箱根外輪山の最高峰・金時山(1212m)に登ってきました!この秋、最初の山登りです。
今年の春から始めた我が家の山登り。春は弘法山(235m)、矢倉岳(1213M)、大野山(723M)、大山(1252m)に登りました。その中で一番大変だったのは大山だったかなぁ、と思うところですが、歩行時間5時間36分、歩行距離4.7kmという道のりも頑張って登りました。長女(小1)・次女(年長)も頑張ったけど、長男(0歳)を背負って登ったパパも頑張った!
さて、夏は暑いので一休みしていた山登りですが、気候が落ち着いてきた今日この頃です。また登り始めますかね!ということで、今回は箱根を目指すことにしたのでした。
これは前日の夕方、平塚市内を自転車で走っていた時に撮影した一コマです。
富士山の左にポコっと膨らんだおむすび山が矢倉岳。今年の4月に家族で登りました。
そして、その左にピョンと飛び出たトンガリ山が金時山です。
明日はあの頂きに立つのかぁ〜♪
この風景を眺め、早くも心を踊らせていたパパだったのでした。
さて当日です。休日は駐車場がすぐにいっぱいになるという話を聞いていたので、今日も早起きで頑張りました。
7:30には 『はこね金太郎ライン』の金時展望パーキングに到着。そして、ビックリ!30台ある駐車スペースは残りあと5台のみでした。そして、私達が靴を履いたりリュックを背負ったりと準備をしている間にも続々と車がやって来るじゃないですか!危なかったぁ〜。
さて、行きますか!
ちなみに、この駐車場の標高は850m程。金時山の標高は1212mなので、その差は400m弱です。
頑張るぞぉ〜!
駐車場の中央にある階段を降りると、
そこが登山口です。金時山山頂までコースタイム45分。我が家でのペースだと1時間ちょっとというところでしょうか。
ちなみに、この駐車場にはトイレがありません…。金時山は山頂にトイレがあるというのに、登山口にはないんです。整備してくれると嬉しいんだけどなぁ。
気温は7℃。日陰にいると寒いくらいですが、歩き始めるとすぐに体は温まり始めました。逆にひんやりとした空気が気持ちよく、とても歩きやすい気候です
しかしながら、ママと子ども達も道端に咲く草花を見つける度に止まってしまうので、なかなか進みません…。まぁ、いいんだけどね。
ちなみに、この時点で山を下ってくる方もたくさんいました。頂上でご来校を拝んできたのでしょうか。そう考えると、駐車場は満車でも少し待てば空きが出る可能性はありそうですね。
歩き始めて間もなく矢倉沢峠。金時山と明神ヶ岳を結ぶルートにぶつかります。
明神ヶ岳も登ってみたい山の一つですが、コースタイムが長い上にトイレがないんですよね…。子どもが小さい我が家にはまだ難しそうです。
コース上に高い木は少なく、すぐに展望が開けます。
後ろを振り向くと、
ご覧の通り!
眼下に広がる平坦な部分は仙石原。ちょうどススキが見頃ですね。この高さからでもよくわかります。
そして、左手に上がる湯気は大涌谷。今年の5月に黒たまごを食べたところです。
仙石原の金時神社から上がってくるルートと合流。
ここから先は登山客が一段と増えてきます。
標高が上がってくると、芦ノ湖が見えてきました。
テンションも上がってきましたよぉ〜♪
山頂が近づくと道が険しくなりますが、小さな子どもでも難しくはありません。
長男を背負子で背負っているパパでも無事に通過できました。
おっ!
空が開けたぞっ!
到着ぅ〜♪
お見事ぉ〜!
晴れてくれて良かった!この景色を眺めたくて登ってきたんだよぉ〜♪
記念写真をパチリ。近くで休憩していた登山者さんがシャッターを押してくれました。ありがとうございます!
登山口から1時間10分での登頂でした。
さぁ〜て、どこでお弁当食べようかなぁ〜?
まだ、9時前だけどね!(笑)
今回は菓子パンをどっさりと買ってきました。
山登りでは「軽いのが一番!」とのことで。
山頂は岩場でかつ急斜面なので、なかなかスリルのあるご飯になりました。
それにしても、絶景です!なんて贅沢なご飯だ。
ずっと背負われていた長男。やっと背負子から降ろしてもらえたかと思ったらパパの膝からは降ろしてもらえず…「降ろせ降ろせ」と暴れてばかり。
しかしね、こんな岩場です。君の足じゃ、芦ノ湖まで転がっていってしまうよっ!
腰を下ろすとゆる〜く吹いてくる風で寒さを感じましたが、フリースを一枚羽織るだけで温かくなりました。
そして、これだけ陽が当たっているので、太陽の光と緩やかな風でなんとも言えない心地よさです。
なんだか眠たくなってきたなぁ〜♪
ママもこの景色には絶賛していました。
登山道からの眺めもいいし、山頂からの景色もすごい!この山はいいわぁ〜♪
「箱根で一番人気の山」と言われているのも納得です。
山頂での休憩時間はちょうど1時間でした。
10時を過ぎると続々と登山者が登ってきて、山頂も段々と混雑してきた感じです。さすが、紅葉シーズンの週末です。
では、下りますか!
上りは道草食ってばかりだった子ども達ですが、下りはすごい勢いで歩いていってしまいました。
習い事でボルダリングをやっている長女。こんなところもあっという間に通過です。
腕と足の使い方が素人とは明らかに違っていて驚いてしまいました。やっぱり成長していたんだな。(笑)
次女は少し苦労していたけれど、問題なく通過。
彼女も「小学生になったらボルダリングをやりたい」と言っていますが、どうなるのかなぁ?
おっ!登っている時は気が付かなかったけれど、相模湾も見えるんですね。その向こうの三浦半島まで丸見えです。
山の木々はだいぶいい色に染まってきていました。春の新緑もいいけれど、秋の紅葉もやっぱりいいです。
気持ちいぃ〜♪
長男は爆睡zzz。
ちなみに、背負子で子どもを背負っていると、すれ違う方にたくさん声をかけられます。
「赤ちゃんも一緒に登ってるの!?」
「いいわねぇ〜。特等席ね!」
「私も乗せてぇ〜!」
などなど。
声をかけられて長男も嬉しそう。そして、褒められた気がして、さらに頑張ろうとしてしまうパパでした。(単純です…ね!)
金時神社への分岐点。山頂からここまでは続々と登ってくる方がいて、しばし立ち往生となってしまうくらいでした。
この時間に登っていくと山頂でお昼ご飯を食べるのにちょうどいい時間ですね。子連れファミリーが増えた感じがしました。頑張って登っている子ども達、たくさんいましたよっ!
登りの時はチラチラと振り向きながら眺めていた風景が、今度は眼下に広がっています。
これはこれは、最高の山歩きです。
本当に気持ちいいなぁ〜♪
それにしても、下りになった途端、子ども達の速いこと速いこと…。
パパは膝がガクガクです…。
そして、無事に下山しましたぁ〜♪
ただいま、デリカ!
復路はたったの45分で歩いてしまいました。往復とも途中での休憩は一度もしないで歩いてしまったので、本当にお手軽な登山でした。長女と次女の様子をみると、今回はまだ体力が余っている感じです。
しかしまぁ、長男を背負っていたパパにとってはちょうどいいくらいです。すでに足は筋肉痛状態…。明日が怖いなぁ(笑)。
しかし、
次はどこの山に登ろうかなぁ〜?
と、帰宅後は早速、地図を眺めているパパでした!
今回の山歩きのデータは「YAMAP」に掲載してあります!
備忘録
自宅→7:15金時見晴パーキング7:30→8:40金時山山頂9:40→10:25金時見晴パーキング10:40→自宅