サイクルスタンドを自作しました!
この自転車は私が高校生~大学生時代にかけて乗っていたものです(つまり、25年ほどの年代物!)。結婚をしてからは乗る機会が減り、さらには子どもが生まれてからは全く乗る機会がなくなってしまい、ここしばらくは実家の納戸で眠っていました。
けれどね、やっとこさ子ども達が自転車に乗れるようになってきた今日この頃!これまでは通勤用のママチャリで子ども達の後ろを走っていましたが、せっかくならこの自転車で子ども達と一緒に走りたいものです。という訳で、久しぶりに実家から引き揚げてくることにしました。
しかしながら、そこで問題になったのは保管場所でした。とても、家の中に自転車を置く場所はありません。仕方ない…外か。けれど、なるべく雨の影響を受けないようにしたいところです。という訳で、サイクルスタンドを作って雨の当たりにくい軒下に置くことにしました。
さて、今日はその「サイクルスタンド」作成のお話です。
土砂降りの雨の中、ホームセンターに出向いて防腐処理済みのツーバイ材を購入してきました。2×4、4×4の木材なので丸ノコで簡単にカットできます。カットは店に頼まず、自分でやることにしました。
「ステイホーム」「新しい生活様式」の関係か、最近はホームセンターの木材売り場が異様に混雑していて、木材カットはえらい待ち時間なんです。これからは、木材カットは自分でやるようにしなきゃいけないかな…。しかしねぇ…大きなべニアを切るとなると、それ相応の作業台や丸ノコ定規など大掛かりな道具が必要になってきます。問題は保管場所なんだよなぁ…。
今日も見物人が2名様ほどいらっしゃいました。
どうぞごゆっくりとご鑑賞下さい!
ツーバイ材のDIYは気持ちが楽です。カットが多少曲がっても、ネジの位置が数ミリずれても全く気になりません。
家具を作る時は何かが1mmズレるだけで見た目が大きく変わってしまうので、神経の使い方が半端ではありません。
その点で、今日は「疲れる」という感覚を味わうことなく、鼻歌交じりの作業となりました。
ちょっとやりすぎかもしれませんが、羽子板付沓石でガッツリと固定しました。
これぐらいしておけば、台風が来ても倒れることはないでしょう。
設置完了!
自転車を乗せてみると、なかなかいい感じ。
パッと見た感じ、土台の横幅をもう少し長くした方がよかったようにも思えますが、1820mmの2×4材を二分の一にカットしたらこの長さになったので仕方ありません…。経費節約です。
さて、こんな金具を付けてみました。 2×4材の固定金具です。
宙ぶらりんになっている自転車が風で踊らないよう、こいつでタイヤを固定することにしました。
金具の幅はタイヤにジャストフィットでした。
なかなかいい感じに出来上がりました!
安定感は抜群です!
最後にシートをかぶせて完成!
本当は床と壁と屋根がしっかりとある小屋を作ってあげたかったのですが、かなり大掛かりなものになってしまうので、予算の関係もありこのような形にしてみました。
地面が土なので、上がってくる湿気によるダメージはあると思いますが、もう充分錆々の自転車ですから…。
さて、これで保管場所が確保できた訳ですが、さらなる問題があります。
10年近くも乗っていなかったこのランドナー。少し走らせてみたら、車軸からもブレーキからもとてつもない異音が聞こえてきました。う~ん…。かなりの整備が必要ようです。まぁ、そりゃそうだよね。
まだまだ手間とお金がかかりそうですが、思い出がたっぷりと詰まった自転車です。末永く可愛がってあげようと思います。