我が家のキャンピングトレーラー、「AVIVA472PK」。最近、トラブルが続出しています。お次は冷蔵庫からのガス漏れが見つかりました…。
これは3月の話なのですが、今更ながら記録をまとめてみました。ガス漏れの“気づき”から業者さんにお願いしてのガス漏れ箇所の発見までのお話です。
参考にしていただけたら幸いです。
トレーラーの横を歩くとガスの臭いを感じることがありました。「玉ねぎが腐ったような」鼻につくあの臭いです。
室内に取り付けてあるガス漏れ警報機は反応していないので、「気のせいかな…」 とも思っていたのですが、やっぱり臭う気がします。奥さんに話してみると、奥さんも「何日か前に気になったことがある」とのことでした。
ガス漏れは怖いです。という訳で検査をしてもらうことにしました。
プロパンガスの充填をしてくれているガス屋さんに電話をすると、「キャンピングカーのガス漏れ検査は経験がないのでお役に立てるかわかりませんが…」と言いつつも、すっ飛んで来てくれました。ガス漏れは緊急を要する案件なので、業者さんとしても体制が取れているようです。
奥さんは、
トレーラーをお店に持っていかなくてもいいの?来てくれるなんて、親切だね。
と、言っていましたが、ガス漏れは普通、家で起きるものなので持っていきようがないですよね。(笑)
さて、ガスの配管に圧力をかける検査です。これで、段々と圧が下がっていけばどこかでガスが漏れていることになります。
結果…漏れていました。針の動き方からして、「かなり漏れてますね…」とのことでした。
さて、次は漏れている箇所の特定です。
FFヒーター周り、キッチン周り、冷蔵庫周り、念入りに調べてもらいましたが、ガス検知器の反応は有りません…。
次に床下です。
ガスボンベから床下を通って、配管が車内に入る箇所まで。ガス屋さんは床下に潜り込んで念入りに調べてくれましたが、ガス検知器は反応しませんでした…。
う〜ん…。漏れているのは確かなのだけど、場所がわからない。
お手上げ状態となりつつも、ガス屋さんは室内をもう一度、念入りに調べてくれました。その間、パパは頭を捻りまくって考えました。トレーラーの横を歩いていた時に臭いを感じたんだから、漏れているのはやっぱり外じゃないかな…?
ここに目が泊まりました。冷蔵庫の裏側です。
パネルを外して、この中の検査をお願いしました。
ビンゴでした!
ガス警報器がけたたましく鳴りだしました。
とりあえず、この辺りの配管にガス漏れ検知スプレーを吹きかけてみましたが、泡立つ箇所はなし。となると、右側にある箱の中から漏れてきているようです。
冷蔵庫の元栓を締めてみました。
すると、検知器は鳴らなくなりました。
そして、改めて圧力検査をしてみました。
冷蔵庫の元栓を開けていた時は針が段々と下がって来たものの、元栓を閉めてからの検査では、平行線を辿っています。
これで、原因を突き止めることができました。
ガス屋さんとしては、「この冷蔵庫は海外製ですよね…?構造がわからないので修理はうちでは難しいです…」と恐縮されていましたが、それは仕方ないことです。後はデルタリンクにお願いしたいと思います。
しかしながら、ガス漏れ検査って、こんなに簡単にできるんですね。今後は定期的にやってもらった方がいいかな、なんて思いました。
この後、デルタリンクに画像を送って状況を説明すると、要交換部品はすぐに特定出来たようです。そして、すぐに部品の手配をしてくれました。しかしながら、到着まで4ヶ月とのこと。マジかい…。
輸入車って、これが困りますね…。一昨年は足回りのトラブルが立て続けに起き、1年間のうち7ヶ月間も使えない時期があったんです。今回は冷蔵庫だから出掛けられない訳ではないし、AC100Vでなら冷やせるという点では幸いですが…。
しばらくは保冷剤と電源サイトで乗り切りたいと思います。
そんなこんなの、「冷蔵庫ガス漏れ」のお話でした!