親ばかパパの子育て日記

キャンピングトレーラーであっちへこっちへ!

2022.12 瀬戸内の旅④(前編) 〜 一人でサイクリングfor伯方島 〜

 今朝はパパ一人で早朝サイクリングを楽しんできました。

 子ども達と一緒に走るのが一番の楽しみではありますが、やっぱりね…せっかく来たのだから、できれば色々なところを走りたいです。という訳で、今日は早朝に「自由時間」をもらって、自転車を走らせてきたパパでした!

 行き先は伯方島のドルフィンファームです!

 

 

 真っ暗な中、出発!

 

 朝の気温は4℃。

 不思議とそこまでの寒さは感じませんでした。風がないからかな?

 これなら、楽しめるかも!

 

 

 RVパークから走り出して10秒。 

 早速ですが、お隣にあるコンビニにてパンとコーヒーを買って腹ごしらえをしました。

 トレーラーを出る時、すでに子ども達は3人とも目を覚ましていたのですが、パパ一人で朝ごはんを食べたら面倒なことになるのは目に見えていますから、そのまま出発してきました。しかし、何も食べずに走ろうとしてもエンジンがかかりません…。という訳で、まずは腹ごしらえです。

 こちらのコンビニ、サイクリストのためだけではないと思いますが、敷地内にこんなに素晴らしいテーブルと椅子が用意されています。目の前には美しい瀬戸内海の海が広がっている…ハズです(まだ真っ暗で何も見えませんでしたが…)。

 

 少しずつ、東の空が明るくなってきました。一日の中で一番寒い時間帯ですねぇ…しかし、一番美しい時間帯でもあるかもしれません。

 さて、気合を入れて行きますか!

 

 「道の駅・今治市多々羅しまなみ公園」を通り抜けて、

 

 島を時計回りに走り、東部を目指します。

 

 自転車専用道路はこんな感じ

 

 自転車専用道路の入口に到着!

 「しまなみ海道」は広島の尾道から愛媛の今治まで海の上をサイクリングできることで有名ですが、実際に自転車専用道路となっているのは橋の部分のみで、島の中は従来の道を走ることになります。

 そして、ここが橋の入口となるのですが、橋はかなりの高さにあるのでグイグイと坂を登って行くことになります。尾道〜今治を完走しようとすると、橋を渡る毎に訪れる登りが辛い…という話を聞くこともありますが、実際にはかなり傾斜の緩い坂になっているのでそこまで大変な登り坂ではありません。まぁ、一日に何回も繰り返していたら億劫になってしまうかもしれませんけどね。

 

 なんだか、イノシシが出てきそう…ちょっと怖い。

 

 グイグイと標高を上げていきます。あれが大三島と伯方島を結ぶ大三島橋です。海の高さからあの橋の高さまでグイグイと上っていく訳です。

 ちなみに、「しまなみ海道」の中で一番最初に作られた橋なんだとか。

 

 橋の下に横たわる海峡は幅300mの「鼻栗瀬戸」。

 船乗り泣かせの難所だそうです。

 

 地図で見るとこんな感じ。

 迷路みたい。

 

 橋まであとちょっと!

 

 到着ぅ〜!

 橋の中央側は高速道路。右側が自転車・原付専用道路。高速道路の横を自転車で走るって不思議な気分です。

 そうそう、話は少し逸れますが、アメリカを自転車で走っていた時、高速道路を自転車で走ったことがありました。ラスベガス方面からロサンジェルスを目指していた途中です。アメリカって、砂漠地帯だとハイウェイしか道がない区間というのが結構あるんですよ。なので、仕方なく走ることにしました。日本のように料金所はないので、入ろうと思えば入れてしまうんです。そしたらねぇ…途中でおまわりさんに怒られました。「Get off!(降りろ!)」って言うんだけど、どこを走ればいいのよ?とりあえず、「次のICで降りるよ」と言って、その場は許してもらいましたが…もちろん!?一般道がある町まで走り続けました。

 ちなみに、途中にはインターらしきものが時々あるのだけど、降りてもそこには砂漠が広がっているだけ、というところばかりでした。なので、夜はそんなところにテントを張って過ごしました。夜中に目を覚ますと、自分の手のひらも見えないくらい真っ暗なんですよ。小便をしたくてテントを出たら、5歩も歩いて振り返るとテントが見えないんです。正面の地平線から真後ろの地平線まで180°の上空に広がる満点の星空は感動ものでした。

 もう、20年近くも昔の話です。

 

 話を戻します。

 こちらは、橋から見下ろした鼻栗瀬戸。確かに流れが速い。川のように流れています。

 そんな中、小さな漁船が漁をしていました。こういう地形の場所には魚が集まるのかな?

 

 そして、海岸線まで一気に坂を下りてきました。

 さっき渡った橋がもうあんなところに。

 

 しまなみ造船で建設されている貨物船。タンカーかな?

 こんなに大きな船が陸に横たわっている光景には本当にビックリです。神奈川にいるので海は身近ですが、見ることのある船といえば漁船がほとんどですからね。とても新鮮は風景です。

 

 懐かしのドルフィンファームに到着

 

 そして、伯方島のドルフィンファームに到着しました!

 

 ここにはその名の通り、イルカがいるんです。今日も元気よく泳いでいて、背びれがチラホラと見えていました。

 ここにはオートキャンプ場もありまして、4年前に来た時は2泊したんですよ。いつでもイルカを見にいけるので、子ども達は大喜びしていました。懐かしいなぁ。

 ちなみに、奥の方に見える橋は「伯方・大島大橋」。そう、橋の向こうは次の島なんです。近いですねぇ〜。

 

 さて、ここで小休止した後は家族が待つ、大三島のRVパークへ戻ることにしました。来る時は写真を撮るために止まってばかりだったので1時間以上かかってしまいましたが、距離は10km程。帰りはノンストップで走り切りました。朝のぷちサイクリングにはちょうどいい距離です。

 そして、こんなにお手軽にこんなに美しい風景を楽しめるんだから、「しまなみ海道」って、本当に素晴らしいな。ますます、大好きになってしまいました!

 

(つづく)

 

 

 

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