長女が学校から持ち帰ったプリントの中に、工場見学や体験施設が紹介されたプリントがありました。工場見学って、昔は学校の遠足等で行くイメージがありましたが、最近は個人でも見学出来るものがたくさんあるんですよね。
そんな中、奥さんが子ども達だけならず、パパも興味がありそうなものをと選んでくれたのが「いすゞPLAZA」でした。こちらは、トラックの製造メーカーである「いすゞ」がやっている博物館のようなところです。
さてさて、今日はトラックのお勉強に行ってみましょう〜!
到着してビックリ!
ここは、高級ホテルですか!?
という出で立ちです。建物はメッチャクチャ立派。係の方の対応もとてもハイレベルで、なんだかこちらが緊張してしまいました…。
さて、受付で予約メールを提示し、見学者のバッチ(シール)をもらい館内へと進みます。
※緊急事態宣言発令に伴い、7月22日より当面の間臨時休館となってしまいました。
最初にお出迎えしてくれたのは、「ウーズレーCP型トラック」。日本に現存する最古のトラックで、1924年製だそうです。
おしゃれなデザインですねぇ〜。
そして、最初に向かったはシアター。
早朝から深夜までの一日の流れの中で、いすゞのトラックが街の中でどのように活躍しているのかを見ることができます。
いやぁ〜、本当によくできているジオラマでした。
線路がある訳でもない道路を車がスイスイと走っていく様子だけでもビックリなのに、倉庫に入ってきたトラックがバックをする時はちゃんとハザードを点滅させているのには参りました。
大人でも見入ってしまう完成度でしたよ!
1階フロアは、 「世界中で活躍するいすゞを感じよう」のコーナー。
普段は遠目にしか見られない最新のトラックやバスを間近で見ることができます。
パパが一番興味を示したのは、これ。
大型トレーラーのトラクターです。間近で見ると、本当にデカイんだなぁ〜。
パパが幼稚園の頃、お誕生日のカードに書いた将来の夢は『トラックの運転手』だったんです。結果的には今でも大型免許すら所持しておらず、夢のままになってしまってるんですけどね…。
ちなみに、長女は「大きくなったらトラックの免許取る!」と今から張り切っています。
こちらの展示パネルでは、南極で活躍しているいすゞのトラックが紹介されていました。
いつ故障しても修理ができるよう、いすゞの社員が南極越冬隊に参加しているそうです。ビックリ!
2階に上がると、「見て、さわっていすゞのくるまづくりを体験しよう」のコーナー。
子ども達が眺めているのは、「トラックは荷台の箱を変えると、いろいろなことができる車に変わるよ」というお話。
こちらは、トラックやバスの色を自由にデザインして、自分だけのトラック・バスを作れるというもの。
そしてこちらでは、 自分がデザインしたトラックやバスが、
街の中を走っていきます!
こちらは、エアーサスペンションを操作してトラックの荷台を前後左右に動かし、ボールをゴールの運ぶというゲーム。
なかなか、難しかったです…。
こちらは、ディーゼルエンジンの「吸入・圧縮・燃焼・排気」の動きに合わせてボタンを押すゲーム。
「太鼓の達人」みたいな感じ?
子ども達が一番ハマっていたのがこれ。トラックを塗装するゲーム(?)です。
色を選択し、スプレーガンを持ってトラックに向けると、あら不思議???トラックのボディに色が付いていきます。しかも、同じ場所にスプレーを当てすぎると「液だれ」をするという 繊細さ。よくできてるなぁ〜。
4人の中で一番きれいに濡れたのは、なんと長女でした!
トラックの運転シミュレーター。
パパとしては、これが一番の楽しみだったけれど…新型コロナ感染防止のためお休みとなっていました。残念…。
こちらは、いすゞの歴代、トラック・バス・乗用車の展示場。
どれもあまりにもきれいでビックリ。
パパは旧車の知識をほとんどもっていないのですが、いすゞはこんな素敵な乗用車も作っていたんですね。
今日、車に限らず色々なところでレトロな雰囲気が"お洒落”なデザインとして取り入れられているように思えます。しかし、それらは全然、古さを感じさせないんですよね。やっぱり、いいものは時代が経ってもいいんだな。
だって、50年以上も前の車がこんなにカッコよく見えるんだから!
新型コロナの関係で見学時間は2時間に制限されていました。あっという間でしたね。
建物を出て駐車場に向かおうとしたら、ちょうど無料送迎バスが入ってきました。このバスは小田急線の湘南台駅といすゞPLAZAの間を所要時間10分で結び、1時間に2本運行されています。
いやはや…すごいバスでしたよ!車体は当然ながらいすゞ製。GALAという名の大型貸切や高速路線バスに使われる車両です。車内を覗いてみてビックリ!革張りのプレミアムシートでした!
これはこれは、車で来ても湘南台駅で家族を降ろして、子ども達に「高級バス」を体験させてげれば良かったな、なんて思いました。一番乗りたいと思っているのはパパなんですけどね…(笑)
そんなこんなで、パパも子ども達も楽しめた「トラックのお勉強」でした。コロナが収まった頃にまた来て、次こそはシミュレーターのハンドルを握りたいものです。