
山陰の旅も9日目。いよいよ旅も終盤に差し掛かってきました。
相変わらずどんよりとした空が続き、寒い毎日です。それでも、ふと青空がのぞいたかと思えば、次の瞬間には雪が舞い、さらには “あられ” が叩きつけてくる。そんなめまぐるしい空模様が続いていました。関東とも、新潟のような雪国とも違う、山陰ならではの冬を味わい、改めて遠くまで来たことを実感したのでした。
さて、そんな空の下、今日は島根県から鳥取県へと移動します。
RVパーク宍道湖

今日は曇り予報ですが、朝は青空が顔を出していました。
そういえば、新潟に住む友人は「冬の間は1か月間、太陽を見ないこともある」と話していたことを思い出しました。そう考えると、島根では曇りの日が多いものの、日に何度か太陽を見ることがあります。同じ雪国とは言え、やっぱり新潟とは気候が異なるんですねえ~。

そして、雪ではなく“あられ”が降ることがよくあります。それも、関東ではまず経験をすることのない大きな粒の”あられ”です。
新潟にはスキーでよくいくけれど、やっぱりこんな粒の“あられ”は経験したことがないような気がします。

さて、子ども達は朝から雪で遊んでいました。
何を始めるのかと思ったら、

雪合戦開始!
ちゃんと防護壁まで築いています。

そんなこんなで、最後の最後まで満喫することができたRVパーク宍道湖でした!
合計で5泊を過ごした島根県ですが、水族館、石見銀山、出雲大社、一畑電車、松江フォーゲルパーク、松江城、お堀巡り、雪遊び。充実した毎日でした!(境港も楽しかったけれど、あそこは鳥取県ですね!)

では、出発。
いつの間にか青空は隠れてしまいました。こんな変化が、島根らしい天気なんですね。

では、出発!
雪だるま、バイバ~イ!
鳴り石の浜

滞在中、何度も走った宍道湖畔の道で松江市内へ。

そして、山陰自動車道へ。
東出雲ICまでは有料区間なのでそこまでは下道で頑張り、その先から無料高速に乗って鳥取を目指しました。

目の前に横たわっているハズの大山(だいせん)は雲をかぶっています。
あの山の麓にある蒜山高原に行ってみたいんだよなぁ。この時期は雪の中ですから、今回はお預け。次は季節を変えて遊びに来られたらいいな、と思います。

途中、トイレ休憩のために寄った「道の駅・大山恵みの里」。いやはや、すごい雪でした…。
雪はべちょべちょに溶けたシャーベット。解けた水はシャーベットに囲まれて深さ10cmくらいの水たまりを作っていました。トイレを往復しただけで、足元はビッチョッチョです(笑)。

そして、その先で寄り道をしたのは「鳴り石の浜」。
我が家で定期購読をしている「朝日小学生新聞」にこの浜が取り上げられていいたことがあり、それを読んだ次女が、
「ここ、行ってみたい!」
と言い出したんです。そして、場所を確認してみると偶然にも今回の旅行で通るところだったのでした。

心配していたのは駐車場でしたが、グーグルマップで確認するとこんなに広い駐車スペースが確認できたので、訪問することができました。
入口は少し狭かったけれど、トレーラー付きでも十分入れる道でした。(夏場だともっと訪問者がいて混雑することがあるのかもしれませんが…)

ここは、小泉八雲とセツが来訪したことがあるらしいですね。記念碑が立っているようです。それにしても、「訪れた」というだけで記念碑が立ってしまうとはすごい話ですな。
さて、冷たい雨が降っていますが、子ども達は気にする様子なし。行ってみますか!

駐車スペースから少しだけ歩いて到着するのが、

「鳴り石の浜」です。

『一面に敷き詰められている丸い石同士が波で転がされ、ぶつかり合うことで「カラコロ」という独特の音が生まれる』とのことで有名になっている鳴り石の浜。しかしながら、今日の浜に響いていた音は「カラコロ」というレベルではありませんでした。波の動きに合わせて鳴り響く「ガラガラガラ〜!」という響音はまるで地響きのよう。後で知ったところによると、波の大きさによって音はかわるようで、冬は特に波が大きいので音も大きくなるとのことでした。
前後左右上下から「ガラガラガラ~」と石がぶつかり合う音はすごい迫力です。こんな天気だし、めちゃくちゃ寒いしでその迫力はさらに増幅されていました。

チラホラと観光客は訪れていましたが、こんな天気なので、皆さんあっという間に退散されていました。
そんな中、我が家の子ども達は遊ぶのに夢中。石を投げたり、

石を積んだり。
そうそう、こんな案内がありました。

初級でも難しくないか。
そして、

これはいくらなんでも…。

挑戦している人がいました。

完成した作品はこちら。
うん、これでも十分すごいと思うよ。丸い石しかないので、どれも本当に不安定なんです。だから、やりがいがあるのかもしれませんけどねえ~。

おっ!青空が見えた!
雨の中での鳴り石の浜でしたが、それなりに楽しめました。天気がよかったら…我が家のことですから、ここで一日過ごしてしまったかもしれません(笑)。
さて、この後は再び高速に乗り、鳥取市を目指します!
RVパークTOTTORI

鳥取市へ!
どこまでも無料高速がつながっていて移動は快適です!
そして、

「RVパークTOTTORI」に到着!
鳥取市の市街地にあるRVパークです。

RVパークTOTTORIはまだオープンして間もない新しい施設。受付のある建物は薪ストーブで暖められていて、とてもオシャレでした。
オーナーがサイトを丁寧に案内してくださいました。なんと、オーナーもキャンピングトレーラーを牽いているとのこと。受付建物の前に置いてあるアドリアのトレーラーはRVパークオーナーの個人のものとのことでした。さらにお話を伺うと、「トレーラーを置くところを用意するから、せっかくならRVパークを作っちゃおう。」と、このRVパークをオープンさせたのだとか。

建築の会社を経営されているとのことなので、 RVパークを作るのはお手の物だったようです。

とてもお洒落なサニタリー棟。

とってもきれいな水場、電子レンジ、電気ケトルが用意されています。蛇口からは熱いくらいのお湯がでてきました。
トイレもシャワーもここに用意されています。

そして、各サイトに電源(20A)はもちろん、水道とダンプステーション(グレー・ブラック)も用意されています。我が家は不要だけど、TVをつなぐためのアンテナケーブルも用意されているとか。そして、「流石!」と思ったのは、レベラーまで用意されていること。これ、大事ですよね!
なんだか、北海道にある「RVパーク倶知安」に似た雰囲気を感じました。やっぱり、キャンピングカーに乗っている方が経営しているRVパークはキャンピングカー乗りが求めているものがわかっているなぁ~、って思いました。
オーナーとはトレーラーの話で随分と盛り上がってしまいました。楽しい時間をありがとうございました!
“ひょう”の襲来!

午後は買い出しをしたり、お風呂に入りにいったり。鳥取市内にあるRVパークなので利便性も抜群でした。
そして、夕食の時間です。

夕食は瓦蕎麦。そう、山口の名物です。スーパーで見つけたので、ママが作ってくれました。これ、やっぱり美味い!子ども達も気に入ったようで、6人前が一瞬にして平らげられてしまったのでした。
さて、そして食事が終わった頃の話です。
トレーラーの屋根をコツコツと叩く音が聞こえてきました。ここ数日、一日に何度も降っている”あられ”です。しかしながら、なんだかいつもと様子が違う…。
「バチッ」「バチッ」「バチッ」と、もっと重いものが落ちてきている感じ。「電線に溜まっている雪が落ちてきてるのかな?」と思ってトレーラーの外に出てみたけれど、電線などありません。しかし、何かが空から降ってきている。
そしたら、そしたら、すごいことになってきた!

「バチバチバチ!!!!!」
トレーラーの屋根からすごい音が鳴り響き始めました。 驚いてもう一度、外に出てみると…“ひょう”です!トレーラーの屋根に穴があくんじゃないか!?デリカの屋根が凹むんじゃないか!?ってくらい、焦るレベルの“ひょう”です!

どんどんと勢いが増して、すごいことになってきました。

すごい粒!

すごいすごい!

デカい!

子ども達も外に飛び出て大はしゃぎ。
「痛い!痛い!」全身にBB弾を受けている感じです。そして、次々と首の襟元から“ひょう”が服の中に入ってきて冷たい(笑)!
いやはや…もう笑いが止まりませんでした。残雪がほとんどなくなっていた駐車場はみるみると白くなっていき、“ひょう“が「積もる」くらいの量になってしまいました。生まれて初めての経験です。こんなの。

ところで、”あられ“と”ひょう”の違いって何なんだろう?
調べてみたら『大きさ』らしいです。「5mm以下が”あられ“」「5mm以上が”ひょう”」とのこと。
なるほど
これは、明らかに5mm以上あります。

ほんの5分位の出来事だったと思います。その一瞬で、一面がこんなに真っ白に。
いやはや⋯すごい経験をしました。毎日毎日いろいろな事があるな。これだから旅はやめられません!
備忘録
1月3日(土)
RVパーク宍道湖9:20→11:05鳴り石の浜11:45→13:00RVパークTOTTORI
この日の走行距離:牽引あり130km+牽引なし22km=155km
この旅での走行距離:牽引あり1295km+牽引なし191km=1486km