ???なんと、人工衛星を使った位置測量により「最西端は神崎鼻である」ということが正式に認定されたのは平成元年なんだそうです。えっ!?そんなに最近なの?

 さて、そんなこんなで、今日は「走り屋」のパパがどうしてもプランから外すことができなかった「最西端」の訪問です!

 

 

 神崎鼻 〜 日本本土最西端の地 〜

 

 今朝はちょっと雲が多いです。

 さすがに日の出はみられないかな?

 

 じゃーん!

 なんと、3日連続の日の出、2025年3回目の日の出も見れちゃいました!

 

 出発!

 佐世保市内を通り抜け、海岸線をクネクネと北上します。

 

 そうそう、せっかく訪れる「最西端」です。できればトレーラーを牽いてやって来たいと思っていました。ただの自己満足でしかありませんが、「トレーラーを牽いて東西南北、日本の四端を踏破したぞ!」ってなれば、単純に嬉しいじゃないですか!

 けれど、諦めました…だって、

 

 この先に最西端があるのですが、

 

 こんな道が続くんです…。

 何度も何度もGoogleマップのストリートビューを見て検討しましたが、やっぱり諦めました。

 

 トレーラーを牽いていても通れない道幅ではありませんでしたが、対向車が来たらちょっと厄介なことになってしまいそうです。そして、神崎鼻公園の駐車場も数台分の駐車スペースしかありません。閑散期の平日ならともかく、年始の休日ですからね…観光客はそれなりに来ているハズ。

 という訳で、デリカだけでやって来ました。

 

 そして、無事に神崎鼻公園に到着!

 駐車スペースはやっぱりいっぱい。なので、空き地(!?)に止めさせてもらいました。やっぱり、トレーラーは牽いて来なくてよかった!

 

 さぁ〜て、ここからちょこっとだけ歩きます。

 

 周辺は公園として整備されています。

 最北端の宗谷岬、最東端の納沙布岬、最南端の佐多岬とは、これまた全然違う雰囲気ですね。

 

 歩く場所間違えている人がいる…。

 

 海沿いをサクサクと進みます。

 パパは嬉しくて仕方ない!

 

 海からの風が吹き付けてきて、メチャクチャ寒かったんですけどねぇ〜。

 

 そしてここが、

 

 日本本土最西端!

 

 小高い丘を上がったところにも記念碑が立っています。

 パパは興奮が収まらず、写真を取りまくり。

 

 やって来たぞぉ〜!

 日本本土最西端へ!

 

 トレーラーを牽いては来られなかったけれど、十分満足です。

 「最果ての地」ですからね、簡単に来られたら逆に面白くありません。

 

 ちなみに…背後に横たわる島は平戸島。目の前にあんな大きな島があるので、正直なところ今いる場所が「最西端」であるという感覚は少し薄らぎます。おまけにあの島は橋が繋がっているので車でも渡れます。そして、平戸島の最西端には「本土と繋がった道の最西端」があるらしいです。そして、そのすぐ先にもやっぱり島があるので、その先端に立っても「最西端」はいまいち実感がわかないという話も…難しいですねぇ。まぁ、結局のところ地球は丸いですからねぇ〜。最西端なんてどこにも存在しないんです。なので、全ては自己満足なんです(笑)。

 ちなみに、この旅を終えてママから「この旅行で一番の思い出に残ったのはどこ?」と聞かれ、パパは迷うことなく「神崎鼻」と答えました。メチャクチャ呆れられましたね…ママにとっては、一番「どーでもいいところ」だったようです(笑)。

 

 自転車旅行での足跡も含めれば、パパはこれで日本本土の4隅を制覇しました!なので、今日は本当に本当に感無量です!

 

 そして、我が家の子ども達も、

 最南端・佐多岬…2020年10月(長女6歳・次女4歳・長男0歳)

 最北端・宗谷岬…2022年7月(長女8歳・次女6歳・長男1歳)

 最西端・神崎鼻…2025年1月(長女10歳・次女9歳・長男4歳)

 

 よって、残りは、

 

 最東端・納沙布岬ですねぇ〜。

 いつ行けるかなぁ〜?

 

 ところで、各最〇端にはお土産屋さんがあって最〇端到達証明書の交付やステッカーの販売等がされているのですが、神崎鼻にお店と呼べるものがありません。

 調べてみると周辺の観光案内所等にそれらの機能が委託されていて、神崎鼻で撮った写真を見せると証明書の発行をしてもらえるのだとか。

 

 という訳で、「道の駅させぼっくす99」にやって来ました。

 

 ゲットです!

 ちなみに、これは無料で発行してもらえます。

 

 ちなみに、裏はこんな感じ。四極の到達証明書を2✕2に並べると、「日本本土四極踏破端証明書」になるらしいです。

 

 こんな感じに。

 マニアにはたまらないですね!

 

 展海峰 〜 九十九島を一望 〜

 

 さて、この後はもう少しドライブ。

 九十九島を眺めるべく、海展峰へやって来ました。九十九島周辺にいくつもある展望台の中でも特に人気の展望台らしいです。

 

 ここもちょっとした公園になっていたので、お散歩を楽しみながら展望台へ。

 

 あそこだ!

 

 いやぁ〜、本当に入り組んだ海岸線です。

 地図がない時代はどうやって移動していたんだろう?なんて考えてしまいます。

 

 じゃ〜ん!

 

 ちなみに、九十九島という名前が付いていますが、それは「数え切れない程たくさん」という意味であり、本当の島の数はそれよりもはるかに多く、実際には208個もの島があるそうです。

 

 しかしながら、有人島は4つのみ。そして、ここは日本一の島が密集しているエリアなんだそうです。

 夏に来たらもっともっと楽しめそうですねぇ〜。

 

 九十九島には水族館や観光船等のスポットもあるようです。う〜ん…パパとしてはカヤックで遊んでみたいな。

 また来ることが出来たら、訪れてみることにしましょう。

 

 西海橋オートキャンプ場

 

 キャンプ場に戻りました。

 今日もまた、一日の活動は午前中でおしまいとし、午後はのんびりします。

 

 お昼ご飯はパパのリクエストにより、またまた皿うどん。

 何度食べても、飽きません。

 

 贅沢ランチ、いただきます!

 

 午後は各々のんびり。
 長女はどこに行ったのかと思ったら、ベッドでぬくぬく読書を楽しんでおりました。

 

 夕方はお風呂へ。ハウステンボス温泉を訪れました。

 ハウステンボスは明日からは遊びに来る予定だったので興奮をとっておきたかった気もしましたが、ここが一番近くて安かったんです(それでも5人分となると、まぁまぁなお値段でしたが…)。キャンプ場にもシャワーはあったものの、とても寒くて入る気になれなかったですねぇ。いやはや…とってもいいお風呂でしたよ。温かいって、最高です!

 さぁ〜て、明日からは子ども達とママが楽しみにしていたハウステンボス。しかも、2日連続での訪問です!

 

 備忘録

 

1月3日(土)

 

西海橋オートキャンプ場7:50→8:55神崎鼻公園9:30→9:55道の駅・させぼっくす99 10:18→11:05展海峰11:20→12:00(スーパー買い出し)12:40→13:00キャンプ場16:05→16:20ハウステンボス温泉17:40→18:00キャンプ場

 

この日の走行距離:牽引あり0km+牽引なし131km=131km

この旅での走行距離:牽引あり1576km+牽引なし498km=2074km

 

 

 

 

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