宮城で過ごす最終日。今日はキャンプ場をチェックアウトした後も再び「みちのく公園」を訪問することにしました。
というのは、今日の天気予報は雨。そんな訳で、屋内で楽しめるものはないかぁ〜?と思って色々と調べてみたのですが、週末ということで「みちのく公園」では色々とイベントが用意されていました。その中でパパが目をつけたのは、「ものづくり教室」。我が子にぴったりのイベントです。
という訳で、またまた「みちのく公園」で遊んだ一日のお話です。
セミの羽化を観察
そうそう、これは昨夜の話。
次女とママがセミの幼虫を見つけました。ママの話によると、その晩に羽化する幼虫は16時くらいに地上に出てきて18〜19時くらいに羽化を始めるらしいです。
そんな中、夕方に木をよいしょよいしょと登っている幼虫を見つけて、トレーラーの網戸に引っ掛けて(!?)おいたのでした。
次女は「羽化のその瞬間を見てみたい!」と頑張ったものの電池切れで就寝。そして、「羽化のその瞬間を見せてあげたい!」とママも睡魔と戦ったそうですが、なかなか動き出す気配はなくママも力尽きてしまったのだとか。ちなみに、パパは次女より早く沈没でした…。
そして、朝になりました!
おぉ!ちゃんと、羽化に成功している!次女は大喜び。
そうそう、パパも小学生の頃にセミの羽化を見たことがありました。今でもよく覚えていますよ。 羽化の瞬間が見られなかったのは残念だけど、貴重な経験をしましたね。
この後、次女は羽化したセミを木に移動させてあげたそうです。
ぜひ、このキャンプ場で人生を全うしてね!(人じゃないか…)
撤収完了!
3泊もしたのだけど、やっぱりあっという間でした。次は違う季節にも来てみたいねぇ〜。
昭和村 〜 ものづくり体験 〜
そして、今日も「国営みちのく杜の湖畔公園」へ!
ちなみに、キャンプ場利用者は公園への入園料と駐車場代がかかりません。キャンプ場は少しお高いのだけど、高規格な設備と公園の入場料・駐車場代のことまで含めて考えると、納得のお値段な気もします。
今日は一日を通して雨予報なんだけど、どこまでもつかな?
さて、昨日に続いてまたまた「みちのく公園」を訪れた理由はといいますと、
土曜日の今日はこんなイベントが行われていたんです。
しかも、地元の高校生が指導してくれるらしい。
宮城県柴田農林高校は宮城県の県南、大河原町にある職業高校。食農科、動物科、森林環境科、園芸工学科があるそうな。
しかしながら、令和7年3月に117年の歴史に幕を閉じることが決まっているそうです。残念ですね…。
今日の「ものづくり体験」は国の事業で行われているそうで、参加費は無料。いろいろなコースがあり、子ども達は頭を悩ませていました。
そんな中、最初にチャレンジしたのが、
「箱庭」作り。
キットに準備されている部材を使って、自分のセンスにて「庭」を作るらしい。
簡単なようで難しそう…。
どうでしょう?「和」の風情が表現されたでしょうか。
これは外国の方にも興味を持って貰えそうですね。(飛行機で持ち帰るのは難しそうだけど…)
ねーちゃん達が箱庭作りをしている間、長男はママと別のコースに参加していました。
おっ!こちらもなかなかいいセンスをしているね!
こちらは高校生のプログラムではなく、公園がやっている「ものづくり体験」のコーナー(なので、有料)。
長女と次女はここにあった風鈴作りもやってみたいとのこと。
どうぞ、どうぞ!
せっかくの機会だからね。
透明ガラスの風鈴に油性マジックで絵を描くらしい。
その間、長男はパパとお散歩。
ここのコキア畑、本当にキレイです。緑のコキアもキレイだけど、紅葉したコキアもそれはそれはキレイなんだろうなぁ。益々、秋に来てみたくなってしまいました。
戻ってみると、風鈴が完成していました。写真では分かりづらいけど、夏に涼しさを感じさせてくれる模様が出来上がったようです。
さて、2つも作品を作ったので満足したかな、と思ったのだけど…
あれもやってみたい!
とのことで、再び高校生の「ものづくり体験」へ。
ここで挑戦したのは椅子作り。
長男が
僕もやる!
と言うと、高校生は快く受け入れてくれました。
ありがとねぇ〜♪
パパは木工DIYが好きなので、子ども達は見慣れたものだと思います。けれど、釘は珍しかったかも。時代はインパクトドライバーでネジを打ち込むのが主流ですからねぇ、パパもトンカチと釘で木工をすることはありません。
なので、貴重な経験をさせてもらいました。
昭和村に移動すると、こちらでも「ものづくり体験」が行われていました。
畳作り。
ぶんぶん駒作り。
畳作りはシールになっている縁を貼るだけでしたが、手縫い体験ができるコーナーもありました。小学生高学年くらいになればできたかもしれません。
いやはや、たくさん作ったのはいいけど…お土産だらけになってしまいました。(なんせ、3人分ですから…すごい量)
この後は昭和村をゆっくりと回りました。子ども達が大好きなところです。
それにしても、ここのすごいなと思うところは、忠実に「本物」を再現してくれているところです。
釜には火が入っていて、お湯が沸かされています。
そして、蚕棚には、
生きている蚕。
そして、
触れるんです。
繭だって本物。
そして、触れます。
蚕って、歴史の教科書には必ず出てきますが、なかなか本物に触れる機会はないですからね。
これも貴重な体験になりました。
さて、次の家へと移動します。
こちらは「鳴瀬川河畔の家」。
鳴瀬川が氾濫した時は家財を2階に上げられるよう、1階の天井に大きな「穴」が設けられるという家です。
ここには、本物の梅干しが干されています。前回来た時は「ご自由にどうぞ」と書かれており、お茶を入れてこの梅干しを食べられたんですよねぇ。
コロナの影響かな?今回はそのような案内はなく、子ども達は残念がっていました。
お次の家では、違うイベントが開かれていました。
民話を聞かせてくれましたんです。カメラを向けるのは失礼かな、と写真は遠慮させて頂いたため画像がありませんが、本当にいい話を聞かせてくれました。
お話が終わってからの雑談の中で、「神奈川から来た」と話したら驚かれ、「方言、わからなかったでしょう?」と気にして下さいました。しかし、子ども達は絵本で読んだことのあるお話もあったので、少しは理解できていたかと思います。それより、この時代では地方に行っても方言を耳にする機会はかなり減ってしまいましたから、貴重な機会になりました。
最後が「津軽の家」。
実際に1980年代まで住んでいたというのだから驚きです。だって、パパが幼少期を過ごしていた時代ですから。
ここでは東北のお祭りについて知ることができます。
昨年は青森の旅で「ねぶた」を見たので、子ども達は改めて興味を持っていました。
随分と前(7年前)に行った秋田で見た「なまはげ」もはっきり覚えているようですが…。(笑)
これを見て、トトロを思い出したようです。そんなシーン、あったね。
本気でくつろいでいる子ども達とママ。本気で寝そうになっていました…。
そんなこんなで今回も楽しかった昭和村でした。昭和生まれのパパだって、歴史を感じさせるんですからねぇ〜。子ども達にはどう映ったんでしょ?
何か一つでも、先人の知恵から学んでこれからの人生に活かしてもらえたら嬉しいもんです。
福島へ!
さて、宮城県の川崎町を出発した後は下道で福島県へと県境を超えました。
そして、福島市内のイオンで買い出しをした後は山道をクネクネと登り、やって来たのは「道の駅・土湯」。
時間は18時半。なので、ここで夕食にしました。
さて、この後はもうひと頑張りして「いつものP泊地」へ移動。明日からは裏磐梯で7泊のキャンプを楽しむ予定です!
(つづく)
備忘録
7月27日(土)
エコキャンプみちのく10:00→国営みちのく湖畔公園14:45→16:52イオン福島店17:40→18:30道の駅つちゆ20:45→21:40P泊地
67+26+37
この日の走行距離:牽引あり130km+牽引なし0km=130km
この旅での走行距離:牽引あり740km+牽引なし174km=914km