さて、以前のブログに記しましたが、デリカに取付けているヒッチメンバーにトラブルが発生してしまいました。
原因はトレーラーの重さに対して、ヒッチメンバーの強度が不足していたことがあるみたいです。
悩んだ結果、ヒッチメンバーを交換することにしました。選んだメーカーはDMD。値は張りましたが、安心の日本製です!
ヒッチメンバー再交換
子ども達の習い事を終えてから出発。
夕方に友人宅に到着して、この日は友人ファミリーと一緒にBBQと花火を楽しませてもらいました。こちらの友人宅、2週間前にもお邪魔してたんだよなぁ〜。続けて作業をお願いしてしまい、本当に申し訳ないです…。
朝食を終えて作業開始。
友人が右側、私が左側を担当しました。二人で進めると凄く効率的だし、おしゃべりしながら作業できるので凄く楽しい。自動車整備士である友人からはたくさんのことを教えてもらいました。
まずはドロータイトのヒッチメンバーを取外しました。7年間の使用で、それなりに錆は出てますねぇ〜。
ここで失敗に気が付きました…ヒッチピンの鍵を持って来るの忘れた。なので、マウントを取り外せません!となると、ヒッチメンバーを交換しても、どうやってトレーラーを牽いて帰る???
結果、友人のデリカに付けてあるヒッチマウントをお借りすることになりました。いやぁ~焦った!
こちらがデリカのヒッチメンバー取り付け部。
あらら…
亀裂、入ってます。やっぱり無理がかかっていたんですね…。
というのも、
ドロータイトのヒッチメンバーは片側3点留め。
それに対して、
DMDのヒッチメンバーは片側6点留め。強度が異なることは明らかです。
作業をしているとなかなか写真が撮れず…いきなり、取り付け完了です!
いやぁ〜重かったなぁ。地べたに寝そべった状態でヒッチメンバーを持ち上げ、片手でヒッチメンバーを抑えながらもう片方の手でボルトを締めるんですから。いい筋トレになりました!
ちなみに、新しいヒッチメンバーの最大牽引重量は1500kg。それに対して、我が家のトレーラー・Hobby490KMFの車重は車検証上で1430kg。そして、最大積載重量は1750kg。ん?結局のところ、スペック不足じゃん!?って、思ってしまうところですが、色々と事情(!?)があるようです。
ポイントは製造国の基準(!?)にあるようです。大陸製の2000kg対応品と日本製の1500kg対応品を比べてみると、日本製の方が明らかに鉄板が分厚くて重くてガッチリしているそうです。というのは、日本人には「何事も安全な方に振る」という性格(!?)があるようで、明らかにスペックを低く見積もった「安全なスペック設定」になっているんだとか。そんな訳で、日本製はその数値以上の負荷をかけても十分耐えられるくらいの能力があるらしいです。そのため、今回は「1500kg対応品でも必要十分」という判断に至りました。
また、今まで最大牽引重量1000kgのヒッチメンバーで1300kgのトレーラーを7年間牽引してきてもヒッチメンバー自体に破損はありませんでした。つまり、少しオーバーして使ったところですぐにポッキリと折れてしまう訳ではありません。
ついでに話せば、今回のトラブルはデリカ側で起きていますから、固定部が片側3点⇒6点に増えたことが大きなメリットになると考えています。我が家のデリカは今年で10年目。総走行距離は14万kmです。あと5〜7年、あと10万kmくらいは頑張って欲しいと思っています!
おまけ
こちらは、我が家のデリカに一番最初に取り付けたヒッチメンバー。デリカD:5のオプションカタログに載っている三菱純正品であり、ソレックス製のCクラス(最大牽引能力750kg)のヒッチメンバーです。取り外し後はヤフオクに出品し、北海道の方が落札して下さいました。今でも北の大地を走っているのかな?
久しぶりにこの画像を見て、あれっ?って思いました。耐荷重750kgだけど、片側6点留めだったんですね。それに対して、次に取り付けたドロータイトのヒッチメンバーは耐荷重1000kgだけど、片側3点留め。
不思議だな…と思いましたが、こんな話も耳にしました。
ヒッチメンバーの耐荷重とは、単にそのヒッチメンバーが耐えられる重さだけでなく、そのヒッチメンバーを取り付けた車の牽引能力(車重)のことも考えて安全に牽ける範囲を「牽引耐荷重」とする考え方もあるようです。つまり、「デリカで牽くなら750kgくらいまでのが安全だよ」ということだとか。そうなるとデリカでHobbyを牽くのは相当慎重にならないといけないということですね。まぁ、そうですよねぇ。デリカもHobbyもほぼ同じ重さなんですから。
そんなこんなで、ヒッチメンバー交換のお話でした。
引き続き、安全運転で楽しんでいきたいと思います!