親ばかパパの子育て日記

キャンピングトレーラーであっちへこっちへ!

2025.8 北海道の旅(9日目・後半) 〜 オシンコシンの滝・天に続く道展望台・さくらの滝 〜

 知床から網走への帰り道、斜里町と清里町に寄り道をしました。目当ては、「天に続く展望台」と「さくらの滝」。

 「天に続く道」はその長さ18km(28kmという説も!?)という直線道路。北海道に来てからというもの「真っ直ぐ」には慣れてしまいましたが、恐らくその「真っ直ぐ」はこれまでの経験を上回るハズです。

 そして、「さくらの滝」では“サクラマス”が滝を遡上する様子が見られるらしいです。時期は6月上旬〜8月上旬。時間帯は水温が高くなる午後の方がいいとか。という訳で、ぴったりなタイミングなハズ。

 知床散策ですでに満喫した一日ですが、後半もまだまだ盛りだくさんです!

 

 

 オシンコシンの滝

 

 知床から再びオホーツク海に沿って北上します。今朝、来た道をそのまま戻る感じです。

 さて、走り出してまだ間もないのですが、早速寄り道。

 

 こちらはオシンコシンの滝。

 国道沿いにある(車で走りながらでも見られる距離)にあるので、立ち寄ってみました。

 

 知床最大の滝であり、「日本の滝100選」「知床八景」のひとつに数えられているというこの滝。落差は30〜50m、または80mと言われているとか(随分と差がありますね…)。どちらにせよ、展望台からの距離が近いのでかなり迫力があります。

 知床には魅力的な滝がたくさんあります。川が温泉になっている「カムイワッカの滝」をはじめ、海に直接落ちる「フレペの滝」などなど。次に訪れた時にはトレッキングも兼ねて滝めぐりもできたらいいな、と思いました。

 

 天に続く道展望台

 

 次にやって来たのは斜里町にある「天に続く道展望台」。

 この展望台は「私設」らしいです。それなのに無料。ありがとうございます!

 

 果てしなく広がる畑。

 これだけの広さがあると、トラクターを使っても大変な作業でしょうね。我が家の畑で使っている手押しの耕運機なんかじゃ、全く役に立たなそうです。

 

 そして、こちらが「天に続く道」。この角度からではちょっと見づらいですね。

 道路に出てみると、

 

 ドカ〜ン!

すげー!

 開陽台と同じく、波打っている感じが天に続いていそうな雰囲気を出しています。それにしても、これは開陽台よりも長い直線かもしれません。調べてみると、その長さは18kmという説と、28kmという説が。グーグル・マップで調べてみたらその理由(ポイント)がわかりました。興味を持たれた方はぜひ調べて見てください。

 

 さくらの滝

 

 そして、お次にやって来たのは清里町にある「さくらの滝」です。今回の「北海道の旅」の中で、最も大きな「感動」を与えてくれた場所、といっても過言ではないかもしれません。

 しかし、厳しい洗礼を受けた場所でもありました。

 

 アブ。

 車を止めた瞬間、前後左右をアブに囲まれました。車にバシバシと突撃してきます。すごい数。

どうやって車を降りればいいのよっ?

 って、笑っちゃうくらいでした。

 ちなみに、アブは車が大好きらしいです。というのは、「熱」と「二酸化炭素」に寄って来るのだとか。なるほど、それなら走り終えたばかりの車はアブの大好物ということになりますね。ということで、エンジンが冷めると数はグッと減ります。

 

 長袖・長ズボン・帽子も装備して、いざ出発。目的地は駐車場から歩いてすぐです。

 さて、ここでは何が見られるのかというと、

 

 サクラマスの遡上です。

 そして、ここ「さくらの滝」ではサクラマスが落差3mの滝を登る様子が見られるというんです。

ホントかな???

 だって、3mってすごい高さですよ。そんなの、登れるのか?

 

 ここが、「さくらの滝」

 期待値としては、

飛び上がるマスを1回、2回でも見られたらいいな

 というくらいでした。

 そしたら、

 

 飛んでる、飛んでる!

 

 すごい!

 すごいっ!

 

 なんと、「飛んでいない瞬間がない」ってくらい、次から次へと飛びまくっていました。

 「なぜに、そこまでして…」と疑問すら覚えてしまいます。だって、このマスたちは誰に教わった訳でなく(多分)、本能のままにこの滝を登ろうとしているんです。何がそこまでさせるのでしょうか。

 ちなみに、当然ながら3mの滝を上りきれているマスはそういませんでした。あっけなく跳ね返されているヤツばかりです。それでも、これだけの数のジャンプを目の当たりにできるのだから、同じマスが何度も何度もチャレンジをしているのでしょう。

 いやぁ、自然の神秘ってすごい。感動と興奮が収まらず、何度も何度もひたすらカメラーのシャッターを切ってしまったのでした。いくら見ていても飽きません。

 

 ところで、駐車場に立てられていたこの看板。よく見ると、その日付は「7月27日」とのこと。1週間前ですか!?

 早朝にここを訪問するのはちょっとリスクがあるかもしれませんね…。

 

 「てんとらんどオートキャンプ場」最後の夜

 

 さて、網走に帰りますか!

 

 3泊を過ごした「てんとらんど」最後の夜です。

 

 帰りがけに網走市内で買い出しをしてきたので、今日の夕食はちょっと贅沢。

 

 子ども達が大好きなトウモロコシ。

 

 お肉とシシャモ。

 なぜか、子ども達にはシシャモが大人気でした。「サクラマスの遡上」を見てきたことと関係あるのかな?

 とりあえず、肉より魚を好んでくれるのは身体にも良さそう。嬉しい話です。

 

 さて、明日は移動日。美幌峠を越えて、屈斜路湖を目指します!

 

 備忘録

 

 8月3日(日)

 

 てんとランド7:05→8:55知床五湖フィールドハウス10:10→10:25知床自然センター11:45→12:00知床峠→オシンコシンの滝13:00→13:15天に続く展望台13:30→14:15さくらの滝14:45→15:30買い出し・給油(網走市内)16:25→16:40てんとランド

 

 この日の走行距離:牽引あり0km+牽引なし249km=249km

 この旅での走行距離」:牽引あり1622km+牽引なし437km=2059km

 

 

 

 

 

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