親ばかパパの子育て日記

キャンピングトレーラーであっちへこっちへ!

2022.8 北海道の旅(14日目) 〜 稚内→美深・長男2歳の誕生日・美深キャンプ場 〜

 8月7日、今日は長男の2歳の誕生日です!日本最北端で誕生日を迎えるなんて、なかなかいい記念日になったじゃないですか!

 さて、今日は稚内を出発します。これまで、ひたすら「北へ!北へ!」と車を進めて来ましたが、これより先に道はありません。という訳で南下を開始します。そう、この夏の旅もここから折り返し。

 復路も寄り道を繰り返しながら、1週間かけて神奈川を目指します!

 

 

 長男、2歳の誕生日おめでとう!

 

 朝の気温は20℃!本当に涼しい。そして、この涼しさにやっと身体が慣れてきた感じです。

 北海道に来てからというものの、急激な気温の変化に身体がついていけず、家族みんなで鼻水を垂らしていました。旅が始まってまもなく2週間。やっと鼻水が止まって来ました。

 

 さてさて、今朝はねーちゃん達がそわそわして仕方ありません(笑)。

 二人に急かされて、パパはデリカに隠し込んでいた荷物を持ってきました。

 

 長男の2歳の誕生日プレゼント。それは、プラレールのトーマスです!

 出発前日に慌ててトイザらスで購入し、デリカに積んで来ました。家にレールはたくさんあるんですけどね…キャンプ場で贈呈になることはわかっていたので、奮発してレールもセットになっている物を選んできました。

 

 ねーちゃん達が早速、組み立ててくれました。

 

 ここ最近、長男の乗り物への興味が急激に強くなって来ました。男の子の本能なんですかぇ〜?長女・次女とは全然違う勢いです。

 中でもトーマスについては動画も見ているので特にお気に入り。という訳で、2歳の誕生日プレゼントはこれに決定だったのでした。長男、かなり喜んでくれた様子です。

 

 出発準備を進める中、アクシデントがありました。

 トレーラーの窓は外側に開く形になっています。出発準備をしていたパパが、しゃがんだ姿勢から腰を上げた時、その窓の角に頭が直撃…「目が回る」とはまさにこのことで、上も下も分からなくなりその場にぶっ倒れ込みました。   

 ママがネットで色々と調べてくれました。「頭痛、めまい、吐き気、しびれ、記憶障害etc…がある場合はすぐに病院へ」とのこと。改めて聞かれると、どれも当てはまってしまうような気がしてしまい、プチパニック。よりによって稚内で…。色々な不安が脳裏を過りました。

 とにかく、保冷剤で冷やし続けること1時間。やっと落ち着いてきました。ぶつけたところを触るとまだ痛いが、他の症状はない感じ。よかった…。ホントに気を付けないと。

 

 稚内を出発!

 

 さて、気を取り直して出発です!

 「最北端の地」満喫しました!

 旅の後半戦です!

 

 と言いつつ、再び車を止めたのは宗谷岬。

 昨日はデリカ単体で来たので、やっぱりトレーラーでここに来た写真を撮りたかったのが理由ですが、もう一つは昨日、大事な買い物を忘れていたんです。

 

 これこれ。大事なものを忘れていました。

 デリカとトレーラーに貼りたいと思って2枚ずつ購入。

 

    

 最北端と最南端が揃ったよぉ〜♪

 ちなみに、パパが今回の旅行で自分へのお土産に買ったものはこれだけです。ママには呆れられました…。

 

 では、オホーツク海に沿って南下します!

 実は、今回の旅行は直前までなかなかルートが決まりませんでした。仕事をどれくらい休めるのかわからず、予定を決めるに決めることができなかったのが大きな理由でした。

 そんな中、パパがこだわったのは、時計回りに走ることです。左車線を走行する日本ですから、時計回りのコースをとると海側を走ることができて気持ちいいんです。道路の右と左、海までの距離は大して変わらないんですが、気分的には全然違うんですよぇ〜。

 

 猿払を通過。北海道を代表するホタテの水揚げ地として有名な村です。「白い道」のホタテ貝もここからきていたのかな?

 ここのキャンプ場にも過去の自転車旅行で泊まったことがありました。広大な牧草のサイトに自分一人しかいなくて寂しかったのを覚えています。

 今では道の駅もできて、大いに賑わっていました。

 

 クッチャロ湖で有名な浜頓別から内陸へと入ります。クッチャロ湖は野鳥がたくさん集まりラムサール条約の保護地域に指定されている湖ですね。

 さて、浜頓別には、日本ではなかなか珍しい環状交差点(ラウンドアバウト)がありました。

 

 トレーラーを牽いて入るとかなり緊張します。

 他に車が走っていなくて良かった…。

 

 12:10 「道の駅・ピンネシリ」に到着。時間もいいので、ここでお昼ご飯。

 いやはや…暑いです!温度計を見ると27℃。、これまで20℃前後にいた身には堪える暑さでした。

 稚内から車で2時間。たったそれだけ緯度が下がっただけで、これほどまでに気温が変わるものなのだろうか?それとも、太陽が顔を見せているから?そう、稚内はずっと曇りで太陽を見ることはなかったからなぁ。

 

 お昼ご飯はレトルトカレーで〜す!

 いただきまぁ〜す!

 

 音威子府から国道40号線に入り、「道の駅・美深」で再び休憩です。

 ところで、音威子府って、なかなか読めない人もいるかと思います。「おといねっぷ」です。音威子府村は北海道で一番人口の少ない村。その人口は780人。しかしながら、そのうち120人が高校生なんだそうです。ネットで調べてみると記事が出てきますよ!

 さて、「道の駅びふか」で車を止めた理由はといいますと、

 

 次女が朝からずっと言っていたんです。

○○ちゃん(弟)の誕生日プレゼントにソフトクリームを買ってあげたい!

 本当はトーマスを買ってあげたかったのに、パパが買ってしまったからその代わりだそうです。(トーマスを買える程のお小遣いは持っていないのだけど、そこまではまだ考えられないようです…笑)

 長男、本当にソフトクリームが大好きです。こんなに小さな体なのに1個丸々食べてしまうんです。しかも、早い!あっという間に平らげてしまい、大事にゆっくりと食べているねーちゃん達のを欲しがって大泣きするので、いつも嫌がられています。

 長男のお誕生日にケーキは準備出来なかったのですが、彼にとっては、ケーキよりソフトクリームの方が嬉しかったかもしれません。次女、ありがとう!

 

 ちなみに、3人が注文したのは普通の(!?)バニラソフトでしたが、ここで有名なのは、「メリーさんのひつじミルクソフト」というものだそうです。羊のミルクで作っており、溶けやすいので、コーンでは供することができずカップのみなんだとか。

 そんな中、我が家の子ども達は値段の関係で普通のバニラソフトを選んでいたのでした。自分のお小遣いで買い物をしながら、いい勉強をしていますね。

 

 今日の宿は美深キャンプ場

 

 ところで、道の駅の裏にキャンプ場を発見しました。そう、今回の旅の中で、唯一、寝床を決めていなかったのがこの日だったんです。

 北海道なのでキャンプ場はどこにでもたくさんあるのですが、トレーラーで入れるキャンプ場は思っていた以上に少ないんです。なので、今日は朝から、「どこで寝ようか…?」と、ドキドキしていたのでした。まぁ、トレーラーがあるので、場合によっては道の駅でもいいかな、と思っていはいたんですけどねぇ〜。

 さて、ここで見つけた「美深キャンプ場」ですが、雰囲気はなかなか良さそうなところです。時間はまもなく15時。ここにしちゃいますか!

 

   

 早速、受付に行って確認をしてみました。

 オートサイトは駐車スペースの長さが10mとのこと。我が家の場合はデリカ+トレーラー=11.6mなのでアウトでした。(オーバーハング部分を乗り上げてしまえば、入ったかもしれないけど)。

 そして、フリーサイトはトレーラー乗り入れ可。(大人400円×2人)+(小人200円×2人)=1200円とのこと。これはありがたい!

 という訳で、フリーサイトに決定となりました。

 

 すごいサイズの松ぼっくりだ。

 フリーサイトは林の中だったので、どこも日陰で涼かったのが良かったです。

 周りを見渡して見ると、旅に慣れた様子のキャンパーが多く見受けられました。一人400円で泊まれるし、車乗り入れ可というフリーサイトは北海道では珍しいから人気どころなのでしょうか。

 

 子ども達もテンション高め。

今日も焚き火していい?

 薪にする小枝をせっせと集めていました。そう、今回の旅行は長いので、できるだけたくさんの薪を持っていくべく、太いものばかりを持ってきました。なので、着火用の小枝は現地調達なのです。

 

 なかなかいい仕事してくれます。

 

 キャンプ場の敷地の中にチョウザメ博物館がありました。

 入場料は無料です。

 

 子供達は興味津々。ホントに生き物好きなんだなぁ。

 チョウザメの赤ちゃん、すごく可愛いかったです。

 

 ちなみに、チョウザメと言えばキャビアであり、カスピ海のイメージが強くありますが、実は日本の近海にも生息しているそうです。そして、m明治、大正、昭和初期までは、天塩川、石狩川や東北地方の大きな河川に遡上していたそうな。知りませんでしたぁ〜。(「サメが川を遡上する」という話だけでもビックリ!)

 

 夕方、温泉に向かいました

 キャンプ場のサイトから温泉までは目と鼻の先の距離。とってもありがたい。

 

 

 お風呂から上がってトレーラーに戻った長男。

あむ!

 言うので水筒渡すと、なんだかとても一丁前な格好でお茶を飲んでいました。「2歳になったんだなぁ」なんて、親を嬉しくさせる姿でした。

 それにしても、長男はお茶のことを「あむ」といいます。なんで、そうなったんだろう?

 

 今日は「簡単キャンプ」ということで、タープを張らず、外にテーブルも出しませんでした。なので、夕食はトレーラーの中で取ることにしました。

 キャンプは稚内で十分楽しんできたからねぇ〜。

 

 さてさて、北海道の旅も折り返しです。この先も天気に恵まれるといいな。

 夜はまたまた焚き火を楽しみ、布団に潜り込んだのでした!

 

 備忘録

 

8月7日(日)

 

 宗谷ふれあい公園オートキャンプ場9:45→10:15宗谷岬10:25→12:10道の駅ピンネシリ13:15→14:10道の駅びふか14:55→美深キャンプ場

 

本日の走行距離:牽引あり169km+牽引なし0km=169km

この旅での走行距離:牽引あり1648km+牽引なし311km=1959km

 

 

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