「讃岐・淡路の旅」も後半戦。今日からは淡路島を周ります。
ネットニュースを見ると、「この冬最大の寒気」が降りてくるとのことで天気が心配ではありますが、天気予報とにらめっこをしつつ先に進むことにしました。
静かなP泊地でした。
そして、今日も冷えています。寒い一日になりそうだなぁ。
朝ごはんは、卵とコーンスープ。
子ども達の大好きなメニューです。
いただきます!
さて、出発しますかぁ~!
今日のお目当てである「渦の道」は見られる時間が決まっているので、少し早めの出発となりました。
徳島市の市街地を通り抜け、鳴門へ向かいます。
淡路島が見えてきたよぉ〜!
あれが、四国と淡路島を結ぶ大鳴門橋(1629m)です。
瀬戸大橋を渡って以来、長女は吊り橋好き(?)になり、ちょっと興奮気味でした。
8:10 鳴門公園の第一駐車場に到着。一番乗りでした!
駐車料金は普通車500円/日のところ、トレーラーということでマイクロバス料金となり1000円/日かかってしまいました…仕方ないか。
「渦の道」等の観光施設が開くのは9:00からなので、トレーラーに移動してストーブをつけてしばし休憩。
しっかし、いつの間にかとてつもない風が吹きはじめていました。足を下ろしてあると言うのに、トレーラーが電車のように揺れています。
「渦の道」、歩けるかな???
いざ、渦潮見物へ!
8:55 完全防備でトレーラーを出発。
この橋の自動車道路の下に設けられている、
歩行者用の通路、「渦の道」を進みます。
さて、この時間にここに来た理由はというと、
渦潮が見られる時間に合わせて来たからです。
渦潮の見られる時間は毎日異なります。鳴門市うずしお観光協会の潮見表で時間を確認して、ここを訪れる日にちも検討したのでした。
橋が受ける風の抵抗を少なくするため、歩行者通路の壁にはガラスが用意されていません。
今日の気象の様子はというと、「気温5℃、風速12m」。極寒ですよ、ゴッカン!心臓が止まりそうです…。
ちなみに、この通路の上を走っている道路は高速道路ですが制限速度が40km/hに制限され、二輪車は通行禁止になっていました。
おぉ!
見えて来た。
これは…川ですか?流れてます。
途中、こんな“窓”がありました。
「慎重派の長女」と、「怖いもの知らずの次女」、その性格の違いが立ち位置に出ています。(笑)
展望室に到着!
記念写真をパシャり!
本当にこれ、好きなんですよ。うちの子ども達。
ありがたいことに展望室はガラス張りになっていました。
暖房はありませんでしたが、風を避けられるだけで別世界です。
渦巻きあるかなぁ〜?
渦が出来やすいポイントというのがあるようで、渦を探す際の立ち位置と目を向けるべき方向が案内されていました。
あれかな?
これも渦かな?
それらしきものはチラホラ見つかりますが、なかなかHPやガイドブックに掲載されている写真ような渦は見られません。
おっ!
観光船だ!
あそこまで行けば、もっと大きな渦が見られるのかなぁ~?
ちなみに、渦が見られるのは満潮と干潮の前後1時間ほど。中でも、大潮の時はさらに大きな渦が期待できるとのことです。
時間はぴったり満潮時間。そして、大潮の3日後ということだったのでかなり期待していたのすが、ちょっと残念な結果でした。まぁ、自然相手のものは仕方ないですね。
トレーラーに戻りました。
本当は鳴門公園の展望台にも行って見たかったのですが、寒すぎてとてもそれどころではありません。寒いだけならまだいいのだけれど、風がマジでキツイです…。
一日、ここ鳴門海峡を満喫する予定だったのだけれど、この天気では何もできません。仕方ないので出発することにしました。
淡路島へ渡ります!
淡路島に渡りまぁ〜す!
う〜ん、橋の上はもっとすごい風だ!トレーラーが流されルゥ〜!
制限速度ぴったりの40km /hでゆっくり渡りました。けれど、おかげで景色をゆっくりと楽しむことができましたよ!
さて、淡路島内にはいくつか目をつけておいた観光地がいくつかありましたが、この風ではどこも厳しそうです。また、この日は洲本の海岸でP泊する予定でしたが、この天気です。「この風の中で砂浜はキツイだろうな…」ということで予定を変更することにしました。
せっかくトレーラーがあるんだから、ありのままを受け入れて、自由気ままな旅を楽しむことにしましょう。
取り敢えず、淡路島南ICで高速を降りた後は、国道でのんびりと淡路島を北上。そのまま明石海峡を目指すことにしました。
やって来たのは、淡路島の最北端にある「美湯松帆の湯」です。
寒い時は温泉に限りますね!
ここは眼下に明石海峡大橋を望みながら湯に浸かれる、その名の通り、美湯(ビュー)な露天風呂を構える温泉です。
駐車場はメチャクチャ広いので、トレーラーでも全く問題なしですよ!
さて、体を温めた後はP泊地に移動しました。
相変わらず突風は吹き続けていますが、なかなか素晴らしい眺めです。
今日の夕ご飯はお肉と野菜の炒めもの。
ママ、いつもありがとうね!
対岸の明かりは神戸と明石の街並みです。
今回の旅が始まって1週間が経ちました。瀬戸大橋、まんのう公園、讃岐うどん、どの記憶もすでに懐かしい思い出のような感じです。
さてさて、旅も終盤に近づいてきましたが、ここに来て私達を悩ませたのは“寒波”でした。
この季節だから名神の関ヶ原越えは無理だろうと思ってはいましたが、どうやら新名神の信楽越えも危うくなってきました。デリカD:5もトレーラーもノーマルタイヤだぞっ!
けれど…ね!
時間はあります。食料も暖房用のガスもたっぷりあります。
「降ったら溶けるまで待てばいいか。」と運命は天に任せることにしました。
さて、明日は何して遊ぶかなぁ〜?
(つづく)
備忘録
P泊地7:20→8:10鳴門公園11:15→13:00道の駅東浦ターミナルパーク14:40→岩屋(給油)→道の駅あわじ→15:20美湯松帆の郷17:15→P泊地
本日の走行距離:牽引あり100km+牽引なし0km=100km
この旅での走行距離:牽引あり852km+161km=1013km