今年も裏磐梯へ行ってきました!
しかしながら、これまでと違うのはトレーラーがないことです。故障続きのトレーラーなんですが、なかなか本国から部品が届かず、この夏はついに使うことができなくなってしまいました。
という訳で、この夏はテントでキャンプをすることにしました。「子ども達にもテントで寝る経験もさせておきたいな。」と思っていたので、「これはチャンスだ!」と思うことにしたんです。
そして、悩んだ行き先は裏磐梯に決定。設営&撤収を何度もしたくないので、「ずっと同じところにいても楽しめる場所」と考えて思いついたのは、やっぱりここだったのでした。
さて、7歳、5歳、0歳の3児を連れての子連れキャンプはどうなるのだろうか?楽しみ半分、心配半分で始まった2021年夏キャンプでした!
ただいまぁ〜、磐梯山!
トレーラーがないので前泊は厳しいです。という訳で朝に出発となった訳ですが、高速の深夜割引を使うために朝は3時半の出発となりました。
そんな時間にディーゼルエンジンを回したらご近所さんに迷惑をかけてしまうのは確実ですので、両隣の方には事前にご挨拶をしておきました。我が家は4泊以上の留守をする時は出発日と帰宅日を両隣と自治会の班長さんにお伝えするようにしています。回覧板を止めてしまったら迷惑なんでね。
磐梯高原猪苗代ICで高速を降り、裏磐梯へ!
また、帰って来られたな!
神奈川から5時間。私達の行きつけキャンプ場である「曽原湖オートキャンプ場」に到着しました。
トレーラーを牽いていないだけあって、所要時間はいつもより1時間ほど短くて済みました。
この風景を見ると、とっても落ち着きます。
ここに通い初めてから、そろそろ10年目です。オーナー曰く、私達は一番遠くから来るリピーターだとか。もうちょっと近かったら、キャンプはすべてここにしたいくらいなんだけどねぇ〜。
設営開始!
よく入りましたよ…。サードシートのシートベルトがこんなところで役に立つとは思いませんでした。
ちなみに屋根には、薪(RVボックス×2)、フォールディングカヤック、パドル×3、ボディーボード×2、テント、釣り竿が積んであります。そして、セカンドシートも足元は荷物でいっぱい。ママ、長女、次女の3人は体育座り状態でした。5時間、お疲れ様でした…。
さあぁ〜て、テントを立てる(建てる?)よぉ〜!
ママがテントを、パパはタープを、長女と次女は長男の面倒見を担当です。
そして、至福の時間がやってきました。
やっぱりいいよ。ここは。なんだろう?この安心感は。
サイトは細かい砂利になっているので、服が汚れる心配もありません。 まだハイハイの長男も自由に安心して遊ばせることができました。
今回は一番端っこのサイトを使ってみました。奥さんが前々から、
せっかくだから、トレーラーでは入れないサイトを使ってみたいな。
と言っており、今回は日陰サイトを選んでみました。
オーナーいわく、「あそこは夕方の3時まで日陰だよ。夏は一番人気のサイトだな。」とのこと。
標高が800mある裏磐梯ですが、この時期の昼間は30℃を超える日も珍しくありません。ただ、風があるので日陰は涼しいんだとか。という訳で、今回は「湖畔&日陰」であるこのサイトを選んでみたのでした。
テントは『モンベル・ムーンライト9』です。これまでこれと同じテントの4型を使っていたのですが、家族が増えたため大きなものを新調しました。
モンベルのムーンライトはとにかく「立てやすい」ことで気に入っています。ポールは2組しかなく、その2組も全く同じものなので、「これはどこに通すヤツだ?」と考える必要がありません。そのため、9型という大きなサイズであるにも関わらず、一人でやっても10分あれば完成してしまうのがこのテントの大きな魅力です。あと、自立式なので、設営後の移動が容易なのも大きなメリットですね。デメリットを強いて言えば、色がちょっとなぁ…というのがパパとママの共通意見です。
※このテントは生産終了となってしまいましたが、モンベルのオンライストアにあるアウトレットコーナーにて、値引きして販売されていました。
朝3時半から5時間の運転&キャンプの設営でヘトヘトになったパパ。今日はコットでゴロゴロと過ごしたいところでしたが、子ども達は、
はやく、カヌーやろぉ〜!
って、うるさい…。
仕方なく、体にムチを打ってカヌーを組み立てることにしました。
しかし…すぐに土砂降りの雨。今日はあっちからこっちから雷の音が聞こえていたのですが、とうとう雨雲がここにも来てしまったようです。
という訳で、とりあえずお昼ごはんを食べることにしました。メニューは…昨夜の残り物。タッパーに入れて持ってきました。
枝豆は我が家の畑で採れたものです。1週間ちょっと留守をするので、畑の野菜も取れるだけ採って持ってきました。ピーマンなんか50個くらいあったんじゃないかな(笑)。
いざ、湖上へ!
さて、雷雲は通り過ぎてくれました。カヌーの組み立ての続きです。
ちなみに、浮き輪が置いてありますが…カヌーには2人分の座席しかないので、真ん中に座る子どもは浮き輪を椅子代わりにしています。
では、行きますかぁ〜!
二人共やる気満々。
という訳で、パパは楽をさせてもらいました。
毎年やっているだけあって、随分と上手くなってきました。(と、書いてみたら、次女はパドルを持つ手が上下逆さまでしたね…)
どちらに曲がりたい時はどちらのパドルを漕げばいいのかわかってきたし、パドリングのタイミングも、後ろの人が前の人に合わせられるようになってきました。
しかしながら、長女と次女も大きくなってきたし、長男も生まれたし、もう家族全員では乗ることができなくなってしまいました。
もう一艇は…とても用意できません。
夕方、また激しい雨になってしまいました。雷もゴロゴロ鳴りまくっています。風も強くなってこいたのでタープの下もビショビショ。
という訳で、風が弱まった瞬間に食事を済ませてテントに避難。外はまだ明るい時間ではありましたが、そのまま就寝となってしまいました。まぁ、今日は一日が長かったからね。ここでしっかりと体を休ませて明日からたっぷりと遊ぶことにしましょう。
ちなみに、心配していたテント泊。初日は強雨という悪条件に見舞われましたが…子ども達3人は全く平気でした。次女だけはちょっと怖がっていましたが、結局のところはあっさりと寝てしまったのでした。
さてさて、今回の裏磐梯の旅は6泊の予定(結局、1泊延長して7泊になりましたが…)です。明日からの天気、どうなるかな?
(つづく)
備忘録
< 7月29日(木) >
自宅3:40→菖蒲PA→都賀西方PA→五百川PA→磐梯高原猪苗代IC→8:50曽原湖オートキャンプ場
本日の走行距離:360km