親ばかパパの子育て日記

キャンピングトレーラーであっちへこっちへ!

2025.8 北海道の旅(11日目・後半) 【 弟子屈→標津 】 〜 しべつ海の公園〜

 標津に到着しました!今日はキャンプ場に入ります。

 さて、なぜ今日の宿にこのキャンプ場を選んだのかというと、それはキャンプ場が「海の公園」に隣接しているから。我が家の子ども達、特に次女が釣りに強い興味を持っているんです。ここに来る手前の紋別でも釣りをしましたが、あの時はP泊だったので魚の調理ができませんでした。そんな訳で、

「次は自分で釣った魚を食べてみたい!」

 という次女の願いを叶えるべく、今回はキャンプ場から釣りができる場所を選んでここにやって来たのでした。
 釣れるといいなぁ〜?

 

 

 しべつ海の公園

 

 やって来たのは「しべつ海の公園オートキャンプ場」。標津の町中にあるキャンプ場ですが、とっても静かなところです。逆に町中なので蚊やアブがほとんどいなくて奥さんは喜んでいました。

 

 ちなみにサイトの長さは10mとのことだったので、12mある我が家のデリカ+トレーラーが入るか心配でした。確認してみると、タイヤを芝生に乗り上げなければOKとのことで、画像のような停め方をすることができました。

 

 デリカの頭もギリギリ収まりました。

 

 そして、お値段はオートサイトで3770円+小学生以上一人200円/泊という良心的価格。であるにも関わらず、電源付き、サイト内にシンク付き。

 かなり魅力的なキャンプ場です。

 

 時間は14時。

 ささっと設営を済ませ、遅いお昼ご飯にしました。

 

 お魚釣り

 

 そして、海へ向かいます。

 子ども達、ヤル気満々。

 

 キャンプ場から伸びているこの道の突き当りが、釣り用の防波堤(?)になっています。

 釣りのためにわざわざこんな場所を作ってくれるなんて、なんてありがたいお話でしょ。

 

 早速、ルアーを投げてみました。

 ちなみに、左手の奥に見えているのは知床半島です。網走から見ていた知床半島の反対側、羅臼側になります。

 

 そして、正面に国後島。こんなにいいお天気なのでくっきりと島影が見えています。

 ここから国後島までは24kmとのこと。自転車でも1時間半もあれば行けてしまうような距離なんですね。

 

 あれっ?

もう釣れたの?

 

 まだ数回しか投げていないのに、あっさりと釣れてしまいました。

 「100均」のルアー、侮れませんな。

 

 ソイかな?

 防波堤の手前で釣っていた方に話しかけてみたら、「ソイ」が釣れるという話しでした。「塩焼きにすると美味しいよ!」というオイシイ情報もいただいていたんです。

 これでとりあえず、夕食のおかずをゲットです!

 

 エサ釣りもやってみることにしました。

 

 こちらは、長女が挑戦。

 結論からいくと、1匹だけ釣れたけれどちっちゃいヤツでとても食べられそうもありませんでした。なので、リリースしちゃいました。

 

 何度も投げているうちに、随分と上手くなってきました。

 次女は「根性の人」なんです。そう簡単に諦めないんですよね。その成果がものを言って、

 

 また釣れた!

 入れ食いという程ではないけれど、諦めずに投げていると引っかかる感じです。これくらい釣れれば楽しいもんです。

 

 次女が偉いのは魚を触ることを嫌がらないこと。針を外す作業もできるだけ自分でやろうとします。

 なので、パパは腰掛けてのんびりと眺めているだけで楽しんでもらえたのでした。

 

 そうそう、釣りを楽しんでいる間にこんな神秘的な風景にも出会いました。

 網走でも遭遇した移流霧です。後ろを振り向いてみるとすぐ近くにあるハズのキャンプ場も見えず、まるで海に浮かんでいるかのよう。そして、空を見上げれば青空と太陽が見えているという点でもとても不思議は風景でした。

 

 「千と千尋」の世界に迷い込んでしまったかのようです。

 

 さて、長女と次女がパパと釣りに熱中している間、長男はママと磯遊びを楽しんでいました。

 ヤドカリがたくさん見つかったみたいです。

 

 そして、防波堤へ遊びに来た長男もルアーフィッシングを体験。

 しかし、海が見えないね…(笑)

 

 またまた「ソイ」。

 しかし、ちっちゃいね…これは海に帰してあげました。

大きくなって帰っておいで!

 

 飽きることなく、いつまでもルアーを投げ続ける次女。本格的にやっていったらハマるのかな?

 将来が楽しみになってきました。

 

 結局、釣れたのは4匹。そのうち2匹はまだ小さかったので海に帰してあげました。という訳で、今夜のおかずになってくれる魚は2匹です。十分楽しめました。

 ちなみに、いくつかの写真をAI先生に診断していただいたところ、釣れた魚にはいくつかの種類が混ざっていたようですがどれもソイの仲間であることは間違いないようです。ちなみに、ソイは北海道では高級魚として扱われ、「北海道の鯛」ともよばれているんだとか。そして、2匹とも「食用として美味しくいただけます」とのこと。そう、知識がないのでそれが心配だったんです。これで安心して食べられます!

 

 釣りを終わりにして、温泉に出掛けました。キャンプ場から車で2分のところにある「喜楽来の湯」です。

 調べたところによると、今年から経営者が変わって「公衆浴場くすのき」から「喜楽来の湯」へ名称が変わったんだとか。なので、「喜楽来の湯」で探してもナビには載っていません。そして、建物正面はホテル。日帰り温泉の入口は建物の奥にある、というトリックもあって探すのに少し迷ってしまいました。

 お風呂は「銭湯」といった雰囲気の源泉かけ流し温泉。料金は500円/大人、 150円/6~11歳、80円/0~5歳という、とてもありがたいお値段です。とってものんびりとできるところでした。

 

 お風呂からあがった後は休憩スペースにあったポスターやチラシを眺めていました。

 う〜ん…どうしてもあの島が気になります。自由に渡って観光できるような日は訪れてくれるのでしょうか。

 

 キャンプ場に戻りました。

 再び霧が出てきて、辺りは一面真っ白です。

 

 

 さて、子ども達が楽しみにしていた魚の調理。まずは鱗取り。包丁の背中を使って削ぎ落とします。

 子ども達は鱗を頭側から削いでも全く取れないことに驚いていました。魚が泳ぐ向きと水の抵抗を考えれば想像できることなんですけどね。こんなところでも釣りを通して学べたことがあったのでした。

 

 次に内蔵の取り出し。

 お尻の位置を確認して包丁を入れます。この作業にも次女は嫌がる様子は全くありません。そして、出てきた内蔵の種類に興味津々な様子だったのでした。

 

 そして、塩をまぶして炭火の上に。味の方は?もちろん、最高でした!

 

 釣りを満喫できた標津。キャンプ場の快適さも手伝い、なんだかもう1泊したい気もしてきてしまいました。が、この先も行きたいところはたくさんあるんです…。後ろ髪を引かれながらも明日は出発することにしました。

 さて、次の目的地は「北海道最東端の地・納沙布岬」です!

 

 備忘録

 

 8月5日(火)

 

 道の駅摩周温泉8:45→開陽台→10:32標津サーモン科学館13:20→13:55しべつ「海の公園」オートキャンプ場

 

 この日の走行距離:牽引あり79km+牽引なし3km=82km

 この旅での走行距離:牽引あり1799km+牽引なし440km2239km

 

 

 

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