北海道の旅も10日目。早いもんです。
さて、これまでは道南地方をゆっくりとまわって来ましたが、今日から道北地方に入ります。
今回の旅行でパパがどうしても行きたかったのは宗谷岬でした。元々チャリダーなので、どうもこうも「先端」に憧れてしまうんです。その想いは車での旅になっても同じでした。2年前にはトレーラーを牽いて鹿児島の最南端・佐多岬を訪れているので、「次はトレーラーを牽いて宗谷岬!」って、ずっと思っていました。
さて、一日中走りっぱなしではクレームが出ますから、今日も寄り道をしていくことにしました。目指したのは「北竜町ひまわりの里」。ひまわりの見頃は8月上旬とのことなので、ドンピシャじゃないですか!これは寄らない手はありません!
では、いざ道北へ!
日本一の直線道路
今日はたくさん走るぞ!一気に天塩町まで240km!
という訳で、ちゃちゃっと朝ごはんを済ませて出発です!
長沼町を出発した後は、国道12号線へ。
途中、美唄市から「直線道路日本一」に突入します。道路脇に大きなモニュメントが立っているので、気分が盛り上がります。その長さは29.2km。東海道線で例えると、東京〜横浜駅間に相当する距離ですね!
しかしね…パパは過去に自転車でここを走ったことがあるのですが、今回も同じ感想でした。ずっと町中だし、信号が多くてストップ&ゴーの繰り返しなので、期待したほど「直線」を感じられないんです…。
「これぞ北海道!」を感じる直線はといえば、やはり道北のサロベツ原野や道東の中標津かな、というのがパパの感想です。
こうやって見るのが、一番、直線を感じられる方法かもしれません(笑)。
そんなことを考えているパパの隣で、長男は爆睡中でした。
なかなか一丁前な格好してますね。君はまだ1歳児なんだけど…(2歳の誕生日まであと4日!)。
北竜町ひまわりの里
北竜町「ひまわりの里」に到着。少し手前からでも「あそこだ!」ってわかるくらいの広大な黄色い畑が広がっていました!
ちょうど見頃の時期なのでどれくらい混んでいるか心配をしていましたが、駐車場は余裕でした。
さぁ〜て、どうやって周ろうかねぇ〜。
いやはや、見事です!
パパの期待通りに子ども達は喜んでくれました!
ちなみに、手に持っている「ひまわり」は募金をした時にいただけた造花です。畑からもぎ取っった訳ではありません…悪しからず。
子ども達は観光馬車に乗りたがったけれど、ここはやっぱりのんびりと歩いてみることにしました。
「これぞ夏の空!」の下に広がるひまわり畑。
最高です!
そして、今日も「イヤイヤ期」絶好調の長男は「歩くのはイヤ!」「抱っこもイヤ!」で、ひまわり畑中に鳴き声を響き渡らせていました。
観光客の皆様、大変ご迷惑をお掛けしました…。
近くにいた観光客の方がシャッターを押して下さいました。
なかなか撮ることができない、家族5人が揃った記念写真です。
1番手前の畑をゆっくりと1周。
もっと奥まで行ってみたい気もしたけど、今日はまだまだたっぷりと走る予定なので欲張らないことにしました。
もっと時間があったら、自転車を走らせてみたかったところでしたけどね。
それにしても、天気に恵まれてラッキーでした。
お花畑を見る時は、天気が重要ですよねぇ〜。いやぁ〜よかったよかった!来た甲斐がありました!
ひまわり、たくさん見られて良かったね!
日本海オロロンラインを北上
さぁ〜て、さて!
北竜町を出発した後は無料高速を使って留萌に出て、この後はひたすら日本海に沿って北上です!
「道の駅・おびら鰊番屋」で昼食休憩。
トレーラーでご飯を食べて、その後はデザートにソフトクリーム。じーちゃんばーちゃんからもらった、子ども達のお小遣いは着々とソフトクリームに化けています。まぁ、悪い使い方ではないよね。
この後も、ひたすら気持ちのいい道が続きます。
段々と「道北に入って来たぞ!」といった雰囲気になってきました。
この道もパパは過去に2回、自転車で走ったことのある道です。
「ここで、キャンプしたなぁ〜」なんて、懐かしい思い出が次々に蘇って来ます。25年も前の話なのに、結構覚えているもんですね(笑)。
子ども達も意外とドライブを楽しんでくれているようでパパは一安心。
君たちも、そのうちこの道を自転車で走ってみるかい?
遠別町にある「道の駅・富士見」にやってきました。
新しくてとてもきれいな道の駅で、特に(!?)、きれいなトイレが自慢の道の駅らしいです(ポスターが張ってありました)。本当にきれいなトイレでしたよっ!
そして、なぜ、「富士見」なのかといいますと、
写真にうっすらと写っているんだけど、見えるかなぁ〜?
海に利尻富士が浮かんでいます!
いやぁ〜、テンションが上がります!利尻富士を見るとね、たくさんの思い出が蘇ってくるんです。20年前、高校生の時に自転車で走った北海道の中でも、強烈な思い出が残ってる礼文島があの隣にあるんです。
いやぁ〜、来たんだな〜。トレーラーを牽いて。家族を連れて。
よしっ!
今日の目的地まであとちょっと!
利尻富士がグイグイと近づいてきました!
天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場
そして、陽が傾き始めた頃、到着しましたぁ〜♪
天塩町にある「鏡沼海浜公園キャンプ場」です!
ここも、過去に自転車の旅で泊まったことのあるキャンプ場。
なので、どうしても来てみたかったんです。
これが、私が高校生の時にここで撮った写真です。
同じ風景が広がっています。
さて、駐車場の目の前にアスレチックがあって、子ども達は大喜び。
トレーラーから見てこの距離ですから!
目の前の芝生もアスレチックも、「庭」のようなものです。飽きることなく遊びまくっていました。
夕方、お風呂に行くことにしました。
お風呂はキャンプ場に隣接していて、一段高くなった丘の上に建っています。白い建物がそれです。
温泉の建物から見た鏡沼と湖畔(沼畔?)に広がるキャンプ場のフリーサイト。
そして、
温泉の建物の隣にはキャンプ場の「オートサイト」が広がっています。
しかし残念なのは、オートサイトからは鏡沼も日本海も利尻富士も見られないんです。電源付きで1泊3000円というお値段が魅力的で、実はこっちに予約を入れてあったのですが、到着してからキャンセルしてしまいました。
ちなみに、我が家が泊まることにした「キャンピングカーサイト(駐車場)」は1泊500円です。信じられないお値段。
ちなみに、フリーサイト、キャンピングカーサイト、ライダーハウスにはシーズン券があり、3000円だそうです。う〜ん…老後にキャンピングカーで北海道をうろちょろするなら、ここをベース基地にすること間違いなしですね!
陽は随分と傾いてしまったというのに、相変わらず遊び続けている3人。
ママがトウモロコシを茹でてくれたので、のんびりとビールを飲みながらパクリ。
子ども達はアスレチックの上でパクリ。
贅沢な時間だね。
周りを見渡してみると、フリーサイトにはライダーが何組かとキャンピングカーサイト(駐車場)にはキャンピングカーが3台が泊まっているだけでした。なので、とっても静か。
それにしても、今年の北海道はライダーやチャリダーが少ない印象です。これも時代の流れなのかな?それとも、コロナの影響なのか…?
私が自転車で北海道を走ったのは1996年(高2)、1997年(高3)、1999年(大学2年)の計3回(四半世紀近くも昔の話なの!?)。あの頃はチャリダーがわんさかといました。すれ違うチャリダー同士はガッツポーズでお互いを励ましあったし、バイクのライダー、トラックやバスの運ちゃんだって手を振って応援してくれました。ガッツポーズがあまりにも続くと、段々と手を上げるのが億劫になってしまうこともあったくらいでしたよ。
そんなこんなで、25年も前の思い出を懐かしみながら過ごした、天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場でした。
さて、明日は稚内だぞぉ〜!
パパはテンションが上がってきました!
備忘録
8月3日(木)
RVパークカーリンクス長沼8:00→10:00北竜町ひまわりの里11:10→12:10道の駅おびら鰊番屋13:25→14:45道の駅富士見15:00→15:25天塩町鏡沼海浜公園
本日の走行距離:牽引あり233km+牽引なし0km=233km
この旅での走行距離:牽引あり1381km+牽引なし240km=1621km