
今日は宮崎県を縦断します。高千穂から延岡へ。そして海沿いを南下して宮崎市へ。目指すは青島です。
宮崎の青島と聞いて思い浮かべるものはというと…鬼の洗濯板?あと…ヤシの木が並ぶビーチでしょうか。なぜか宮崎には南国のビーチのイメージがあります。そして、宮崎県内には有名なビーチがいくつもあるにもかかわらず、青島はその象徴的な存在になっているような気がしてしまいます。
そんな訳で(!?)、今回はせっかく夏に来たのだから、海を楽しむことにして青島を目指すことにしました!
高千穂町・天岩戸神社

1泊だけの滞在となった高千穂。
目的は友人との再会だったので十分満足なのですが、せっかくなので一カ所くらいは観光をしていくことにしました。

そうそう、こちらはRVパーク内にあるブランコ。こちらの芝生エリアはキャンプ場になっていて、とても綺麗なシャワーも完備されています。ちなみに、トイレも「超」が付くほど綺麗です。
炊事場もとてもきれいでお湯が出るし、ゴミ捨て可、ダンプステーション有。コインランドリーまでは車で1分。とても快適なRVパークです。

さて、立ち寄ったのは天岩戸神社です。高千穂の街中から天岩戸神社までは車で10分程。神社正面の駐車場は有料になっていましたが、川を挟んで反対側にある広い駐車場は無料で利用できました。
高千穂には何度も訪れているものの、天岩戸神社に立ち寄るのは10年以上ぶり(もしかすると20年以上ぶりかも)。周辺の様子はずいぶん変わっていて、昔の記憶から長い時間が過ぎたことをしみじみと感じました(そう、昔は神社前の駐車場だって無料だったんです)。

下を流れるのは、岩戸川。
川面から橋までは随分な高さがあります。

橋の一部にはガラス張りになっている箇所があって、谷の深さを実感することができました。
子ども達、なかなかガラス部分には乗ろうとしませんでした…(笑)。

こちらが、天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)です。
天岩戸神社は、天照大神(あまのてらすおおみかみ)が隠れた「天岩戸伝説」の舞台。岩の扉を開いた天手力男命(あめのたぢからおのみこと)が、その扉を遠くへ投げ飛ばし、長野県の戸隠山に落ちたという説もあります。神様の力の大きさを感じさせる豪快な話です。(この説は、学術的な“公式神話”ではなく、地域伝承のひとつとされているそうですけどね。)

彼が、天手力男命。
「力の神」とされている神様です。

神話の舞台となっているだけあって、境内にはただならぬ雰囲気が漂っています。
鳥居から本殿へと続く参道に並ぶ杉の木はまっすぐ高く伸び、その高さがこの神社の歴史の深さを表しているようでした。

こちらは神殿の隣にある神楽殿です。
そういえば、高千穂の街中にある高千穂神社では、観光向けに毎晩、夜神楽の一部が上演されています。本来の夜神楽は夜通し続く長い物語ですが、観光向けの公演ではその中でもクライマックスとなる、天手力男命が岩戸を開き、天照大神が姿を現す場面が演じられます。
子ども達も、解説をしてあげれば理解できる年頃になってきたので、次の機会にはぜひ見せてあげたいと思いました。

さて、神社の奥から続く遊歩道へと歩みを進めました。

坂を下っていくと道は川沿いへと続いていきます。

こちらが、先ほど天岩戸橋で渡った岩戸川。あれほどの高さの橋の真下を流れているとは思えないほど、静かで小さな川です。
そして、川沿いの遊歩道を10分くらい歩いていきまして、

天安河原に到着。
ここは、「八百万の神々が集まって相談をした場所」です。

この洞窟の広さは、間口約40m・奥行約30mもあるとのこと。
そして、参拝者が祈願のために積んだ石が、神秘的な雰囲気をつくっています。

長男は、石積みより池の中にいたヤモリが気になって仕方ない様子でしたが…。

日本神話の流れを簡単にたどると、
① 太陽の神・天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸に隠れる
② 世界が暗闇に包まれる
③ 八百万の神々が天安河原に集まり、どうすれば光を取り戻せるか相談する
④ 天岩戸の前で天宇受売命(あめのうずめのみこと)が舞を奉納する
⑤ 外の騒ぎが気になった天照大神が岩戸を少し開ける
⑥ その隙を逃さず、天手力男命(あめのたぢからおのみこと)が力づくで岩戸を開く
⑦ 光が世界に戻る
この一連の場面が、夜神楽のクライマックスです。

ちなみに、天照大神が隠れた洞窟である天岩戸はこことは別の洞窟です。
そのため、天岩戸は「天照大神が隠れた場所」、天安河原は「八百万の神々が集まった場所」という役割の違いがポイントです。

それにしても、洞窟に隠れてしまったり、舞を踊って気を引き寄せようとしたり、大岩を宮崎県から長野県まで投げ飛ばしてしまったり(!?)、と日本の神様はなかなか愉快ですね。
なんだか、人間味のある神様(!?)に妙に親近感を覚えてしまうのでした。

RVパークに戻りました。トレーラーを連結して出発です。目指すは青島!
ちなみに、この時の気温は34℃。標高200m程ある高千穂でこの気温だもんなぁ。海沿いはどうなっているんでしょ?
道の駅・フェニックス

高速道を使って、一気に宮崎市へ。
これです、これ。南国をイメージさせるヤシの木。ヤシの木が並んでいるから、南国のイメージが出来上がったのか?南国のイメージがあるから、ヤシの木が植えられたのか。どっちだろう?

今日から2泊する予定のキャンプ場「AOSHIMA PICNIC CLUB」のチェックインは15:00からとのこと。なので、時間が少し余ってしまいました。という訳で、青島を通り過ぎて少し先にある道の駅へ立ち寄ることにしました。
いやはや…素晴らしい眺めです。やっぱり、海は夏に眺めると気持ちよさが倍増ですね。

道の駅「フェニックス」に到着。
ママがトレーラーでお昼ご飯を作ってくれている間、海を眺めに行ってみることにしました。

いやはや…メチャクチャ暑いです。
今日の宮崎市の最高気温は37℃とのこと。本気で暑いです…。

道路を渡って、展望台へ。おっ!この辺りでも「鬼の洗濯板」が見られました。
写真で眺めると綺麗な風景なんですけどね~。体が解けそうな暑さで、逃げるように退散してしまいました…。
青島 ~ AOSHIMA PICNIC CLUB ~

そして、キャンプ場にチェックイン!
ここ、「AOSHIMA PICNIC CLUB」は2024年にグランドオープンした新しいキャンプ場。こどもの国の敷地内にあり、広大な敷地を誇るキャンプ場です。

こんなに広いキャンプ場なのに、本日は二組だけ。

この一面もオートサイトなのだけど、お客さんはゼロ。
というのも、この暑さですからね…テントでのキャンプは無理でしょう。我が家だってエアコンがなかったら、とても泊まろうと思わなかったと思います。
エアコンさえかけてしまえば車内は快適なのだけど、トレーラーのドアを開けた瞬間、外は狂ったような暑さなんです。

さて、お昼ご飯は終えているので、おやつの時間にしました。
宮崎市内で買ってきた「お菓子の日高」の、

「なんじゃこりゃシュー」と「なんじゃこりゃ大福」です。

宮崎に来ると食べたくなっちゃうんだよなぁ。
このご時世なので、値上げをしたのかな?お値段も「なんじゃこりゃ」でしたが、やっぱり買っちゃいました。5人で食べるのにも関わらず2つずつですが、サイズも「なんじゃこりゃ」なので、十分でしょう。

いただきますっ!

ちなみに、店舗では子どもにだけくじ引きがあったのですが、長男は見事におせんべいをゲットしていました。やったね!
さて、おやつの後は無理して外には出ず、エアコンに涼みながらトレーラーで過ごしました。明日はたっぷりと海で遊ぶ予定なので、今日は体力温存です。
パパはお昼寝…。

そして、陽が傾いてきたので、散歩に出掛けました。
サイトから海までは歩いてすぐです。

綺麗な砂浜だなぁ~。
「南国」を意識してしまっているためか、なんだか外国に来てしまったかのような錯覚さえしてしまいます。

砂浜の先に見える建物がANAのホテル。海に浮かんでいる島が青島。そして、「鬼の洗濯板」は青島を囲むように広がっています。
5年前の旅の時も、やっぱりこれくらいの時間に来たことを思い出しました。そして、青島に渡って神社を参拝し、鬼の洗濯岩を眺めながら、「なんじゃこら大福&シュー」を食べたんだっけな。

ん?何かが埋まっている。
好奇心旺盛は子ども達が掘り返していました。

でかい!
鯛のような恰好をした魚だけど、ちょうど胴体の真ん中辺りでちぎれています。大きな魚に食われたのかな?サメ???

やっと(!?)陽が沈みました。
気温が下がる気配はありませんが、日差しが刺さらなくなった分、気持ちは少し楽になりました。

今日は宮崎市内で花火大会が行われます。
かなり距離があるのであまり期待はしないことにしておいたのですが… 遮るものがほとんどなかったので、ほんの少しだけ見えました。

「会場まで行ってみようか」という話も出ていたのですが、花火会場はとにかく混むし、帰りの渋滞もすごいし、そして何よりこの暑さ…。いろいろ考えて、諦めました。
遠くに小さく上がる花火を眺めながら、やっぱりちょっと残念な気持ちにもなりましたが、無理はしなくて正解だったと思います。長女もまだ病み上がりだしね。

さて、ここ青島には2泊の予定。明日は海水浴を楽しみたいと思います。
それにしても、明日も同じくらいの暑さみたい。暑すぎて海に入っていられないのではないかと心配です…。変な話ですね。
備忘録
8月1日(金)
RVパーク高千穂8:45→天岩戸神社→(給油)→RVパーク11:00→13:25お菓子の日高13:35→14:05道の駅フェニックス15:15→15:30AOSHIMA PICNIC CLUB
本日の走行距離:牽引あり164km+牽引なし19km=183km
この旅での走行距離:牽引あり1463km+牽引なし103km=1566km