今日は一日、雨予報です。ずっとトレーラーにいても飽きてしまうし、ドライブがてらちょこっ遠出をしてみることにしました。
目的地は県境をまたいだ先にある「かずら橋」です。二人の子ども達は歩いて渡れるかなぁ~?
いざ、かずら橋へ!
讃岐まんのう公園のキャンプ場に来てから、3回目の朝を迎えました。
よぉ〜く冷えていますが、灯油ストーブを点ければテントの中はポカポカです。今シーズンから導入した灯油ストーブですが、これさえあれば冬のキャンプも怖いもの無しですね。
さて、今日はちょっと遠くまでお出かけです。
雨が降ってしまったので、ドライブにはちょうどいいタイミングでもありました。
国道32号線で徳島県へ県境を越え、四国を南下します。
吉野川を跨ぐと、左右の山々が深くなりました。
途中、こんな吊り橋がいくつもかけられていました。
う〜ん、この橋を渡った先には…何があるんだろう?
興味津々です。
大歩危・小歩危の渓谷に差し掛かります。
どんどん、山深くなり、
こんなヘアピンカーブを抜け、
かずら橋夢舞台に到着しました!
ちなみに、夢舞台の駐車場は510円/日。道路を挟んで正面にあるこちらの駐車場は300円/日です。平日ということもあってか、他に停まっている車は一台もなしでした。
さて、夢舞台から徒歩5分。
これが、これが、これが超有名な“かずら橋”です!
実は、私の両親は新婚旅行でこの“かずら橋”を訪れていました。そんなこともあって、来てみたかったところでもあったんです。
こちらが“かずら橋”の入口。
通行料は550円/大人です。「お金かかるんだ!」ちょっとびっくりしてしまいましたが、維持費がかかるんでしょうね。そして、おそらくこの村の貴重な税収になっているんでしょう。
さて、渡ってみますか!
結構な隙間だね…。
私の足(28cm)でギリギリ。子どもの足では簡単にすり抜けてしまいます。雨で濡れていたので余計にスリル満点!
「抱っこぉ〜。」とは一言も言わなかったけれど、次女もそれなりに怖かったようです。
引きつった顔でのピースサインでした。(笑)
橋の高さはそれ程でもなかったので、高さに対する恐怖はそれ程でもありませんでした。
けれど、水があまりにも綺麗で透き通っていて、吸い込まれそうな恐怖心がありました。相当、冷たいんだろうなぁ〜。
頑張れ頑張れ!
ママはプチ高所恐怖症です。
それに加えて、パパが写真撮影をするためにママは4本の傘を持ってくれていました。それでもって、長女が橋の隙間から落っこちないように手を握らねばならず…さぞかし、恐ろしかったでしょうね。
ちなみに、この“かずら橋”は3年に1度、架け替えを行っているそうです。そして、本物の“かずら”で作られてはいますが、見えないように(注意して見れば見えましたが)“かずら”の中に鉄のワイヤーが張られていました。
ちなみに、架け替えに必要な“かずら”は6トン。最近は地元だけでは必要量を集めることがでず、高知から調達しているそうです。
あと、ちょっとだよ!
到着~!
なんだか、「風土や歴史を感じる」というより、度胸試しのアトラクションのようでした。
あちらは、かずら橋から見える夢舞台の駐車場です。ちなみに、国道からここまでの道はといえば、エアピンカーブこそあれど、道幅は綺麗に拡張されており快適に走れる街道でした。観光バスが入れるように道路も駐車場も整備したのでしょう。
個人的な感想ですが、正直なところ「ショック」でした。秘境の雰囲気なんか全くありません。
ただ、快適な道はここ“かずら橋”までで、そこから先はスパッと1.5車線の四国らしい(?)道に切り替わっていました。山を登っていけば、古民家を一件丸ごと借りられるような民宿もあるようです。そこまで行けば“秘境”の雰囲気を味わえるのかもしれません。
次回を楽しみにすることにしましょう。今日はとりあえず“かずら橋”を体験できたのでよしとして、キャンプ場に戻ることにしました。
途中で立ち寄ったのは、mont -bell大歩危店。
春〜秋にかけては、この大歩危峡でラフティングのツアーもやっているようです。
子どもがもうちょっと大きくなったら、そういった遊びも取り入れていきたいもんです。
駐車場の隅にこんなものを発見。
う〜ん、これなら家の庭にも作れるかな?
なんて、写真を撮りまくっちゃいました。(笑)
さて、今日のうどん屋さんは?
さぁ〜て、今日ももちろん、お昼ご飯はうどんです!
今日選んだお店は、「山内うどん」。
里山にある昔ながらの製麺所兼店舗です。
こちらの名物は“ひやあつ”とのこと。
「ひやあつ」というのは、「ひや(冷たい麺)」を「あつ(温かいつゆ)」 に入れる食べ方です。ちなみに、「あつ(温かい麺)」を「ひや(冷たいつゆ)」に入れて食べる食べ方は「あつひや」です。
食べ比べると、その二つは全然違うものなんだそうですよ。
店内は地元の方で賑わっていました。
部活帰りと思われる高校生が自転車で来て、“ひやあつ大盛り”をささっと食べて帰っていった様子が印象的でした。
何かで聞いたか読んだかした話の記憶があります。
「香川の人は毎日うどんを食ってるんだろう?って言われることがあるけどさ、毎日なんか食ってねぇよ。週に5回くらいかな。」
なんて話です。
う〜ん、文化の一つになっているんですね。
讃岐まんのう公園、最後の夜が更けていきました。
さて、讃岐まんのう公園ホッとステイまんのうオートキャンプ場、最後の夜です。
4泊すると、「けっこう満喫したな。」という気分になります。夏に訪れた「白馬森のわさび農園オートキャンプ場」も4泊でしたが、あの時も今回と同じような満足感がありました。これだけ時間があると、キャンプ場でゆったりしながらもその周辺エリアを満喫することができます。
やっぱり“移動は少なくして、まったりのんびり”が我が家のキャンプスタイルだな、と改めて感じたのでした。
今回の旅はこの先もまだ続きますが、キャンプ場の滞在はこの日が最後です。この先はP泊が続く予定。
最後の焚き火、最後の炭火、最後のストーブを楽しみ、最後のビールを“のんびりまったり”満喫した夜となりました。
(つづく)
備忘録
キャンプ場9:15→10:50かずら橋→モンベル大歩危店→道の駅たからだの里→13:44山内うどん14:25→14:40キャンプ場
本日の走行距離:牽引あり0km+牽引なし133km=133km
この旅での走行距離:牽引あり676km+牽引なし161km=837km