瀬戸内海の島で朝を迎えました。
神秘的な眺めだな。
昨夜のライトアップされた瀬戸大橋も美しかったけれど、やっぱり明るい時に見ると迫力が違います。柔らかい朝日に照らされた海上に浮かび、靄(もや)の中に消えて行く瀬戸大橋の容姿は感動さえ与えてくれるものでした。
さて、四国へ上陸です!
さて、定刻6時に起床した子ども達を連れて散歩をしてみました。
何度、見ても素晴らしい!
人間はすごいものを作ったよなぁ〜、とつくづく感心させられます。
さて、トレーラーに戻って朝食。
鶏肉の照り焼きは冷凍で持って来たもの、煮豆はこれも母が持たせてくれたものです。タダでさえ豆が好きな子ども達、甘く煮てあることもあって箸が止まりません。
車窓にはあの瀬戸大橋が。
最高の食卓ですな♪
キャンピングカーの旅の良さを再認識した瞬間でもありました。
さて、食後はママも一緒に4人でお散歩。
そして、家族写真をパシャり!
これは、瀬戸大橋を吊っているワイヤーの断面。
「この紐でね、あの橋を引っ張ってるんだよ。車が通っても橋が落っこちないように持ち上げてくれているんだよ。」
なんて話をしたら、長女は興味を持ったようです。この後、瀬戸大橋、鳴門大橋、明石海峡大橋など吊り橋を通る度に、「この橋も紐が引っ張ってるの?」なんて聞いてくるようになりました。
まだ時間が早いだけあって、広々とした公園にお客さんはチラホラといる程度。子ども達は追いかけけっこをして体力を発散していました。
前夜の刈谷ハイウェイオアシスとはまた違った意味で、P泊地を満喫することができたのでした。
さて、出発しますか!
行くよぉ〜!
渡るよぉ〜!
これが、吊り橋だよぉ〜!
さっきのワイヤーはどこにあるのか、わかったかな?
よしっ!
四国に上陸です!
四国に入って最初のICである、坂出北で高速を降りました。
3日間も高速に乗りっぱなしだったなんて、初めての経験です!
何かで、「距離に対して乗っていた時間が長すぎるとETCのバーが開かないことがある」なんて記事を読んだ記憶があったのでちょっと心配していたのですが、バーは問題なく開きました。もちろん、深夜割引もきちんと適用されていました。
瀬戸大橋記念館を見学
さて、四国に入って最初にやってきたのは、道の駅・瀬戸大橋記念館。乗り物好きであり、物作り好きな私にとって、こういった記念館には興味津々です。
しかしながら…駐車場に車を停めたら、
目の前にこんなものがありまして、
当然ながら子ども達はそっちに夢中。
気を利かせて奥さんは、「後で連れて行くから、先に行ってていいよ!」と言ってくれたのでした。
では、お言葉に甘えて、お先に行かせていただきます!
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橋の向こう側に浮かぶ島が、昨夜を過ごした与島です。
こことあの島の間だけでも随分な距離だよな…。
記念館の入場料は無料。
なのに、展示物はすごく充実しています。
これが、与島。
島のかなりの部分が高速道路とPAに割かれてしまってるんですね。
橋の開通によって、四国に住む人々はもちろん、この島に暮らす人々の生活の利便性は大きく向上したことだと思います。けれど、これだけの山が削られたことを考えると…島の方々は辛い思いをした部分もあるんだろうな、なんてことも考えてしまいました。
瀬戸大橋建設時の様子について、模型や映像を使って丁寧に説明されています。驚く話ばかりです。人間って、すごいことするな、って。しかも、半世紀近くも前の技術で。
館内では、NHKのプロジェクトXが放映されていました。私が大好きだった番組です。瀬戸大橋建設を取り上げたこの放送はこれまでに何回も観ているというのに、ここでもまた涙腺が緩んでしまったのでした。
さて、子どもはというと…
当然ながら(!?)、展示物には興味を示さず、代わりにこんなところで遊んでいました。
ダンボールで作ったアスレチック!?
ダンボールで作られているというのに、子どもが走っても飛び跳ねても大丈夫!すごいですね。ダンボールって!
奥さんはというと…
ふわふわクッションでくつろぎながら、子ども達を見守ってくれていました。
さて、戻りますか。
おっ!
ここにも瀬戸大橋を発見!
あっ!
ここにも!
見事ですねぇ〜!
夏場だったら、子どもの水遊び場になってしまうんでしょうね。なんて、思っていたら、
風邪ひかないでよ!!!
お昼ご飯はもちろん、讃岐うどん
さぁ〜て、お腹が減ってきました!
行きますか!
讃岐うどん!
やってきたのは、“エコランド鵜足津”さんです!
うどん屋さんを探すに当たって、悩まされたのは駐車場です。過去の経験で、「うどん屋さんはどこも小さい店舗が多く、駐車場も狭い」ということがわかっていました。果たして、トレーラーを牽いて入れる駐車場を持っているうどん屋さんはあるのだろうか?
そこで見つけたのが、“エコランド鵜足津”さんでした。探し方はというと、「讃岐うどん店マップで店探し」→「グーグルマップの航空写真で駐車場の確認」という手法でした。
このお店は障がい者福祉サービス事業所として経営されており、福祉サービスの利用者さんと職員さんが一緒になって働いているお店とのことでした。
福祉サービス事業としてうどん屋を営むなんて、さすが香川ですね!
注文したのは、釜玉うどん。
香川に来て、最初のうどんだからね。1発目はやっぱりこれでしょ!
店内は広々、そして目の前には瀬戸内海。
そして、もちろん、うどんは美味い!
申し分ないお店でした。
香川に入って初日から“うどんテンション”マックスです!
国営讃岐まんのう公園オートキャンプ場に到着!
さて、うどんでお腹を満たし、デリカD:5+AVIVA472PKを走らすこと45分。今回の旅のメイン会場となる、「国営讃岐まんのう公園」に到着です。
国営公園のゲートでは、キャンプ場を予約してある旨を伝えると、その場で予約票を確認してくれ、「どうぞ、お通り下さい。」となりました。公園の入場料はキャンプ場の利用料と一緒に受付で支払う流れになります。
キャンプ場の名称は「ホッとステイまんのうオートキャンプ場」。四国で初めてJOC(日本オートキャンプ協会)から五つ星認定を受けたというキャンプ場です。
私達はキャンピングカーサイトを利用しました。
広さは120m2あり、水道、流し場、電源(別料金500円)の設備が整っているサイトです。
正直なところ、冬のキャンプは高規格キャンプ場がいいですね…。炊事場に給湯器が付いているし、場内にお風呂(300円/人)があるし。
そして、お値段の方も、入場料:大人680円、子供200円+サイト代:4100円(キャンピングカーサイト)ということで、設備のことを考えるとリーズナブルです。
ただ一つ残念だったことは…このキャンピングカーサイト、左エントランスを前提に作られてしまっていました。
我が家のトレーラーは右エントランスなものの、車重が軽いので手押しでなんとか押し込むことができましたが…トレーラーの重さとエントランスの位置によっては、使いづらいサイトかもしれません。
キャラバンテント設営完了!
デリカD:5はのテントの手前にピッタリと収めることができました。
うんうん、確かに広さは十二分なサイトです。ちなみに、サニタリー棟は道を挟んで目の前です。
管理棟へはサイトから歩いて2分程。ここに、お風呂もあります。
木のぬくもりに囲まれた気持ちのいい建物です。
早速、お洗濯。
神奈川から片道3日かけて来ましたからね、すでに洗濯物が溜まっていました。子ども達は遊ぶ度に服を汚しますし…キャンプ場にランドリーがあるのは本当に助かります。
こんな季節ではありますが、3連休ということでサイトはかなり埋まっていました。
それにしても、ファミリーが冬キャンプをするなんて、一昔前は考えられなかったことだと思います。「ファミリーは10月の3連休でキャンプ納め」だと思っていました。ここ数年のキャンプブームは本当に熱いですね!
夕ご飯です。
外は極寒ですが、キャラバンテントの中は灯油ストーブのおかげでポッカポカ。
今日のメニューは、豚肉を炭火で焼いて、
あと、焼きそば。
シンプルだけど、これがいいんです。今回のキャンプは長期戦だから、胃袋を疲れさせないようにしないと!
「2018.12 讃岐・淡路島の旅」 3泊目にして、やっと目的地でのキャンプが始まりました。「遠くまで来たなぁ〜。」なんて、しみじみしちゃいます。
明日は、今回の一番の目的地である「国営讃岐まんのう公園」を満喫する予定です!
(つづく)
備忘録
・与島PA9:50→10:20瀬戸大橋記念館12:20→12:35エコランド鵜足津(昼食)13:15→14:00国営讃岐まんのう公園キャンプ場
・本日の走行距離:牽引あり41km+牽引なし0km=41km
・この旅での走行距離:676km+牽引なし0km=676km