
今日は紋別を楽しむ一日です。
紋別といえば、アザラシの保護施設である「オホーツクとっかりセンター」が有名です。「とっかり」とはアイヌ語でアザラシという意味。ここはこじんまりとした施設のようですが、その分アザラシとの距離が近く間近で触れ合えるのが魅力なんだとか。水族館とはひと味違う、アットホームな雰囲気の中でアザラシたちと交流を楽しめそうです。
では、紋別に向けて出発!
紋別へ!

滝上町の「道の駅香りの里・たきのうえ」で朝を迎えました。目を覚ますと同時にネットニュースを確認。
津波警報・注意報の騒動から一夜明け、幸いにも周辺に大きな被害はなかったようです。午前中にも知床半島以北の注意報は解除されそう。ということで、今日は紋別へ戻ることにしました。


出発前の足回りチェック。以前、旅先でトラブルに遭ったことがあるので神経質になってしまっています。
タイヤの摩耗もアクスルの状態も問題なし。
では、出発!

滝川町から走ること40分。「紋別市港湾緑地キャンプスペース」に到着。昨日も一度はやって来た場所です。
今日はここをベースにして紋別の町を楽しみたいと思います。

まずはお散歩。
眼の前に広がる海洋公園へ。

最初に目に飛び込んできたのは「初代ガリンゴ号」。
世界初の流氷砕氷観光船です。

特徴的なのはこのドリル型スクリュー。
すごい発想ですね。これなら氷の中でもその名の通り「ガリガリ」と進めそうです。

この船は1981年にアラスカ油田開発のために実験船として建造されたものの、1985年実験は終了。それに伴い観光船として改造され「ガリンゴ号」と名付けられたんだとか。
現在は「ふね遺産」に指定され保存されているそうです。

「ガリンゴ号」のすぐ隣りにあるのが、「オホーツクとっかりセンター」。
飼育員さんがアザラシに餌をあげていたので覗き見。

昨日は津波注意報を受けて臨時休業となっていました。今日はどうなるのかな?HPには何も案内がなく、建物入口に張り紙もありません。
紋別に来た一番の目当てがここなので、今日はオープンして欲しいものです。とりあえず、開園予定時間まで待つことにしましょう。

初代ガリンゴ号を横目に公園で遊び、

隣接している「オホーツクホワイトビーチ」へ。

地元の方かな?と思われる親子も遊びに来ており、カニを捕まえていました。
羨ましそうに覗き込んでいる我が家の子ども達。明日の朝、挑戦してみる?

防波堤の上に遊歩道があったので歩いていました。クリオネプロムナードという名前が付いているみたいです。
先端の海上に浮いているのは、「氷海展望塔オホーツクタワー」。子ども達が興味を示したので、昼間に行ってみることにしましょう。

おっ!
船が入ってきた。

なんだか不思議な形をしている。

あっ!
「ガリンゴ号Ⅲ」でした。先程の海洋公園に展示されていたのが「初代ガリンゴ号」でしたが、こちらが現役であり最新型のガリンゴ号です。

先端に伸びているスクリューが回っています。
氷がないところでもあのスクリューで推進力を得られるんですね。

せっかくなので、港まで行って近くで見てみることにしました。
不思議な船だ、ということは子ども達にもわかるみたい。かなり興味津々な様子でした。
オホーツクとっかりセンター 〜 アザラシランド 〜

さて、「とっかりセンター」がオープンしました!
よかったよ!これを目当てに紋別へ来たんですから。

こちらのセンターは野生のアザラシを保護、飼育している日本で唯一の施設なんだとか。現在では20頭を超えるアザラシを飼育しているそうです。
なので、入場の際に支払う400円/大人は入場料ではなく、「協力費」と記されていました。

プールにはアザラシがたくさん。

解説コーナーも見応えのあるものでした。

アザラシの潜水時間は15〜20分。深さ300mまで潜ることができるそうです。そんなことができる理由はというと、血液中の酸素量が人間の3倍もあるんだとか。
他にも、「冷たい氷の海で寒くないの?」とか、「どこでどうやって眠るの?」とか素朴な疑問を解説してくれていて、とても読み応えのあるものでした。

そして、驚いたのはこちら。北海道に来るアザラシは宗谷海峡を挟んだサハリンを往復しているのだとか。
「どうやって方向を判断しているんだろう?」とか、「どうしてその先に陸があることがわかるんだろう?」とか様々な疑問が湧いてきます。動物が持つ力って本当にすごい!

保護活動の解説。
ちなみに、ここにいるアザラシにはそれぞれ名前が付けられているのですが、そのアザラシを保護した漁師さんの名前が付いているアザラシがたくさんいたのはなかなか面白かったです。

こちらが、このセンターの一番の見どころです。

餌やりを見ながらアザラシの解説が聞ける Feeding time。

これだけ間近な距離でアザラシを観察できるのところも、なかなか珍しいそうです。

こじんまりとしている施設でしたが、なかなか見応えのある所でした。
オホーツクとっかりセンター 〜 アザラシシーパラダイス 〜

こちらも海浜公園内にあるアザラシの保護施設。
こちらではアザラシへの餌あげ体験ができる施設ということで、先程のアザラシランドとは棲み分けされているようです。

しかしながら、先程のアザラシランドと同じ会社が経営しているというのに別料金。しかも、アザラシランドよりも高い、500円/大人。そして、こちらは2つのプールにアザラシがいるだけ。共通チケットにして欲しいと思ってしまうのは私だけ?「協力金」ということで理解するしかないのかなぁ?
餌やり体験が目当てでなければ、先程のアザラシランドだけ見れば十分かと思います。

ちなみに、餌やり体験は1日に3回。そして、1回につき5人まで。そして、整理券の配布は40分前から。というかなりシビアなもの。先着5人ということなので1時間前に行って並びました。(だって、そのうち3枚を我が家でゲットしたいんですから…。)
パパとママが並んでいる間、子ども達は図書室を見つけてアザラシの本に食い付いていました。なので、それはそれで有意義な時間にはなったのかな?

さて、無事に整理券を3枚ゲットしました(ちなみに、餌やり体験は無料…不思議)。そして、体験の時間まであと40分あります。さて、どうする?ということになりまして、この時間を使って氷海展望塔オホーツクタワーへ行ってみることにしました。
タワーへは防波堤を歩いていくこともできますが、ガリンゴ号乗り場から無料バスが走っています。しかも、この時期は時刻表がなく「お客さんが来れば随時出発」となっていたので利用してみました。

海の上を橋で渡って、展望塔へ。

面白かったのがこちら。
冷凍庫に入っているのは、

流氷です。

素手で触ると皮膚がくっついてしまうとのことでゴム手袋が用意されていました。

流氷を持ってハイ・チーズ!

こんな真夏に流氷を触れるとはね。

できれば、こっちを見たいものですが。(笑)

こちらが3階の展望台。
一部はカフェにもなっていました。確かにこの景色を眺めながらお茶をしたら気持ちよさそうです。

これがバスで走ってきた防波堤。
冬にはこの周りが流氷で埋め尽くされるというのだから、それは絶景でしょうね。

こんな写真を眺めていると、冬に来てみたくなります。
どんだけ寒いんだろうなぁ…。それより、どうやって来ればいいんだろう?トレーラーで来るのは無理だよなぁ…。飛行機かなぁ…。そしたら宿に泊まるしかないよなぁ…。5人で来たら、いくらかかるんだろぉ…???冬の北海道の寒さ以上に厳しい話だな…。

このタワーを作っていた時の映像が流されていました。こういうの、大好きです。頭の中には中島みゆきさんの「地上の星」を流しながら、見入ってしまったパパでした!
さて、タワーの地下(?)には海中の様子を見られる水族館があるとのことでしたが、なんせアザラシの餌やりまでの40分を使って来ていたので時間がありません。今回はこのまま戻ることにしたのでした。

さて、始まりました!
結局、5人分の枠は2家族で埋まっていました。

ちなみに、もう1家族は外国からの方でした。私達より先に並んでいたのでチケットの残りがいくつになるのか心配になったパパは、
Are you in line for the feeding experience?
How many people?
なんて、聞いてみたのだけど、頂いた回答は半分くらいしか理解できず…。んで、ポカーンと口を開けていたら、その後は流暢な日本語で話してくれたのでした。いやぁ〜、お恥ずかしいったら、ありゃしない(笑)。

最初はアザラシにサインを出す体験。

そして、餌やり。
と、これくらいの内容だったけれど、子ども達にはかなり印象的だったようです。この先の長い旅の中でも
何が一番、思い出に残ってる?
と聞くと、
紋別のアザラシ
と答えていたのでした。

という訳で、一日を楽しませてくれたアザラシ君、ありがとね!
(つづく)
備忘録
7月31日(木)
道の駅香りの里・たきのうえ7:20→8:00紋別市港湾緑地キャンプスペース14:05→14:15オホーツク流氷公園・お風呂・買い出し・給油→キャンプスペース
本日の走行距離:牽引あり33km+牽引なし17km=50km
この旅での走行距離:牽引あり1486km+159km=1645km
