親ばかパパの子育て日記

キャンピングトレーラーであっちへこっちへ!

2022.8 北海道の旅(9日目) 〜 北海道開拓の村 ・夕食はジンギスカン〜

 なせか、我が家は娘たちは「昔の家」が大好き。3年前、宮城県にある「国営みちのく杜の湖畔公園」の「ふるさと村」に行った時は、2日も通ってしまいました。ちょうどその頃、映画「となりのトトロ」を何度も見ていたから、映画の中と同じような世界にハマってしまったようです。
 という訳で、「今回の北海道旅行でも昔の家を見てみよう。」ということになりまして、「北海道開拓の村」を訪れることにしました。「トトロ」の世界と比べるとさらに時代を遡ることになりますが、子どもの眼には新鮮なものがたくさんあるハズです。

 

 

 雨、上がった!

 

  

 今朝の気温は21℃。今日も全国的に猛暑日で危険な暑さみたいだけど、北海道は別世界です。半袖では寒くて長袖に着替えました。

 暑くなったり寒くなったりで体調を崩しそうです…。

 

 天気予報は見事に当たりました!昨夜の雨はすっかりと上がり、太陽が顔を見せています。きれいに洗われた空が透き通っています。
 今日はお出掛けを楽しめそうだ!

 

 さてはて、起床後は朝ご飯の前にコインランドリーへ車を走らせました。
 RVパークから町の中心部まで車で10分もかからない距離なのですが、見事に一直線のその道路は60km/hキープで走って10分なので、走りがいがありました。
 さすが北海道です。
 

 北海道開拓の村

 

 

 トレーラーで朝食を済ませて、「RVパーク・カーリンクス長沼」を出発。

 そして、車を走らせること1時間。札幌市東部に位置する「北海道開拓の村」に到着しです!

 

 おぉ〜!

 見えてきたぞぉ〜♪

 

 見学所要時間は2時間とのこと。ということは、我が家の場合は4時間かかるかな(笑)。

 今日はここ以外に予定を入れていませんし、お昼ご飯用におにぎりも持ってきています。たっぷり時間をかけて満喫しますよっ!

 

 北海道の開拓が進められたのは明治時代〜昭和の頃なので、今から100年前の話ということになります。欧米の文化を一気に取り入れただけあって、本土の100年前とは随分と雰囲気が違います。

 けどね、建物の中をよく見ていると、随所に和風建築の様式が残っているんです。このような、「和洋折衷」の建物はとても珍しい気がして、パパもかなり楽しく見て回ることができました。 

 

 自分のスマホで写真を撮りまくる娘たち。

 後で写真を見せてもらうと、

なぜ、こんなの撮ったの?

 と聞きたくなるようなものがたくさんあって面白いかったです。子ども達には新鮮なものだったんでしょうね。

 

 子ども達が特に興味を示したのは馬車鉄道。これは、最後に乗ってみることにしますかね。

 さて、朝は開園時間に合わせてきたのでまだ時間が早いことと、またまた雨が降り出してしまったこともあってか、お客さんはまばら。なので、のんびりと一つ一つの建物を見て周ることができました。

 

 子ども達が「一番気に入った」と言った建物はこちらでした。

 写真屋さんです。玄関の隣に写真が飾られているでしょう?「写真スタジオ」って、ことですね。

 

 1階は住居。2階が仕事場(撮影所)となっていました。なぜ、2階に撮影所なのかというと、この屋根です。

 南側を向いた大きな三角屋根の一面を窓にして光を取り入れているんです。すごいアイディアですね!

 

 カメラを覗き込むと正面の絵(背景)が逆さまに写っていました。昔のカメラはそうだったという話を何かの本で読んだ記憶を思い出しましたが、子ども達に

なんで?

 って、聞かれると答えられません…。学校の先生に聞いて見て下さい。

 

 こちらは床屋さん。ママの祖父母は北海道で理髪店を営んでいたそうです。ママは感情深くこの床屋さんを眺めていました。

 

 こちらは、「ソリ屋さん」。北海道ならでは、ですね。

 この作業場は、明治36年(1903年)から昭和38年(1963年)まで使われていたそうです。明治と聞くと「遥か昔」という印象を受けますが、昭和と聞くと随分と親近感が湧きます(パパは昭和生まれですから)。

 自分が生まれる少し前までこうやってソリが作られて、生活の中で使われていたのかと思うと、随分と短い時間で時代は変わってしまったんだな、なんてしんみりとしてしまいました。うちの子ども達が大人になった頃、世の中はどれだけ変わっているんでしょうね。

 

 こちらの体験学習棟で工作体験ができるとのことで、子ども達二人は行ってしまいました。

 その間、パパは今日も「イヤイヤ期」絶好調の長男とプラプラお散歩をしていました。

 

 紫陽花が満開です。

 8月に紫陽花が満開!

 さすが、北海道ですねぇ〜♪

 

 30分程して二人が戻ってきました。作ったのは、「竹トンボ」ならぬ、「紙トンボ」だそうです。かわいい絵を描いてきたね。

 それにしても、自分達だけでこんなものを作れるようになったというのもそうですが、それ以上に、パパとママがいなくても、外部の人と関わって活動できるようになったという成長にも驚きました。その辺りの力は、やはり小学校に通うようになってからグンと伸びたな、と思います。

 

 たくさん歩いて、お腹が空いてきましたぁ〜〜!

 お弁当にしますか!

 

 オニギリの味は3種類。朝食後にトレーラーで子ども達が作ったそうです。

 準備をしてくれたママもありがとう!

 

 さて、後半戦も頑張りますかぁ〜♪

 なぜだか、長女が張り切ってリュックを背負ってくれ、長男が乗ったベビーカーまで押してくれました。頼もしいねぇ〜♪

 

 こちらは蚕のオスとメスを判別する機械だとか。卵を産むメスはオスよリ重いそうで、この機械に蚕を載せて回すと軽いオスだけが落ちるそうです。よく考えられてるなぁ〜。

 生糸は開国後の日本を代表する輸出品だったので、教科書にもよく出てきます。けれど、本物の蚕を見る機会ってなかなかないですよね。ここでは生きて蚕を見ることができました。そのグロテスクな姿は「シルク」のイメージとかけ離れていてビックリもします…。

 

 農機具の展示場。

 100年近くも前に、これだけ大型の機械が農業に導入されていたという話にも驚きでした。

 

 こちらは「ジャガイモ収穫器」ということでしょうか。

 

 午後は陽が出て随分と暑くなりました。

 相変わらず、長女が長男の面倒を見てくれています。優しいねぇ〜。

 

 さて、場内の最奥までやってきたので、馬車鉄道に乗って戻ることにしました。

 

 子ども達の疑問は、

どうやって回転するんだろう?

 ということで色々と予想を立てていたのですが、答えは簡単でした。

 

 馬さんを車両から外して、反対側に連結するだけでした。

 車両まで回転させる訳ではないんですね。

 

 出発でぇ〜す!

 たまらないなぁ〜。この、のんびり感。

 普段からこのくらいのスピードで生きられたら楽なのに…なんて、思ってしまいましたよ。

 

 おっ!

 ママ、発見!

 

 「昔の家」はこれまでも色々なところで観る機会があったけれど、北海道の開拓は欧米の文化や技術が積極的に取り入れられたことから、これまでに観てきた「昔の家」とは雰囲気が随分と違って、子ども達には新鮮に写ったようです。
 そして、並んでいる建物は、「お店」なども多く、生活様式を紹介している「家」とはまた違う雰囲気があって、子ども達はかなり楽しそうでした。
 北海道に来たからにはアイヌの歴史についてもきちんと教えていかなければいけないな、と思っているところですが、それは次回ですかね…。

 

 夕食はジンギスカン

 

 さて、札幌市から長沼町に戻りました。RVパークに戻る前に寄り道。

 寄った先は、「ながぬま温泉」です。宿泊施設ですが、入浴だけの利用もできます。

 

 温泉施設内にあったポスターです。

 感動してしまいました!

 

  

 「RVパーク・カーリンクス長沼」で迎えた2泊目の夜です。

 今日も他にお客さんはいなくて寂しい…。

 

 さて、夕食はジンギスカンです!スーパーでお肉を買ってきて、調理法は奥さんがネットで調べなら作ってくれました。

 いやはや…さすが北海道ですね。どこのスーパーに行ってもジンギスカンのお肉が売っているんです。そんなところにもにも文化の違いを感じたのでした。

 

 内地の人には慣れないお肉なので苦手な人もいるようなのですが、我が家は家族全員、美味しく頂きました!400gでは足りなかったくらいです。せっかくなので、この先も北海道にいる間は何回も食べることにしましょう!

 さて、明日はいよいよ道北に向けて移動開始です!おやすみなさぁ〜い!

 

 備忘録

 
 8月2日(火)
 

 RVパークカーリンクス長沼6:25→6:35コインランドリー7:20→7:30RVパークカーリンクス長沼8:20→9:05北海道開拓の村14:00→14:25スーパー15:05→15:45RVパークカーリンクス長沼16:05→16:20ながぬま温泉17:25→17:45RVパークカーリンクス長沼
 
 本日の走行距離:牽引あり0km+牽引なし104km=104km
 この旅での走行距離:牽引あり1148km+牽引なし240km=1388km
 

 

 

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