今シーズン3回目のスキーです。行った先は我が家のホームゲレンデとなりつつある、「シャトレーゼスキーリゾート八ヶ岳」。
連日、朝のルーティンとして「シャトレーゼ」の天気予報と公式ツイッターを確認しているのですが、今回は寒さがかなり厳しそうです。−10℃では余裕で下回りそう…。標高1400mもあるスキー場なので寒くて当然なのですが、子ども達は滑れるだろうか?トレーラーで寝ても大丈夫だろうか?と数々の心配が浮かんできます。
まぁ、無理をせず、やれるところまでやってみましょう。という訳で、金曜日の夜にお自宅を出発。一路、八ヶ岳を目指しました!
「シャトレーゼスキーリゾート八ヶ岳」の駐車場に到着したのは23時。駐車場は真っ暗ですが、ゲレンデは照明で照らされ、整備車両の動く音が響き渡っていました。
今回はスキー場の駐車場でP泊することにしました。夜中に到着するとここが真っ暗なのはわかっていたので、前回来た時に、「どこにトレーラーを止めるか?」「脱輪の心配がある箇所はないか?」ということをしっかりと確認しておきました。なので、そこまで不安になることはなく、無事に到着することができました。
しかしながら、気になるのは気温です…
−16℃!
これ、マジでマジで寒かったです!
車を降りた時は、「なんだ、意外にいけるじゃん!」なんて思いながら、とりあえずトレーラーのストーブを付け、そしてトレーラーの水平を出し、足を降ろして…という作業をしていたのですが、みるみると指先の感覚がなくなってきました。(アホなことに、手袋もせず足はサンダルでした…反省)
そして、一通りの準備を終えてトレーラーに入った時は、「あったかぁ〜い!」と感動したのですが、室内の温度計を見るとまだ1℃!まぁ、外より17℃も高いから「暖かい」と感じてしまった訳ですね。それくらい、−16℃という寒さは厳しいものでした。
この後はトレーラー車内の温度が10℃まで上がるのを待ってから子ども達を移動させ、そして就寝となりました。
朝です!
シャトレーゼの公式ツイッターによると、「気温−15℃、まぁまぁ寒い」とのこと。この時期は−10℃が当たり前のシャトレーゼですが、今日はさらに寒いんだなぁ。
なんだか楽しくなってきました!
毎回同じ写真を撮ってしまいますが、やっぱり美しい眺めです。何度来ても感動してしまいます!
そして、この眺めが…
トレーラーのダイニングテーブルからも眺められるんだから、ここってP泊地として考えても最高です!
トレーラー車内の温度計を見ると、外気温は−14℃、車内温度は21℃。その差は35℃!
FFヒーター、ありがとう!
さて、朝ご飯です。
朝から贅沢なメニューだ!
いただきまぁ〜す!
そして、準備開始!
う〜ん、気持ちいい!
けれど、寒い!
3本程滑って、長女がダウンしてしまいました…。寒いのでトレーラーで休みたいとのこと。
靴下、肌着、手袋などはそれなりの性能のものを使わせているつもりですが、大人のものに比べたら薄いですからね…。子どもにとって、この寒さはパパが感じている以上に辛いものでしょう。
次女は滑りたいというので新しい挑戦をしてみることにしました。それは中級コースの二人乗りリフトです。
シャトレーゼのリフトはバレーリフトと呼ばれる723mの4人乗り高速リフトに沿った初級コース(900m)がメインになっています。そして、サブ的な存在で二人乗りのホーンリフト(347m)の中級コース、同じく二人乗りのアルペンリフト(683m)の上級コースがあります。
高速リフトの方が乗り降りがしやすいので、これまでバレーリフトしか使ったことがありませんでしたが、子ども達はだいぶ滑れるようになってきたし、せっかく二人で滑っているので「二人乗り」に乗って中級コースに挑戦してみることにしました。
中級コースになるとやはり角度が違います。
しかし、コブはないのでボーゲンでも十分いけそう。
真っ直ぐ突っ込んでいました!
怖くなかった
とのこと。さすが、怖いもの知らずの次女です。
パパとしても、これくらいの斜面が一番楽しめるな、という印象でしたが、距離がちょっと短い…一瞬で終わってしまいました。
1時間程して長女が復活。この後はまた4人乗りの初級コースを何往復も滑りました。
おっ!
長女の滑り方が少し変わってきました。外側の膝を曲げて、体重移動の感覚を掴み始めています。
10時半を過ぎるとリフトが混んで来ました。仕方ないすね…。
しかしまぁ、我が家は2時間半も滑りましたので、少し早いけどお昼ご飯にすることにしました。
今日のお昼ご飯はラーメンです!
(あつ!ちょうど写真に写っていました。いただき物のカルピスは子ども達にも大好評。身体を動かした後にさっぱりとしたカルピスは最高でした。ご馳走様でした!)
それにしても、滑るだけ滑ってトレーラーに戻り、ドアを開けるとご飯が出来ているんだから、ありがたいです。
ママいつもありがとう!
ちなみに、ママはスキーに全く興味がないそうです。暖房の効いたトレーラーでのんびりと本を読んで過ごすのが楽しいんだとか。しかしながら、スキーをしないのに毎回付いてきてくれ、ご飯を作ってくれるんだから本当にありがたいです。
午後の部はやっぱり「キッズパーク」へ。リフトが混む時間帯は休憩したり、キッズパークでソリ遊びをしたりして過ごすのが、我が家の遊び方です。
次女は今回も弟を遊ばせる気満々でした。
しかし、長男は前回のことがトラウマになっているのか、すでに半泣き。
必死に助けを求めていました。
「弟を遊ばせてあげたい」という次女の気持ちを尊重してあげるべきか、長男を助けてあげるべきか悩みましたが…まぁ、一回ぐらい、いっらっしゃい!
長女は自分の世界で黙々と遊んでいます。彼女らしいな。こんな時の長女は何を言っても全く耳に届きません。
子ども達が大好きなトランポリン。
このスキー場はちゃんと子ども達の「ツボ」を抑えてくれているな、って思います。
長男もこちらは楽しいみたいでした!
よかったよかった、少しずつ慣れていって下さいな!
さて、子ども達にとって一番(!?)のお楽しみの時間です。
わかりにく画像になってしまいましたが、着包みの犬さんやパンダさん達がやって来ました。
土日の15:20になると、動物達が子どもに配ってくれるシャトレーゼの焼き菓子「梨恵夢」です。
我が家の子ども達、これをもらえるからあえて土日に来たいというんです。いつも、帰りがけにシャトレーゼのお菓子を買ってあげているんだけどね…。やっぱり、「動物達にもえらえる」というところが魅力的なのかな?
さて、腹ごしらえはできました。そして、この時間を過ぎるとリフト待ちも少なくなってきます。
ということで、ここからが本番!
今日は日中も気温は低かったけれど、その分、眺めは最高です。
一日中、八ヶ岳が姿を見せてくれていました。
パパのネックウォーマー、鼻と口の辺りが白く凍っています。
それだけ寒いということですね。
だんだん陽が傾き、そしてゲレンデもガラガラに。
そして、子ども達が楽しみにしていたナイターに突入です!
この時、すでに気温は−5℃を下回っていました。寒いけれど、トレーラーに戻ったらもう外に出たくなくなってしまいそう…。という訳で、外のベンチで二度目の腹ごしらえをしました。
そして、
ナイターの部、はじまりはじまりぃ〜!
こんなに寒いのに、子ども達はなんでナイターが好きなんだろう?夜遊びをしている感覚が楽しいのかな?パパとしては、照明で金色に照らされた雪原を滑る気持ちよさに、ナイターの魅力を感じてしまいます。
「ナイターって、雪がガリガリで滑りにくいでしょ?」って、よく聞かれますが、あまりそんな感じはしません。このスキー場は標高が高くて昼間でも気温はマイナスなことが多いので、解けないからなのかな?むしろ、雪がしまって滑りやすくなる気がします。
これこれ。
パパはこの雰囲気が大好きなんです!
しかしながら、長女は18時にダウン…。寒さに耐えられなくなったようで、急に口数が減ってしまいました。「終わりにする?」と聞いたら、小さくうなずいていました。気持ちはまだまだ滑りたいみたいなんですけどね…。
そんな訳で、長女は一足先にトレーラーへ帰宅。後で確認したら、足の指が霜焼けになっていました。リフトに乗っている時は足の指を動かすように話していましたが、間に合わなかったようです。
しかし、次女は
まだやる!
とのこと。正直、パパも辛くなってきたところだったのですが、引き続き滑ることになりました。陽が完全に沈むと気温はますます下がり、修行のようになってきました…。
リフトの運行は19時まで。次女はそこまで頑張りたい様子でしたが…どうみても辛そう。そんな訳で、
これを滑ったらリフトが終わりの時間になるから、最後にしようね。
という話をして、18時半に終了としました。
いやぁ…すごい根性だよ、まだ幼稚園生だというのに。
トレーラーに戻ると、ママが温かいご飯を作って待っていてくれました!
冷え切った身体に、温かいご飯!
最高だよっ!
意外に(!?)まだ余力のあった子ども達。食後はDVD鑑賞の時間となり、「アナ雪2」を観ていました。
体力を使い切ったパパは隣でzzz…。
さて、明日は朝イチでスタートを切り、午前中だけ滑って帰路につく予定です。
(つづく)
備忘録
1月21日(金)
自宅19:40→籠坂峠→御坂峠→一宮御坂IC→(中央道)→境川PA→須玉IC→23:10シャトレーゼスキーリゾート