親ばかパパの子育て日記

キャンピングトレーラーであっちへこっちへ!

2020.10 九州の旅(11日目) ~ 桜島なぎさ公園・桜島フェリー・鹿児島市内観光 ~

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 昨夜はトレーラーの故障がどうなってしまうのか心配で、ほとんど眠ることができませんでした…。 

 眠れないベッドの中でスマホで色々と調べてみると、JAFはキャンピングトレーラーを扱ってくれないそうですね。となると、自走できなくなった場合はどうすればいいんでしょ?

 さて、憂鬱な気持ちで迎えた朝ですが、せっかくなので桜島なぎさ公園をお散歩。桜島を眺めながら足湯に癒され、そして、トレーラーを診てもらうべく鹿児島行きのフェリーに乗り込んだのでした。

 

 

  桜島で癒された“日本一”の足湯と猫ちゃん

 

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 「朝になったら、桜島がドォーンと目の前に!」

 は、期待通りでした。これだけ近くだとかなりの迫力です。しかしながら、気分は憂鬱。トレーラーはどうなってしまうんだろ…?

 食事を作る気分にもならず、朝ご飯はグラノーラで済ませました。子ども達は喜んでましたけどね。

 

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 さて、せっかく桜島に来たのだから、散歩くらいはしてみることにしました。

 駐車場の目の前には、「桜島溶岩なぎさ公園」が広がっています。

 

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 この公園での一番の目玉は、「日本で一番長い足湯」ではないでしょうか?その全長は、なんと100mもあるそうな。

 まだ朝早い時間だったので心配しながら来てみましたが、お湯はタップンタップンでした。

 

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 正面に錦江湾、その向こうには鹿児島の街並。右手には桜島。

 これはこれは、素晴らしい眺めの足湯です!

 

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 どうだい?

 気持ちのいい朝風呂だねぇ~♪

 

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 あれっ?

 なんだか、とても人懐っこい猫ちゃんが遊びに来てくれました。

 

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 いやはや…こんなに人懐っこい猫は初めてです。人を怖がる様子は全くなし。というか、どこに行っても人間の足にまとわりついてくるし、膝に乗って来るし。

 よって、子ども達は足湯より猫ちゃんに夢中となってしまいました。

 

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 そしたら、「ここにいたのね!」と言って地元の方がやって来ました。

 話を聞くと、「この子は観光客からエサをもらってぶくぶくに太っていたんだけど、コロナで観光客が来なくなったら骨と皮だけになってしまったのよ。だから、毎日、散歩がてらエサを持ってきてるの。」とのこと。

 コロナの影響はこんなところにもあったんですね…。

 

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 結局、トレーラーまでついて来てしまった猫ちゃん。上記のような話もあったので、ミルクをプレゼントしてあげました。

 そして、予想通り(!?)娘達は,

連れてってあげよぉ~!

お家で飼いたい~!

 と言い始めてしまい大変なことに…。

ここでこうやっていろいろな人に可愛がってもらうのが、この猫ちゃんの幸せなんだよ。

 と、話してなんとか納得してもらったのでした。

 

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 さて、開店時間の9時になったので電話をしてみることにしました。鹿児島市内にある、「キャンパー鹿児島」さんです。

 事情を話してみると…

 「見ることはできますが…直すことは難しいと思います。」

 という話でした。

 けれど、「とりあえず見てもらえる」というだけで、ホッとしました。ここで、「無理です。」と断られてしまったら、もうどうすればいいのか見当もつきませんから。

 そして、デルタリンク千葉店にも電話をして事情を説明すると、「すぐに、キャンパー鹿児島さんへ連絡をして、見てもらえるよう依頼しておきます。」と言ってもらえました。

おぉ!なんだか一筋の光が見えてきたぞ!

 もしダメだった時は、なんとか福岡まで走って新門司から東京行きのフェリーに乗り、千葉のデルタリンクで診てもらうことも考えました。しかし、鹿児島から新門司だって350kmもあります…。東京港から千葉までだって近くはありません…。そう考えると、なんとしても鹿児島で修理なり応急処置なりしてもらいたいところです。

 

 フェリーで鹿児島へ!

 

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 桜島フェリーの乗船手続きは高速道路の料金所のような感じで、ドライブスルー形式でした。車検証の提示も、名簿の記載もありません。料金所で停止すると、路面に1m毎に引かれている白線の数を数えて、車長を計られます。デリカ+トレーラーで全長12m未満、それに大人1人の運賃(奥さんの分)を足して7400円でした。(子ども達は未就学児なので無料です。)

 「15分の船旅が7400円!」と、その数字だけ見ればかなり高く感じてしまいますが、錦江湾をぐるっと回れば2時間以上かかる距離を15分で移動できてしまうのだし、ガソリン代のことも含めて考えれば、納得できなくはない金額です。

 ちなみに、トレーラーを牽いてフェリーに乗る際、心配になるのはプロパンガスの積載についてです。このことについては、事前に電話で確認してありました。結論はと言いますと、『プロパンガスを積載していても構いませんが、きちんと固定されているかを確認させていただきます。』とのことでした。ちなみに、天草諸島の三和フェリー(鹿児島・長島~熊本・牛深)にも電話で確認したところ、「プロパンガスの積載は可能」という話でした。よって、全てのフェリーでプロパンガスが積載不可な訳ではないんですね。

 

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 さて、初めてトレーラーを牽いてフェリーに乗船です。

 『前向き乗船・前向き下船』だったので何も難しいことはありませんでしたが、ドキドキでした。

 

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 デッキに上がると、うどんのいい匂いが充満していました。

 そう、船のデッキで食べるうどんは桜島フェリーの名物でもあるんです。(しかし、15分で食べるのは結構忙しいだろうなぁ。)

 

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 「フェリーから見る桜島が素晴らしい。それを見るためだけでもフェリーに乗る価値はある。」という話を聞いたことがあります。この風景をみたら、“納得”ですね!なんだか、香港やイスタンブールで特に目的もなくぷらっと乗っていたフェリーを思い出しました。

 まぁ、パパは「心ここにあらず」な状態だったので、今日の桜島フェリーはあまり楽しめませんでしたが…。

 

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 鹿児島の街が近づいてきました。

 果たしてこの街で…うちのトレーラーは復活を遂げることはできるのだろうか?

 

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 間もなく鹿児島港に入港、という時のこと。

 「あれっ?なんだか、見たことのあるような形だけど、見慣れない塗装の船だなぁ」と思ったら、

 

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 「はくおう」でした。

 元・新日本海フェリーで敦賀・舞鶴~小樽に就航していた「すずらん」です。それまで、30時間を要していた航路を20時間に短縮したという驚異的な俊足を持つ船です。

 現役を引退後は防衛相がチャーターして、自衛隊や在日米軍の輸送に使われているそうな。熊本地震の際はホテルシップとして、新型コロナウィルス流行に関しては中国からの帰国者の一時停留場所としても活用されたので、ニュースか何かで見た記憶に残っていたんですね。

 

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 この日は自衛隊の車両が続々と船に積み込まれていました。

 

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 さてさて、鹿児島港に到着です!

 

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 いくぞっ!

 

 「キャンパー鹿児島」さんにて修理依頼

 

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 鹿児島港から「キャンパー鹿児島」さんへは15分程の距離でした。

 なんとか、無事(ではないけれど)到着することができました。

 到着後、早速、店長さんが床下に潜って調べてくれました。すでにデルタリンク千葉店とも電話でやり取りをしてくれており心強いです。

 

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 原因は「ショックの故障ではないだろうか」という話でした。

 そのことをデルタリンク千葉店に伝えると、「倉敷の本社に在庫があるので、今日発送すれば明日には到着できます」とのこと。そして、キャンパー鹿児島さんによると「ショックの交換はそれほど時間のかかるものではないので、明日の夕方には作業を終えられると思います。」とのことでした。

 はぁ~、よかったよぉ~、そんな程度の故障で。ホッと胸を撫でおろしたパパでした。

 

※ 結果的には、トラブルの原因はショックの故障ではなく、トレーラーは直りませんでした。この後、もっと致命的な部品の欠損であることがわかり、どんどん泥沼にハマっていくことになってしまいます…。

 

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 さて、トレーラーを診てもらっている間、子ども達はアスレチックで遊んでご機嫌でした。トレーラーのことをとても心配してくれていたけれど、「直りそう。」という話を聞いて、パパと同じくらい安心していました。

 さて、明日には部品が届いて交換作業もできるという話になったので、次に悩むのは「今日はどこで寝か」という問題でした。しかしこればかりは、ホテルを探すしかないかな…自炊もできないから外食だよな…いくらかかるんだろう?と心配してしまったのですが、「キャンパー鹿児島」の店長さんから嬉しい提案が。

 「ここで車中泊していいですよ。」

本当ですか!?それはめちゃくちゃ助かります!

  キャンパー鹿児島さんが神様のように見えてきました。

 という訳で今日の宿の心配もなくなりまして、午後は鹿児島市内観光に出掛けることにしました。

 

  天文館むじゃき本店 ~ しろくま”食べたぁ~い! ~

 

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 鹿児島市内の運転はパパにとって過酷なものでした。

 というのは、片側3車線とか4車線とかもあって、どこを走ればいいのかわからない…。交差点が直角じゃないところが多く、曲がるべきところがわからない…。五差路が多くてどの信号を見ればいいのかわからない…よって、クラクションを鳴らされてしまうことが何度かありました。うむむ…他所(よそ)ナンバーだから許して下さい。

 

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 長女は図鑑でしか見たことのなかった路面電車に大興奮。助手席でカメラのシャッター切りまくっていました。

 しかしながら、この路面電車というヤツもパパにとってはなかなか恐怖でしたよ…。

 

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 さて、まずやって来たのは「天文館むじゃき本店」です。

 今回の『九州の旅』を提案したのはパパだったのですが、奥さんに「九州で行きたいところある?」と聞いたところ、

「しろくま」食べたい!

 とのことでした。

  パパは知らなかったのですが、「しろくま」ってかなり有名みたいですね。

 なんと、

 

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 子どもの地図絵本にも、

 

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 載っていたくらいです!

 

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 じゃじゃーん!

 これが「しろくま」です。

 子どもの顔より、デカい!

 

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  次女はママと、

 

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  長女はパパと喧嘩しないで食べました。

 ってか、一人でこれは無理ですね…。食べてしまったら、その後が大変なことになりそうです。

 

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  君も少しだけ味見してみる?

 この旅は本当に、「生まれて初めて」の連続ですな。

 

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 順番が逆のように思えますが、やっぱりこの順にしてよかった!ゆっくりじっくりと「しろくま」を味わってから、昼食を頂くことにしました。

 鹿児島名物「黒豚のとんかつ」 と、宮崎名物「チキン南蛮」です。宮崎の旅は終えたのだけど…チキン南蛮は何度食べても美味い!

 

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 来られてよかったよ!

 というのも、ここで「しろくま」を食べるのは奥さんからの強い要望だったのですが、「天文館むじゃき本店」は繁華街にあるため、トレーラーを牽いて入れる駐車場が見つけられなかったんです。そのため、これから行く予定の指宿で買える「テイクアウトのしろくま」で我慢してもらうことになっていました。

 それがそれが…「怪我の功名」ってヤツでしょうか。ここで食べられてよかったよ!

 

 城山公園

 

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 さて、お腹を満たした後、鹿児島市の中心部にある「城山公園」にやって来ました。 

 

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 そう、ここは明治初期に勃発した、西南戦争の激戦地となった場所でもあります。

 

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 この公園を中心に史跡巡りもしたいところですが、やっぱり目玉は桜島の眺め。見事です!

 観光バスも来ていて、かなりの観光客でにぎわっていました。

 

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 しかしながら、子どもは「公園なのにアスレチックがない!」と、ご立腹…。

 仕方ない…スマホで検索してみるとすぐに見つかりました。子ども達が遊べそうな公園が。では、行ってみますか!

 

 鹿児島県立吉野公園 

 

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 鹿児島市中心部から車を走らすこと20分程。県立吉野公園にやって来ました。

  それにしても、スマホを開けばささっと公園が見つかり、ナビがすいすいと連れて行ってくれるんだから、改めて時代の流れを感じてしまったパパでした。まぁ、その分、土地の人と関わる機会が減ってしまったというデメリットがあるのかもしれませんけどね…。

 

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 いやはや、吉野公園は想像以上に大規模で、かつ綺麗に整備された公園でビックリしてしまいました!

 いやぁ~、鹿児島すごいぞ!

 

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 日曜日なので、子ども連れファミリーで賑わっていました。地元に方々にとって憩いの場になっているようです。

 さて、子どもは水を得た魚のように遊び始めたので、

 

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 ここに本部を設置し、

 

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 パパは爆睡…。

 昨夜はほとんど眠れなかったし、とにかく心配事があり過ぎて疲労困憊です。ここにきて、この二日間の疲れがドッと出てしまいました。

 

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 県立吉野公園は子どもを連れてのんびりするのに最高な公園でした。 

 町の中心部から少し車を走らせたところにこんなにいい公園があるなんて、鹿児島の人がうらやましくなってしまいました。

 

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 子ども達も大興奮で走り回っていましたよっ!

 

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 そして、この公園のもう一つ魅力的なところはこの展望台。

 

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 お見事です!

 城山公園より、こっちの方が迫力ある桜島を見られるような気がしました。

 

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 あそこが、今日の午前中にデリカD:5+トレーラーで海を渡った、桜島~鹿児島のフェリー航路です。

 

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 ちょうど二つの船がすれ違うところでした。

 心和む光景です。

 

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 あれが桜島だよぉ~。

 昔は「島」だったんだけどねぇ、大正時代の噴火で大隅半島とつながってしまったんだよぉ。

 

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 そんなこんなで、スマホで偶然に見つけた「吉野公園」ですが、十二分に満喫することができたのでした。

 大変な一日だったけど、充実した一日だったなぁ。

 

 一本桜温泉センター

 

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 さてさて、再び鹿児島市内に戻って来ましたが、お風呂に入っていくことにしました。

 キャンパー鹿児島で「近くにお風呂に入れるところはありますか?」と聞いたら、「温泉ならいくらでもありますよ。」と言いながらもお勧めしてくれたのが、ここ「一本桜温泉センター」でした。

 あとでネットで読んだ記事にあったのですが、鹿児島の人は車に「お風呂セット」を常備しているくらい、温泉が生活の中に浸透しているそうな。確かに、目の前に噴煙を上げている桜島があるんだから、温泉はいくらでもあるんでしょうね。羨ましい話だなぁ。

 

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 駐車場から見た鹿児島の街並。

 

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 駐車場から見た温泉の建物。

 こりゃ、絶景が期待できそうですね!

 

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 しかしながら…今回は家族風呂を使うことにしまして、窓の外にはヨーロッパのような街並みが広がっていました。これだけは、ちょっと残念…。

 けどね、家族風呂は本当にラクチンです。赤ちゃんの入浴&着替えを一人でやるのと二人でやるのでは、体力的にも精神的にも負担が全然違います。

 

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 しかも、脱衣所にこんなスペースがあったので大助かり。これで、家族5人分の入浴代は1780円でした。ありがとうございまぁ~す!

 話が少し逸れますが、これまで訪れた温泉では、女子風呂にはベビーベッドが備え付けられていても男子風呂にはないということが度々ありました。トイレもそうです。女子トイレにはオムツ交換台があっても男子トイレにはないことが多いです。

 「男性の育休」が騒がれている今日ですから、これからはそういったハード面も整えていって欲しいものですね。

 

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 お風呂から上がってみると、ものすごい夜景が広がっていました。鹿児島の魅力を改めて見せつけられた感じです。貸し切り風呂ではなく、普通のお風呂を利用したら湯舟からもこの夜景が見られたのかな?

 それにしても、鹿児島はコンパクトになんでも揃っている街だなぁ、という印象を受けました。10月下旬だというのに半袖で過ごせるこの気候も素晴らしい。奥さんは、「住んでもいいなぁ。」なんて言い始めてしまったくらいです。

 そうだなぁ。パパとしてもとても魅力を感じます。けど…そうなるとスキーは諦めなきゃいけなくなるね。 (笑)

 

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 結局、よくばって遊んでしまい、「キャンパー鹿児島」に戻ったのは遅い時間になってしまいました。ただ、お風呂帰りにスーパーに寄ったらお惣菜が20~30%引きだらけという嬉しい話もありました。奥さんが九州ならではのおかずを買い揃えてくれ、この日も贅沢なご飯を食べることができたのでした。

 

 さてさて、今回のトラブルには焦ったけれど、幸いだったことが二つありました。

 一つ目は、「すぐ近くにトレーラーを診てくれるショップがあり、さらにはそこまでフェリーで行けた。」ということです。これが、何百キロも走らなければいけない場所だったら…どうなっていたんでしょ?

 二つ目は、「そのショップも、“掛かり付け”であるデルタリンク千葉店も営業日だったのでどちらともすぐに連絡が取れ、かつ両社が連絡を取り合ってくれたおかげで状況の把握や部品の手配がスムーズに進んだ」ことが挙げられると思います。これが、お盆や年末年始の休暇中だったら、完全にお手上げだったことでしょう。

 

  本当に、旅にはいろいろなことがあるなぁ。けれど、親身になってくれる「キャンパー鹿児島」に出会えてよかった。それがまた旅の醍醐味でもあるのかな、そんなことも考えた鹿児島での夜でした。

 

(つづく)

 

  <備忘録>

 

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10月25日(日)

本日の走行距離:牽引あり9km+牽引なし40km=40km

この旅での走行距離:牽引あり1787km+牽引なし112km=1899km

 

桜島→(フェリー)→鹿児島9:50→10:10キャンパー鹿児島11:10→11:40天文館むじゃき13:00→13:10城山公園14:00→14:30吉野公園16:20→17:00一本桜温泉センター18:20→キャンパー18:50鹿児島

 

 

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