成田空港のお隣にある「航空科学博物館」に行ってきました!
今月、我が家のキャンピングトレーラーAVIVA472PKは6年目の車検を迎えます。そのためデルタリンク千葉へトレーラーを預けに行くことになったのですが、「せっかく千葉まで行くのだから、どこかに寄り道しよう!」ということになりまして、こちらを選んでみました。
長男は乗り物にかなり興味を持ち始めたので、いい機会になるかな?と思いましてね。
ひこうきの丘
東関東道・千葉北IC近くにあるデルタリンク千葉にてトレーラーを切り離し、成田空港方面へ向かいました。
途中、「ひこうきの丘」にて休憩。ママが作ってきてくれたお弁当でお昼ご飯にしました。
ここは成田空港滑走路の南端にある公園?休憩所?になります。
飛行機を眺めながら、日向ぼっこをしながらお弁当を食べられれば良かったのですが、今日は生憎の雨模様。しかも、かなり寒い。ここのところ温かい日が続いていたんですけどねぇ…。そのため、お弁当は車内にて。
冷たい雨が降り続いていますが、食後は少し外に出てみました。
外国の飛行機が行き交う滑走路を背景に記念写真をパシャリ。
羽田空港とは違って、色とりどりなカラーリングの飛行機を見られるのでテンションが上がります。
ちょうど、スリランカ航空の飛行機が飛び立つところでした。
海外旅行は随分とご無沙汰してしまっています。結婚前は一人で自転車で外国を走り回り、結婚後は奥さんと二人でちょこちょこと海外旅行を楽しんでいました。しかし、子どもが生まれてからはさっぱりです。しかも、このコロナ禍。あんなに気軽に海外をプラプラしていた時代が信じられないです。
航空科学博物館
「ひこうきの丘」から車で5分もかかりません。
「航空科学博物館」に到着しました!
行くぞぉ〜♪
入館料は大人700円、小人200円。なかなか良心的です。入場後、まずは西館へ。
建物に入った途端、こんな感じ。テンションが上がります。
一番の注目はこれかな?
輪切りになったジャンボ。いやぁ〜、デカイです!
こうやって見ると、床下の貨物室に収めるコンテナの角が削られている理由がよくわかりますね!
こちらはコクピット。
子ども達はスイッチの数に驚いてました。
大きくなったら飛行機のパイロットになったら?
って、薦めて見たんだけど、
こんなにたくさんのスイッチ覚えられない。
とお断りされてしまいました。
そういう問題か…。
ちなみに、このコクピットは映画「ハッピーフライト」の撮影に使われたそうですよ!
長女は3歳の時にじーちゃんばーちゃん達と一緒に行った沖縄旅行を今でも覚えているようです。飛行機に乗ったのはあれが最後になってしまってるねぇ。
子ども達も乗り物代がかかるようになり、益々、飛行機や鉄道の旅から遠ざかってしまってします…。
こちらはビジネスクラス。
パパはまだ経験がありません…。
さて、2階の展示場へ。
ライト兄弟が発明した飛行機の模型がありました。今回の「航空科学博物館」訪問で、子ども達の記憶に一番残ったのはこの飛行機だったようです。「世界で初めて空を飛んだ飛行機」というところが印象的だったみたい。
腹ばいになって操縦している様子に、子ども達は驚いていました。
どこに荷物を乗せるの?
とか、色々と心配していました。
それにしても、ライト兄弟が飛行機を発明したのは今から120年前とのこと。
たったの120年前!?
って、驚きです。46億年という地球の歴史の中でみたら、120年なんてほんの一瞬の話じゃないですか。その「一瞬」の間に飛行機が誕生し、ジェット機が作られ、ロケットまで飛ばすようになったんだから、人間ってすごいことしますね。
雨に打たれながら、飛行機の観察。
次々と外国からの飛行機が到着するのでパパは楽しくて仕方ありません。
こちらは中央棟の5階。
管制塔を模した展示場です。
出発便が次々と滑走路に向かっていきます。
ちょうどこの時、飛行機のパイロットが管制塔と無線でやり取りをしている訳ですね。
世界時計。日本から見てブラジルのリオデジャネイロは地球の真裏にあるので、時刻は12時間遅れています。現在、夜中の1時10分とのこと。
そう、自転車で海外を旅行していた時、ペルー滞在中に日本のラジオに出演して話をしたことがありました。ただ、収録の時間が日本時間に合わせて行われたので夜中の1時だったんですよねぇ…眠かったなぁ。
世界の航空会社の飛行機が紹介されていたので、「一番好きな飛行機」を探してみました。
長男が気に入ったのは、
ポケモンジェットだそうです。
だよねぇ〜。
ちいなみに、テレビがない我が家ですから長男はポケモンを見たことはありません。けれど、やっぱり魅力的なんですね。
ところで、パパがこれまでに乗ったことのある航空会社を思い返してみました。
全日空 <関空↔ヤンゴン>
シンガポール航空 <成田↔シンガポール↔ホーチミン>
日本航空 <関空→ソウル>
日本航空 <ソウル→福岡>
シンガポール航空 <成田→シンガポール→オークランド>
シンガポール航空 <クライストチャーチ→シンガポール→成田>
大韓航空 <成田→ソウル→アンカレッジ>
コパ航空 <パナマシティ→キト>
航空会社不明 <リマ↔クスコ>
航空会社不明 <イキトス→リマ>
航空会社不明 <ラパス→メキシコシティ>
アエロメヒコ航空 <メキシコシティ→ロサンジェルス>
日本航空 <ロサンジェルス→成田>
日本航空 <成田↔クアラルンプール>
キャセイパシフィック航空 <成田↔香港>
エミレーツ航空 <成田→ドバイ→アテネ>
エミレーツ航空 <イスタンブール→ドバイ→成田>
こうやって書き出してみると、「けっこう乗ってるんだなぁ」という気もしますが、すでに記憶が曖昧になっているところも…。悲しいです。
成田国際空港の模型です。
南米から飛行機を3本乗り継ぎ(ボリビア→メキシコ→アメリカ→日本)1年半ぶりに日本帰ってきた時に上空から見た成田の風景を思い出しました。
たしか、あの日はかなり雲が厚かったんです。雲から出た時には、すでに家屋や車がハッキリと見える距離にありました。「帰ってきたんだなぁ。」「帰ってきちゃったんだなぁ。」「よく帰ってきたなぁ。」という安堵感、そして「これからどうやって生きていくんだろう?」という不安でいっぱいになったことを覚えています。
あれから、もうすぐで20年が経ちます。あっという間だったなぁ〜。
東館2階は子ども達が楽しめるコーナーでした。
「顔出しパネル」ではなく、モニターのカメラで顔写真を撮影すると、顔が映し出されて「着せ替え」を楽しめるというもの。
子ども達はヘンテコな顔(!?)が出来上がると、面白がっていました。
家族5人で飛行機に乗って旅行ができる日なんて…訪れるのかなぁ?
それにしても飛行機ってロマンがありますよね。
大型スクリーンに映し出される飛行機の映像を眺めていると、これまでの旅を思い出して懐かしくなったり、「また海外に行きたいなぁ〜」と夢が膨らんでしまうのでした。
おや?
こんな広告を発見!飛行機関係の学校の生徒募集や企業の採用案内などでした。
確かに、こんなところで飛行機にロマンを感じてからこんな広告を見てしまったら…心が揺らぐ人はいるかもしれませんね!
東棟1階にて、図書コーナーを発見。飛行機関係の書籍がたくさん並んでいました。
本好きな子ども達、読書に没頭です。
長女と次女が読んでいたのは「ライト兄弟」の伝記。
飛行機を見たばかりだったから余計に興味を持てたようです。吸い込まれるように読み込んでいました。
せっかくなので読み終わるまで待ってあげようと思ったのですが、伝記物は長いです…。なかなか終わりそうもありません。なので、
図書館で借りてあげるから、今日は終わりにしよう
と話をして切り上げることにしました。
そして、家に帰ってからの話なのですが…2階の部屋から降りてきた長女が、
ライト兄弟の本、あったよぉ〜♪
とのこと。以前、図書館にて廃棄する書籍が「ご自由にお持ち下さい」と並べられていたことがあり、いくつかの伝記を頂いて本棚に入れておいたんです。その中に「ライト兄弟」が混ざっていたのでした。
それにしても、今回は乗り物に興味を持ち始めた長男のために連れてきたのですが、長女と次女にもいい影響があったようで嬉しいです。
こちらは屋外展示場。しかしながら、まだまだ雨が降り続いていたので諦めることにしました。
ちなみに、こちらの博物館にはいくつかのシュミレーターがありました。飛行機の操縦ができるみたいです。「子ども達、喜ぶだろうなぁ」と思ったのですが、予約はかなり先の時間まで埋まっていたので諦めました。次回は挑戦してみたいものです。
ところで、新型コロナ関連の話になりますが、博物館の玄関前にはこんな張り紙がありました。
『館内でのマスクの着用は、任意となり、お客様ご自身でご判断ください』
とのこと。なので、パパはさっそく外してしまったのですが…約2時間の滞在中、マスクを外していた方は2〜3人見かけたくらいでした。もちろん、持病などがあり念のための対策をされている方、花粉症の方などもいらっしゃったと思います。しかしながら、少なからず「他人の目」が気になって外せなかった方もいたのではないでしょうか。「マスク問題」は思っている以上に時間がかかるかもしれませんね…。
そんなこんなで期待していた以上に楽しめた、「航空科学博物館」でした!
あぁ、また海外に行きたくなってきちゃったなぁ〜♪
備忘録
自宅8:20 → 10:30デルタリンク千葉11:00 → ひこうきの丘 → 12:10航空科学博物館14:40 → 17:25自宅
本日の走行距離:牽引あり126km+牽引なし173km=299km