福島の旅も後半戦。いわき市に移動し、「スパリゾートハワイアンズ」で南国気分を満喫しました!
映画「フラガール」を観てからというもの、行ってみたいなと思っていたんです。「スパリゾートハワイアンズ」のことは随分と前から知っていましたが、あの映画は随分と「福島のハワイ」のイメージを変えてくれました。
その背景には、日本の経済成長を支えた石炭と第二次エネルギー革命の歴史と深い関係があったんですね。今でも映画「フラガール」の数々のシーンが脳裏に焼き付いています。
そんなこんなで、冬の福島の旅は、「前半戦は雪」、「後半戦はプール」を満喫するという贅沢なメニューに仕立てたのでした。
極寒の中、いざハワイへ!
12月29日の朝、トレーラーを出てみると「激寒」でした。デリカD:5のフロントガラスは完全に氷ついています。
いわき市は温暖だと思い込んでいたので油断していました。「今日の予定は…プール?」と顔が引きつってしまう程の寒さでした。
朝ごはんを“ちゃちゃっと”済ませて、いざ出発です!
ところで、デリカD:5のエンジンをかけてみると、
気温は−5℃
寒いハズだわ…。
スパ・リゾート・ハイワンズ
まずは、場所取り!
開園30分前に到着。
年末休みに入っているので覚悟はしていましたが、かなりの人出です。こんな「時期だから少し早く開けてくれないかな?」と期待してみましたが、そんなことはなく…入場開始までの30分間は気温マイナスの中で並ぶことになりました。
「なぜ、そこまでして早く入りたいのか?」って?
そりゃぁ~、場所取りのためです!
そして、いざ入場です!
常に気温28℃に設定されているという場内はまさに“南国”のようでした。
暖かいって、素晴らしい~!
しかし、ここが勝負の分かれ目!?
ヤシの木に見とれている暇はなく、今日一日のベースキャンプを確保するためにダッシュをかけます。周りを見てみても、皆さんわかっているようで動きが俊敏。
念入りに下調べをしておいてくれていた奥さんに感謝です。初めての場所ではありますが道を間違えることなく無料休憩室に到着し、しっかりと自分達のスペースをキープすることがでたのでした。
真冬のプールもわるくない!? 寒いけど、子ども達は大喜び!
「早くプールに入ろうよ!」と我慢できない子ども達に急かされながら、まず向かったのは“ワイワイオハナ”。
太古のハワイをモチーフにした、子ども用の遊具が並んだプールです。水温もこちらは他のプールは少し高めで、パパ達もなかなかここから抜け出せなくなりました。
そして、お隣にある“フィッシュゴーランド”は巨大水槽群を回遊する流れるプール。
水槽を泳ぐお魚を眺めながら泳ぐというのは新鮮な体験でしたが、
これは特に子ども達も驚きだったようです。
子ども達はこの流れるプールが一番気に入ったようで、朝から夕方まで…一日で何周もしました。軽く20周は越えたんじゃないかな。(笑)
さてさて、入場直後はまだまだ空いていたプールですが、刻々と人の波が押し寄せてくるようになりました。
という訳で、私達は奥へ奥へと場所を移動。
南欧風の吹き抜けドーム(ハワイなのに南欧風?)の下に広がるスプリングパーク。その名の通り、温泉公園です。
こちらは、男女一緒に水着で楽しむ“スプリングタウン”と、男女別のお風呂「温泉大浴場パレス」の2つのゾーンで構成されています。ママは“お風呂”の方へも遊びに行っていましたが、パパは着替えが面倒でここでのんびりしていました。
身体が濡れると28℃というパーク内もけっこう寒く、お湯から上がれないというのも理由でした。ママいわく、「お風呂は熱かったから、身体を温めてきた方がいい!」とのことでしたが…。
さて、こちらは完全に野外の“スパガーデンパレオ”。
そう、プールではなく温泉です。
こうやって写真でみると、日差しを浴びて気持ちよさそうに見えるかもしれませんが…これがこれが、メッチャクチャ寒かったです。気温はマイナスからプラスへ上がったのかしら?
お湯は暖かいのだけれど、とにかく気温が低い!
身体を動かすと暖かいお湯が逃げてしまいそうで、動くことができないんですよ…。
面白かったのは、こんなに広々したプール(お風呂)なのに、ポツポツと人口密度の高い場所があること。
そこにはお湯の吹き出し口があって、皆、温かい場所から動けなくなっているのでした。「魚の気持ちがよくわかる」って、感じでしょうか?(笑)。
子ども達の一番のお楽しみはこっちだった!?
さて、一通り遊んだので、お昼ご飯にすることにしました。
時間はまだ11:00ですが、プールの混雑ぶりからしてレストランの混雑を予想するのは容易です。開店10分前に並んで席をゲットしました。
パーク内にはたくさんのレストランがありますが、私達が選んだのは「食べ放題ビッフェ」の“パーム”。水着のまま入れるレストランです。
これが、子ども達がずっと前から楽しみにしていた時間でした。
というのも…
「ハワイアンズ」のHPを見せた時、子ども達はプールよりもレストランに興味を示していたんですよ…もともと食べることが大好きな二人ではありますけどね。
プールには行く機会は頻繁にあるものの、外食をすることは滅多にない我が家なので、それこそ子ども達にとっては“特別”だったのかもしれません。(苦笑)
二人とも本当によく食べました。特にデザートをね!(笑)
さて、メインイベントです!
さて、今日のメインイベントである「フラダンス」の時間が近づいてきましたぁ~♪
観覧席はプレミアムシートから無料席まで6段階も設定されていますが、私達が利用したのはもちろん(!?)無料席。しかしながら、S席の二つ後ろをゲットできましたよ!
ちなみに、プレミアムシート(1350円)とSS席(1050円)を利用するとショー終了後にダンサーとの記念撮影ができます。最前列でショーは見やすいだろうし、場所取りも要らないし、正直なところ「それくらいの金額なら…」と一瞬だけ迷ってしまいましたが、4人分となると…厳しいですね。(笑)
始まりましたよぉ~♪
生演奏を聴きながら観るフラダンスは雰囲気が格別。
こちらは、“フラ”の合間に見られた“ファイヤーダンス”。
子ども達はかなりビビっていました。帰りの車の中でも、「火のダンスが怖かった。」と二人揃って言っていた程です。
そんな中、こんな笑い話が…
パパ:「火を回すの、パパも上手にできるんだよ!キャンプ場に戻ったら焚き火して、火のついた薪をグルグル回して踊ってあげようか?」
長女(5歳):「パパ、またウソ言ってるね。」
次女(4歳):「そんなことしたら、キャンプ場の人に怒られるよ。」
はい…そうですね。冷静ですね、あなた達は。
ファイナルはこちら。
映画「フラガール」のラストシーンを思い出さずにいられませんでした。
そう、炭鉱の歴史と共に、福島のフラダンスはあるんです。だから余計に、感動せずにはいられませんでした。
映画「フラガール」と「ハワイアンズ」
こちらは、テーマパーク内にある“フラ・ミュージアム”。
映画「フラガール」の撮影に使われた衣装も飾られています。
カットの数々。
う~ん、懐かしい。
出演者の方々のサイン。
今年は蒼井優さんの結婚が話題になり、映画「フラガール」が再注目された年でもあったのではないでしょうか。
ハイワンズの楽しみ方をまとめてみました!
そんなこんなで、早朝から夕方まで遊び倒した「スパリゾートハワイアンズ」でした。
お腹いっぱいです!
ちなみに、これだけ大きな施設ですので、初めて遊びに行く時は「下調べ」が重要です。
<私達からのアドバイス>
・休憩場所は、個室の有料休憩室と座卓が並んだ無料休憩室があります。無料休憩室ではレジャーシートでの場所取りが認められていますが、プールサイドではレジャーシートを使った場所取りは禁止です。プールサイドにカバン程度の荷物を置くのはOKです。
・水から上がると結構寒いです。パーク内を移動する時のために羽織るものがあった方がいいです。また、濡れてよいサンダルは必須です。
・貴重品を入れるロッカーは至るところにありますが、自分がキープした休憩場所とメインとして遊びたい場所の動線を考えて利用した方がいいです。ちなみに、ロッカーは使い切り(200~300円)と出し入れ自由(300~400円)があります。
・フラダンスの無料観覧席は場所取りOKですが、1人はその場に残っていなければいけません。荷物だけ置いておくと警備の方に片付けられてしまいます。よい場所で観たければ、1時間前には場所取りをした方がいいです。
・パーク内での支払いは「cocoバンド」が便利です。パーク内での支払い(ショップ、レストランetc)は全て腕に付けたシリコン製のリストバンドで済ませられるというものですが、事前登録が必要です。事前にネットからクレジットカード番号を登録しておき、入場後にカウンターで登録番号を伝えてバンドを受け取ります。バンドはもちろん腕につけたままプールに入れます。
・駐車場はP泊OKですが、パークが閉まっている間(夜間)はトイレが使えないそうです。そのため、私達は「ハワイアンズ」から30分程のところにある「いわき市遠野オートキャンプ場」を利用しました。
ではでは、みなさんもぜひ、「福島のハワイ」を満喫してみて下さいませ!そして、ぜひ映画「フラガール」を見てから行かれることをお勧めします!感動が倍増しますからっ!
今日も楽しかったね!
(つづく)
備忘録
12月29日(日)
いわき市遠野オートキャンプ場7:30→8:00スパリゾートハワイアンズ16:40→17:10いわき市遠野オートキャンプ場
本日の走行距離:牽引あり0km+牽引なし34km=34km
この旅での走行距離:牽引あり529+牽引なし72=601km