RVパークとキャンプ場を合わせて5泊を楽しんだ宮城を離れ、今日は福島へ移動します。さて、なぜ次の行き先に福島を選んだのかといいますと…
今回の東北旅行のテーマは「水遊び」でした。
とういのも、ここ最近、娘達が「カヌー乗りたい!」って、よく言うんです。という訳で、「スイム&カヌー」を楽しめる場所を探して地図と睨めっこした結果、目に留まったのが裏磐梯でした。あそこは小さな湖が集まっているので、ポイントを変えながら「スイム&カヌー」を楽しめるんです。
裏磐梯は私達夫婦が結婚してオートキャンプを始めて以来、毎年通い続けているキャンプ地です。せっかくの長期休みなんだから、もっと遠くに行きたい気がしなくもありませんでしたが、やっぱり、あそこはいいんですよっ!
という訳で、宮城から一路南下。福島は裏磐梯を目指すことにしたのでした。
撤収開始!
さて、「エコキャンプみちのく」最後の朝です。
今日は晴れるみたいですが、朝はまだ曇り空でした。昨夜は景気よく雨が降ったので、キャラバンテントはビッチョビチョ。とりあえず、裾をめくりあげて早く乾かすことに徹しました。
そうそう、使い始めて2年目になるキャラバンテントですが、前回のキャンプでは屋根の下にも雨が降るようになってしまいました。そこで、ママと共同作業でシールテープの張替えてみたところ、今回はバッチリでした。
これだけのサイズになると、テープの張替えはかなりの労力と時間を要しましたが、お陰で雨漏りは全くなくなったので大満足です。
段々と日差しが差し込んできました。
お外で気持ちよく朝ごはん。
そして、撤収開始です。
子ども達はシャボン玉をしたり、
虫取りをしたりで、あまり戦力にならず…。
まぁ、今はまだいいでしょう。そのうち、自分達から手伝ってくれるようになるかな?
期待してますよっ!
徐々に陽が当たるようになり、荷物は全て乾かして撤収完了!
受付にてチェックアウト手続きをして「エコキャンプみちのく」を後にしました。
目指すは福島・裏磐梯!
ここから裏磐梯までは“オールした道”を選択。
川崎町から国道4号までは仙南広域農道(蔵王コスモスライン)を利用しました。着工から完成まで27年を要したというこの道路、トレーラーを牽いていても全く問題のない走りやすい道でした。
福島市内を通り抜けてからは国道115号(土湯バイパス)で安達太良山の裾を越え、裏磐梯を目指します。途中、「道の駅・つちゆ」で休憩&食材(野菜)を購入。
山越えになるのでATF油温が心配でしたが、上り坂はゆったりでこれも問題なしでした。トレーラーを牽いて初めて走る道は、本当に不安だらけです。
お昼過ぎ、私達の大好きなキャンプ場、「曽原湖オートキャンプ場」に到着しました。
さすが標高800M。涼しぃ~!
早速、設営。
一日の中で撤収と設営の両方をやるのは結構、疲れます…が、ここは子ども達も頑張ってくれました!
いやぁ~、本当に気持ちいい!
やっぱりここは最高です。
お昼を過ぎていたので、設営後はすぐに昼食。
そして、
カヌーの組み立て開始。
子ども達は我慢できず、パパにコーヒーブレイクをさせてくれる猶予も与えてくれませんでした。
乗るのはまだ早いですよぉ~!
カヌーの組み立て方を、子ども達はなんとなく覚えているようでした。
いろいろと先回りをしてお手伝いをしてくれます。
出艇~♪
そして、出艇~!
子ども達は上機嫌。
以前はお菓子でご機嫌を取りながら乗せていたような時期もありましたが、今回は自分達から「カヌー乗りたい!」って言ってくれたのが、パパは嬉しかったです。
そして、子ども達はカヌーに乗ることだけでなく、漕ぐことにも興味が湧いてきたようです。
これだけ大きなものを自分の力だけで「操る」ことに、面白さを感じ始めてきたんですね。
しかもっ!
「パパは漕がなくていいよ!」
なんて言って、長女は一人でパドルを回していました。
驚いたのは、カヌー(約30kg)+人間3人(約110kg)=約140kgもある舟を、長女は一人のパドリングで進めていたんです。大したもんです。
無事に帰港。
子どもの成長を感じて涙腺が緩んでしまったパパでした。
ママがおやつを用意して待っていてくれました。
冷蔵庫で冷やしておいたアンニン豆腐。
いただきま~す!
夜になると北から強い風が吹くようになりましたが、標高800mの曽原湖は蚊もいなくて快適そのものでした。
曽原湖オートキャンプ場を訪れるのは、そろそろ10年目になります。オーナー曰く、私達は「一番遠くから来てくれる常連さん」だとか。
オーナーは私達のことをよく覚えてくれていて、今回も「ウサギさんは?」なんて、聞いてきてくれました。そう、最初の頃はテントの中にウサギのゲージを置いてキャンプをしていたので、オーナーは我が家の“あず君”のことをよく覚えてくれていたんです。
あず君は昨年の冬、天国に旅立っていきました。9歳まで生きて、おそらく世界で一番キャンプをしたウサギだと思います。
そんな話をしながら、自分の田舎に帰ってきたような温かい気持ちにさせてもらった、曽原湖の最初の夜でした。
(つづく)
備忘録
8月21日(水)
エコキャンプみちのく9:52→13:00曽原湖オートキャンプ場17:35→17:45裏磐梯温泉センター18:40→18:50曽原湖オートキャンプ場
本日の走行距離:牽引あり121km+牽引なし8km=129km
この旅での走行距離:638km+210km=848km