さて、今日はいよいよ鹿児島に上陸。そして、4か月振りに我が家のトレーラー「AVIVA472PK」に再会する日です。もう、嬉しくて嬉しくて、昨夜は何度も目を覚ましてしまいましたよ!
さて、今日の日程です。フェリーで志布志港に到着した後は高速で一気に鹿児島市内へ移動。トレーラーを引き取った後は食料の買い出しだけしてすぐまた高速に乗り、山口県辺りまで走ろうと思っています。全走行距離は600km近くになりそう…。長い一日になるな。よしっ!頑張るぞっ!
いよいよ鹿児島に上陸!
外が明るくなってきたのでカーテンを開けてみました。雨が降っていましたが、予報では午前中にはやむようです。トレーラー引取りの時間にはやんでいて欲しいなぁ。
そして、スマホのGPSで確認すると船は日南の沖を航行中でした。左先端に見える都井岬を回り込めば、志布志港はすぐそこです。
子ども達もぐっすりと眠れた様子。朝からご機嫌です!(特に長男)
10月に乗った時は船内を歩けない程の揺れだったので心配していたのですが、今日は終始“凪”でした。よかったよぉ~。 パパも船には弱いんでね…。
志布志港に入港です!
ここで、ちょこっとお勉強をしました。「防波堤って何よ?」って話です。以前、子ども達に読み聞かせたことのある絵本『ピー、うみへいく』の話をしてみました。
港の中しか知らないタグボートのピーは大型船から外国の話を聞いて自分も行ってみたくなってしまいました。そして、防波堤を越えて外洋に出てみたら嵐にあってしまって…というお話です。
実物を見て、防波堤ってどんなものか理解できたかな?
そうそう、次女がこんなことを言っていました。
最近、彼女はいろいろな歌を覚えて歌っているのですが、 今のブームはYOASOBIの『夜に駆ける』です。
「しずむぅ~よぉ~に~、とけてぇゆくよぉ~に~」
この歌って、フェリーの歌にぴったりだね!
なんで?
だって、フェリーって沈むことあるでしょ?
縁起でもないこと言わないでっ!
耳で聞いて覚えた歌詞を意味もわからず歌っているので、よくトンチンカンなことを言うんですよね…。まぁ、これが面白いのですが。
さて、いよいよ鹿児島に上陸だよ!
志布志港にて下船。そして、10月と同じ場所で写真を一枚撮りました。
う~ん…よかった!またここに来ることができて。
それにしても、
鹿児島はやっぱり暖かいなぁ~。
この暖かさもなんだか懐かしい感じです。
ところで一つ余談ですが、志布志港の「さんふらわフェリーターミナル」の住所は『鹿児島県志布志市志布志町志布志3292』だそうです。う~ん…手書きするとなったら、どこかで書き間違えそう…。
さて、高速に乗って鹿児島市内を目指します!
ちなみに、志布志の最寄りICは『曽於弥五郎(そおやごろう』です。これもなかなか読めません…。
あぁぁぁぁ~!
桜島だぁ~!
お久しぶりでぇ~す!
約束通り、また来たよぉ~!
市内を走る路面電車。
懐かしぃ~!
そして、無事に到着しました!
本当に本当にお世話になった「キャンパー鹿児島」さんです!
さて早速、キャンパー鹿児島の社員さんが先導してくれて、トレーラーの待つ整備工場へ向かうことになりました。
4か月振りの再会&修理箇所の確認
修理工場に到着です。
10月の話を少し振り返りますと、桜島でトレーラーのトラブルを発見した後、ネットで見つけたキャンパー鹿児島に電話をしてみました。すると、「直すことはできないと思いますが、とりあえず見ることはできます。」と言って下さったため、“藁にも縋る思い”でキャンパー鹿児島に駆け込みました。
その時、キャンパー鹿児島さんは、付き合いのある修理工場の整備士さんを呼んで一緒にトレーラーを見て下さり、「部品さえ用意してくれれば、交換作業はできる。」と言ってくれたのでした。そのため、トレーラーはこちらの工場に預けて部品の到着を待つことになったんです。
いやぁ~、本当に感謝です。あの時の電話で、キャンパー鹿児島さんに「うちでは無理です。」と言われてしまったら、もうどうすればいいのか見当もつきませんでしたから。後々、キャンパー鹿児島の店長さんは「こんなトラブルは初めて見たので、こっちとしてもどうしたらいいのか見当もつきませんでした。」とおっしゃっていました。しかしながら、色々な伝手で情報を集めて下さり、こうして修理にこぎつけることができました。本当に本当に感謝です。
迎えに来たよぉ~!
待たせたねぇ~!
あぁ~、よかったよかった!
もう、感慨無量です!
問題となった、左タイヤです。
あの時は、ホイールの上部がホイールハウス内に入り込むほど車高が下がり、タイヤの上部はホイールハウスの天井にくっついてしまっていたのですが、ちゃんと元に戻っています。
ホイールハウスの中をのぞいてみると…
すげーな、こりゃ。
こんだけ穴が開くほどボディにタイヤを擦り付けて走っていたんだから、タイヤは相当な熱を持っていたハズです。よくぞバーストせず、事故にならずに済みました。
さて、今回のトラブルで交換した部品はと言いますと、
この辺りをゴッソリと交換したのだとか。3つの赤丸で囲った部品は全て組まれた状態で本国から届いたそうです。
さて、ここで気になるのは、「結局のところ、どんな故障だったのよ?」という話ですが、そこのところは後日、デルタリンクで車検を受けた際に詳しく説明を受けてきたので、そちらのブログでアップしたいと思います。
とりあえず、ホイールハウスの天井に開いてしまった穴はキャンパー鹿児島の整備士さんがアルミテープで応急処置してくれました。穴が開いたまま帰路につき、途中で雨に降られてしまった悲しいことになりますから…。
ありがとうございます!
デリカD:5にトレーラー「AVIVA472PK」を連結!
本当にありがとうございました!
連れて帰ることができて、本当に良かった!
1300kmの陸路自走旅、はじまりはじまりぃ~!
工場を出発した後、すぐ近くにある「イオンモール鹿児島店」に寄りました。
この先は高速に乗って陸路で神奈川を目指す予定ですが、1300kmもありますので3日かけて走る予定です。という訳で、まずはここで3日分の食料を買い込んでいくことにしました。
デリカD:5を降りるなり、トレーラーに抱き着いていた長女。
トレーラー、いつ直るの?
ずっとずーっと心配していた長女ですから、この日のこの瞬間はパパと同じくらい、嬉しかったんでしょう。この光景を見て、ちょっと涙腺が緩んでしまったパパでした。
イオンで買ったお弁当で遅いお昼ご飯。
改めて、トレーラーでこうやって食事ができることのありがたさをしみじみと感じてしまいました。
ところで、白身フライとハムをサンドイッチしたオニギリ(名前は何だったっけ?)、これメッチャ美味かったなぁ~。
君は憶えてるいるかい?
人生2か月目の時、これで九州を旅したんだよ。これから、もっともっと遊びまくろうねぇ~♪
さて、帰りますか!
距離:1304km
所要時間:16時間48分
笑っちゃうね!
おっ!桜島が見送りしてくれてる!
鹿児島は本当に遊びどころ満載で楽しいところでした。トレーラーのトラブルのお陰で1週間も滞在することになり、そして、4か月後に再びこうやって訪問することになった鹿児島。一生忘れられない思い出の地になること間違いなしです!(笑)
走り出してみると、ナビが到着時間を教えてくれました。明日の7時31分だそうです。
なんだぁ~!明日の朝には帰れるんだぁ~!
ってビックリしてしまったけれど、それは休憩なしで走り続けたらの話。予定では、明後日のお昼に帰宅予定です。
頑張るぞぉ~!
鹿児島ICに突入!
いくぞ~!
高速に入って30分。まだ走り始めたばかりだけれど、桜島SAで休憩。
床下に潜って部品交換した箇所を確認。いきなり長距離を走ることになって、トレーラーもビックリしていることでしょう。ゆっくり、じっくり走っていきたいと思います。
鹿児島県から宮崎県へ、そして熊本県へと県境をまたいで北上していきます。
緊急事態宣言がなければ、高千穂に寄りたかったな…。次に来れるのはいつになるんでしょ?
鹿児島をから3時間。北熊本SAで夕食休憩にしました。
パパは少しベットで休憩させてもらい、その間にママが夕食を準備してくれました。
さて、今日のメニューは…?
お刺身です!
せっかく鹿児島に来たんだから、鹿児島産のお魚を集めてみました。
僕は瓶詰の離乳食。
こっちだって美味しいよぉ~!
さて、夜の部開始。子ども達はパジャマに着替えて歯磨きも済ませて、完全におやすみ体制です。
パパはここからが勝負!まだまだ先は長いぞぉ~!
ゾロ目、逃しました…。
ずっと前から楽しみにしていた「77777」を逃してしまうなんて…かなりショックです。
めかりPAで2回目の休憩。そう、関門海峡までやってきました。九州のてっぺんです。
走ってみて驚いたのですが、鹿児島から門司までの距離は 370km。それって、神奈川から琵琶湖くらいまでの距離に匹敵するんです。今更ながら九州の広さを痛感したのでした。
10月に来た時は、この橋の下を、海の下を歩いたんだよなぁ~。
子ども達には、この橋を見て10月の旅を思い出して欲しかったんだけど…時間は22時。二人ともなんとなく目を覚ましたので、「海の下のトンネルを歩いたの覚えている?あの橋の下だよ。」なんて話はしてみましたが、二人とも完全に寝ぼけ眼状態。何がどこまで理解できていたのかは不明です。
けど、いいです。
何度も書いてしまうけれど、本当にこうしてトレーラーを連れて帰ることができてよかった!本当によかった!
パパは感激しています!
また遊びに来るからねぇ~!
山口県に入り、美東SAで給油。気温は5℃でした。鹿児島は暖かかったけどなぁ…。
今夜の宿まであとちょっと!
0時ちょっと前。予定通り、中国道の鹿野SAに到着しました。今日はここでP泊です。
本日の走行距離は592kmなり。頑張った!長い一日でしたぁ~。フェリーに乗っていたのなんて、遠い昔のような感覚です。
ちなみに、今日の宿を鹿野SAにした理由は中国道と山陽道が分岐してから最初のSAだからです。長距離トラックのほとんどは山陽道を利用するでしょうから、中国道に入ってからのSAの方が静かな夜を過ごせるかな、と思ったからです。夜の中国道って、基本的にハイビームにしていないといけないくらい、辺りが真っ暗&車が走っていないんですよね。SAもトラックは何台か止まって(泊まって)いましたが、広々としたところだったのでゆったりと過ごすことができました。
さてさて、まだまだ先は長いですぞっ!
<備忘録>
2月12日(金)
フェリーさんふらわあ→8:55志布志港9:25→11:35キャンパー鹿児島11:50→12:00三菱ふそうトラックバス鹿児島支店12:40→12:50イオンモール鹿児島14:35→鹿児島IC→15:20桜島SA15:40→17:50北熊本SA(夕食)19:40→21:50めかりPA22:05→美東SA(給油)→23:50鹿野SA
本日の走行距離:牽引あり477km+牽引なし115km=592km
この旅での走行距離:牽引あり477km+牽引なし464km=941km